7月に入ってスペインは本格的なビーチのシーズンが到来!
海岸沿いに実家や別荘がある人は、早くもバケーションに入ったりビーチでのイベントに参加したりしています。
スペインでビーチに行きたかったら空が青く、照りつける太陽がまぶしいアンダルシア地方のビーチがおすすめ!
アンダルシアの海岸沿いは、広くて美しいが続いてますよ〜。
というわけで、私が行ったことがあるアンダルシアのおすすめビーチ10選をご紹介します。
スペインでビーチに行きたかったらアンダルシアへ!
スペインはフランスとポルトガルの国境以外は海に囲まれている国。スペイン南部アンダルシア地方は地中海&大西洋に面していて、南に行くと海岸がずっと続いています。
バルセロナやバレンシアにもビーチはありますが、スペインでビーチに行きたかったら私はアンダルシアのビーチをおすすめしたい。
アンダルシアのビーチの魅力はなんと言っても、アンダルシアの青い空とサンサンと輝く太陽!
人工ビーチはほとんどなく、観光地化されていない手付かずのビーチやヒッピーが集うビーチ、サーフィンを楽しめるビーチなどスペインの個性的なビーチを楽しめます。
もちろんアンダルシアにもビーチリゾートはあり。のんびり優雅に過ごしたければ、アンダルシアのビーチリゾートもおすすめです。
スペイン南部アンダルシア地方のおすすめビーチ
それでは、スペイン南部アンダルシア地方のおすすめビーチを、ビーチのテイストごとに分けて10選ご紹介しまーす。
完全に私の主観で選定していますのであしからず。
ビーチリゾートがお好みの人へ
スペインでビーチに行くならビーチリゾートが良い!という人におすすめするのは、大型ホテルがあまりないこじんまりしたビーチリゾートです。
ネルハ
ネルハはドイツ人やイギリス人の別荘地として有名で、夏のシーズンはザ・ビーチリゾート感が漂います。
マラガからバスや車で約1時間。マラガから日帰りもできますが、宿泊すればさらにリゾート気分を味わえるはず。
ビーチにあるレストランは観光地価格ですが、ビーチや街を少し離れるとリーズナブルなバルやレストランが見つかります。
ネルハは白い家の街並みも美しいです!
プンタ・ウンブリア
プンタ・ウンブリアは、セビリアからバスで約2時間で行けるウエルバのビーチリゾート。(バスは夏の時期のみ)バス停からビーチもすぐで、車がない人にもおすすめです。
海岸が広く、夏のハイシーズンでも人がそこまで多くないのが魅力。チリンギート(海の家)では、ウエルバのおいしいシーフードが堪能できます。
のんびりしたビーチリゾートならプンタ・ウンブリア!
のんびりしたビーチがお好みの人へ
のんびりしたビーチが良い!という人には、海岸が長く人との距離が近くないビーチがおすすめです。
バルデラグラナ
バルデラグラナはビーチリゾートとまでは呼べないので観光客はほとんどいなく、ヘレスやプエルト・デ・サンタマリアの地元の人が集うビーチです。
ビーチが長いので人がまばらで、のんびりと過ごせます。ただし、強い風の「レバンテ」が来ると滞在やや困難。
セルカニアのバルデラグラナ駅から徒歩約20分くらい。ヘレスかプエルト・デ・サンタマリアから電車か車でしか行けないので、ちょっとアクセス悪いです。
チリンギート(海の家)レストランのシーフードおいしかった♫
ロタ
ロタも海岸が長いビーチ。ロタは米軍基地があるので周辺にはアイリッシュバーとかもあって、他のビーチとは少し雰囲気が異なります。
私はロタで強風の「レバンテ」にあったことがなく、とにかく穏やかなビーチという印象しかないです。
ロタへはセビリアからバスで約2時間。ロタのバスターミナルからビーチまでは少し遠いのが難点です。
ロタのバスターミナル近くにはおいしいバルがあったYO!!
波がアグレッシブなビーチがお好みの人へ
サーフィンやシーカイトをする人には、風や波があってアグレッシブなビーチをご紹介します。
タリファ
タリファはイベリア半島の最南端にある街。地中海と大西洋が入り混じる場所で、穏やかな地中海とアグレッシブな大西洋の2つの海が見られます。
タリファのビーチは風が強いので、大西洋側のビーチではシーカイトを楽しむ人がたくさん。サーフショップも多くて、サーファーの街という感じです。
私はタリファのビーチで泳いだことはないのですが、タリファは美しい街。セビリアやマラガからバスで日帰りできますが、余裕があれば泊まりがけもよろし。
シーフードがおいしすぎるバルにも出会いました〜!
エル・パルマール
私が今まで訪れたスペインのビーチの中で、一番波がアグレッシブだなと感じたのはエル・パルマールです。
エル・パルマールはずっと続く海岸線が美しい。夏のシーズンは夜にビーチで音楽イベントが行われることもあり、アンダルシアで人気です。
サーフショップもあってサーファーにもお気に入られているビーチ。サーファーでなくても波とお戯れしたかったら、エル・パルマールのアグレッシブな波に挑みましょう。
夏のシーズンはセビリアからエル・パルマールまで行くバスが出ています。約2時間。
波があまりに高すぎて、ほとんど寝てた。笑。けどビーチの雰囲気は最高!
