カディス観光はスペインの青い海と空!おいしすぎるフライ!

スペインの青い海と青い空!陽気な街の人とおいしすぎるフライ!

カディスは魅力が詰まりすぎている。
実はスペインのカディスに来るのは5度目。初めて訪れたのは10年以上前の大学生のときです。
カマロンが歌っていたフラメンコの歌詞に憧れて、プエルト・デ・サンタ・マリアから船でカディス入りしました。その時に抱いた印象と現在のカディスは変わっていなかった。
期待を裏切らないカディスの青空と海、明るい雰囲気に元気をもらえた気がします。

この記事でカディスの魅力が伝われば良いなと思って書きます。
午前中に着いたらカディスの中央市場
カディスに午前中に着いたので、市場がやっている時間にカディスの中央市場に行きたいと思って行ってみました。

カディスは魚がおいしい!
カディスは海沿いの街ということもあって魚がおいしいと評判。結構豪快に魚介類が売られてます。

カディス県のバルバテやサアラ・デ・ロス・アトゥネスなどのマグロは有名
カディスのマグロは、日本にも輸出しているそうです。スペインのマグロを日本で食べているということ。
カディス中央市場の上にはカフェテリア兼バルがあって、一人4ユーロ払えば市場で購入した魚を持ち込み調理してくれます。
ちなみに市場上のバルのタパスは超絶フツーでした。ここでタパスを食べる必要はないかな。
カディスで魚のフライを食べる
カディスと言えば魚のフライが超有名。
以前に「カディスのフライと日本の天ぷらはどっちがシェリー酒によく合うか」という対決イベントがあって、天ぷら「つな八」さんが対決にいらしてました。

カディスに観光に来たらフライを食べないわけにいかない!
というわけで2軒のバルでフライを食べました。
カディスでフライ食べるならフライ専門のバルに行くのがおすすめです。
海の近くにある「LA PUNTA DEL SUR」
1軒目に行ったのは「LA PUNTA DEL SUR」です。小さい個人経営っぽいバル。
最初近くにある「Casa Manteca」に行こうとしたのです。カディスのおすすめバルとスペイン人の友達から聞いていたので。
「Casa Manteca」に行ったら「うちではフライは扱ってない」と言われたので、フライがおすすめのバルを聞いたら近くの「LA PUNTA DEL SUR」を教えてくれました。

小さいイカ(puntillita)のフライ
スナックみたいでおいしい小さいイカのフライは大好き!

エビのかき揚げ(toritillita de camarones)
完全にエビのかき揚げ。すっごい豪快なサイズ。おいし。
この2品頼んだらお腹いっぱいです。クララ・コン・リモン(レモンビール)とフライ2品で5.1ユーロ。
ウェイターのお兄さんは感じのいい人で、携帯を充電させてくれ、さらに1月のカディスの「ウニ祭り」について教えてくれました。
1月はカディスで「ウニ祭り」があるよって昨日バルで教えてもらった!
海沿いの通りでウニが売られます。日本のウニとはまた違うけど季節ものなので、1月・2月にカディスに行くなら試してみる価値あり。2019年のウニフィーバーは13日から。2月でもバルでウニ食べられるYO. — moni@スペインセビージャで修行中 (@moni0623) 2018年10月6日
毎年1月にカディスでは「ウニ祭り」なるものが開催されるらしい。名前は「La Erizada」
このバル近くのビルヘン・デ・ラ・パルマ通り(Calle Virgen de la Palma)でウニが売られるとのこと。ウニ食べたかったらこの時期に来なよーって。
カディスでウニが食べられるのは1月と2月。
1月は通りでもウニが売られ、2月に入るとカディスのバルならウニが食べられるそうです。
これはぜひ行きたいイベント!

翌年に行きました!
関連記事 ▷ スペイン・カディスのウニ祭りでしょうゆの偉大さを再認識するの巻

マリネーロな外観が特徴
コパのお店のような外観からはあまり想像できなかったけど、意外とおいしかったです。
住所:Calle San Félix 11, Cadiz
営業時間:火曜〜木曜 13:00-2:00/金曜・土曜 13:00-3:00/日曜 13:00-0:00
定休日:月曜
魚介とフライ専門のバル「Freiduria Marisquería Las Flores」
カディスでスペインの魚のフライを食べるならここがおすすめ!
「Freiduria Marisquería Las Flores」です。

特に一人旅でフライを食べたいなら超絶おすすめする。
カディスのカテドラルから徒歩3分くらいの場所にある魚介&フライ専門店のバルです。
お一人様にもおすすめの理由はタパスが安いこと!フライのタパスが1皿1.4ユーロ。

小さいイカ(chipirones)のフライ
小さいイカのフライ。

サメの酢漬けのフライ(cazon en adobo)とエビのかき揚げ(tortillitas de camarones)
エビのかき揚げ再び。
誇張ではなく「Freiduria Marisquería Las Flores」のフライは、スペインで食べたフライの中で一番おいしかったです。