野生的なビーチがお好みの人へ
観光地化されたビーチは嫌という人は、チリンギート(海の家)がないような野生的なビーチに行ってみましょう。海の家はもちろん、公衆トイレもありません。
ロス・カーニョ・デ・メカ
ロス・カーニョ・デ・メカはヒッピーのビーチと言われているビーチ。周辺にはキャンピングカーが停まってたり、ヒッピーグッズが買えるお土産店があったりと確かにヒッピー色ありです。
観光客が来ることはあまりなくビーチリゾート感はナッシング。ビーチでBBQしている人がいたり、自由な雰囲気が満載です。
夏のシーズンはセビリアからバスが出ています。セビリアから約3時間。
行けばわかる個性的な雰囲気のあるビーチです!
ロス・カーニョ・デ・メカに行くときは誰かの車に乗せてもらうか、レンタカーで行きましょう。
アルベルキージャ
スペインで今まで行ったビーチで一番水がきれいだったのは、マラガのアルベルキージャというビーチ。砂浜ではなく石のなので、砂ぼこりが上がらず水がとてもきれいなのです。
車でしか行けない場所で、ビーチというより泳ぎ場みたいなところ。海の家はもちろん、トイレなども何もありません。まさに野生のビーチ。
広くはありませんが、来る人も少ないので知る人ぞ知るビーチに来た感がありました。
また行きたいと思わせるビーチです。
マラガから日帰りできる距離ですがバスが出ていないので、行くなら車かレンタカーで。
ビーチと合わせてグルメも楽しみたい人へ
ビーチはそこそこでいいから、海沿いでシーフードや魚のフライなどのグルメを楽しみたい人は、海沿いの街へどーぞ。
カディス
カディスは夏のシーズンは大人気。セビリアからバスも電車も出ていてアクセスが良いので、日帰りで行く人が多いです。
カディスのビーチは普通でしたが、カディスの素晴らしさは陽気な街の雰囲気とおいしすぎるフライ。しかもタパスの値段が安い!
フライはぜひフライ専門店で。
リンコン・デ・ラ・ビクトリア
リンコン・デ・ラ・ビクトリアやマラガ周辺のビーチは、“espeto”と呼ばれる串焼きが有名です。
イワシや海老などを目の前で串焼きにしてくれて、ビーチに持ち帰って食べるのが最高!
カディスのようなレバンテがなく、水も暖かいのでとにかく穏やかに過ごせたビーチでした。私のかなりのお気に入りです。
ビーチで食べる串焼きほど美味しいものはないです!
アンダルシア地方の3つの海岸ゾーン
アンダルシアの海岸は大きく3つのゾーンに分かれます。
- マラガ県のコスタ・デル・ソル
- カディス県〜ウエルバ県のコスタ・デ・ラ・ルス
- グラナダ県のコスタ・トロピカル
コスタ・デル・ソルのビーチの特徴
コスタ・デル・ソルとは、マラガ県のネルハからジブラルタルの国境近くのラ・リネアという街までの海岸沿いのことです。
ネルハやマルベージャ、トレモリーノスなどコスタ・デル・ソルのビーチの特徴は、リゾート感が満載♫
「レバンテ」と呼ばれるモロッコから吹いてくる強い風がなく、穏やかな海が多いのでのんびり過ごせます。水も冷たくないので、子連れやアグレッシブなビーチに行きたくない人におすすめ!
マラガからコスタ・デル・ソルの主要ビーチへアクセスできるバスが出ているので、レンタカーがなくてもビーチに行けます。
レンタカーがあれば、観光地化されていなくてチリンギートと呼ばれる海の家もないような野生的なビーチに出会えます!
コスタ・デ・ラ・ルスのビーチの特徴
コスタ・デ・ラ・ルスとは、カディス県のタリファから、ウエルバ県にあるポルトガルの国境の隣の町アヤモンテまでの海岸沿いのことです。
コスタ・デ・ラ・ルスには個性的なビーチがたくさんあります。ビーチリゾートからヒッピーが集うビーチや野生的なビーチまで、スペインでユニークなビーチに行きたかったらコスタ・デ・ラ・ルスがおすすめです!
カディス県のビーチは「レバンテ」と呼ばれる強い風が特徴。タリファやエル・パルマールなどのビーチは波も高いので、サーファー向きです。
チピオナ、カディスやロタは波は高くないですが、「レバンテ」はあって風が強い日に当たってしまうとビーチにいられないのが難点。
ウエルバ県のビーチに入ると「レバンテ」はなくなりますが、カディス県のビーチに比べて水は冷たくなります。
コスタ・デ・ラ・ルスのビーチへはセビリアやマラガからバスでアクセスできますが、ドライブするととても気持ちいいのでおすすめ!
コスタ・トロピカルのビーチの特徴
あまり馴染みがないですが、コスタ・トロピカルとはグラナダ県の海沿いのビーチのことです。
ビーチリゾートのアルムニェカルやモトリルなど、グラナダからバスでアクセスできます。
セビリアからは遠いのでコスタ・トロピカルのビーチには行ったことがありませんが、コスタ・デル・ソルやコスタ・デ・ラ・ルスに比べるとこじんまりしたビーチが多い印象です。
スペインの個性的なビーチが揃うアンダルシアへ!
スペインのビーチと言えば、バルセロナのバルセロネタやバレンシア周辺やアリカンテを思い浮かべる人が多いと思いますが、アンダルシアのビーチも負けていません。
そしてアンダルシアの中でもマラガのような大都市ではなく、周辺のビーチリゾートや野生のビーチに足を延ばすのがおすすめです。
人が少ないこじんまりとしたビーチに行けば、アンダルシアの突き抜ける青空と輝く太陽、そしておいしいシーフードをのんびりと楽しめまっせ!
今年もアンダルシアのビーチに行きたい!もっと暑くなれ〜!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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