ハラコの入ったマリネ(huevo aliñado)やタコのマリネ(pulpo aliñado)
カウンターには冷たい魚介系のタパスもあります。暑いからマリネがおいしー。これらも1.4ユーロ。
外のテラスや店内の座席に座る場合はタパスは頼めないので、タパスを頼みたいならカウンターで食べましょ。

ウェイターさん親切だった
お客さん店内で踊ってて陽気でした。「お客がみんな踊るんだよー」ってバルのおじさん言う。笑。
住所:Plaza Topete 4, Cadiz
営業時間:9:00-0:00
定休日:不定休
夜のフライのオーダーは19:30から。20:15の電車に乗らなければならなかったのですが、無事食べられましたー!
カディスの海沿いを散歩
カディスは海に囲まれているスペインの小島です。夏のシーズンはカディスのビーチは人気で、セビリアからカディスに泳ぎに行く人も多い。
そんなカディスに観光に行ったら、ぜひ海沿いを散歩したい。
青い海と青い空!
これがカディス観光の醍醐味とも言える!

Juanito Villar Peña Flamenca
1軒目のバル「LA PUNTA DEL SUR」から海に向かって歩くと、「Juanito Villar Pena Flamenca」に出ます。
海沿いにあるフラメンコのペーニャ。このレストランはおいしいらしく、スペイン人でいっぱい。

ペーニャの隣はすぐビーチ
10月でも泳いでいる人はいます。

海沿いの歩道を散歩
「Juanito Villar Pena Flamenca」がある場所から、カテドラル方面に海沿いを散歩してみました。カテドラルの黄土色のドームがランドマーク。
空と海が青い!ここは暑いけど気持ちいいよ。
カディスの観光名所を回る
スペインの南の方に位置するカディスは、高速道路や線路でつながっているけど実は離れ小島。
海を渡ってカディスの鉄道駅またはバスターミナルに到着します。

サン・フアン・デ・ディオス広場(Plaza de San Juan de Dios)
カディス駅から中心部に向かって少し歩くとサン・フアン・デ・ディオス広場にあるカディス市役所に到着。
この広場を通ると、カディスの明るい街並みを感じます。
カテドラル(カディス大聖堂)
カディス市役所を右手に歩いて通りを抜けると、今度はカディスのカテドラルに到着。

立派なカディス大聖堂
カテドラルの中に入りたかったのだけど、6ユーロだったのでビンボー旅行者は断念。

大聖堂前で踊るセニョーラたち
カディスのカテドラル前はイベントもよくやってます。セニョーラたちのフラメンコの発表会的なものをやっていた時も。明るいな〜。
カテドラルの前はバルがたくさん。スペインのチェーン店系も多いからここでご飯を食べるのはちょっとなという感じですが、休憩するくらいなら便利。
住所:Plaza de la Catedral, Cadiz
入場時間:4月〜6月・9月・10月 月曜〜土曜 10:00-20:00 日曜 13:30-20:00/7月・8月 月曜〜土曜 10:00-21:00 日曜 13:30-21:00/11月〜3月 月曜〜土曜 10:00-19:00 日曜 13:30-19:00
入場料金:大人6ユーロ/退職者5ユーロ
ローマ劇場
カディスにはローマ劇場があります。

ローマ劇場に続く小さな門
ローマ劇場に行くにはカテドラルの左手にある小さな門をくぐります。門をくぐったら右手に進むとすぐ見つかります。

ローマ劇場の入り口
カディスのローマ劇場は無料!ラッキー。ということでビンボー旅行者は入ってみました。

小さめローマ劇場
マラガのローマ劇場に比べるとかなり小さいですが、海の目の前にあるローマ劇場で新鮮な感じ。

ローマ劇場の中はちょっと涼しい
カディスのローマ劇場は入場できる時間が限られているので、時間を要チェック!
住所:Calle Mesón 11-13, Cadiz
入場時間:4月〜9月 月曜〜土曜 11:00-17:00 日曜 10:00-14:00/10月〜3月 月曜〜土曜 10:00-16:30 日曜 10:00-14:00
入場料金:無料
休館日:毎月第一月曜日・12月24日・12月31日
タビラ塔
タビラ塔はカディスの街が見渡せる塔。カテドラルから徒歩6分くらいの通りに突如タビラ塔が現れます。

住宅の中にあるタビラの塔
カディスの街を見渡す方法は肉眼ではなく、「camara oscura」というものを使って塔の上にあるカメラが捉えた景色をスクリーンに投影するというものらしいです。
よくわからんのですが、その特殊な仕組みゆえか入場料が6ユーロ。た、高い…。ということで諦めました。
住所:Calle Marqués del Real Tesoro 10, Cadiz
入場時間:5月〜9月 10:00-20:00/10月〜4月 10:00-18:00
入場料金:大人6ユーロ/65歳以上5ユーロ
サンタ・カタリーナ城
カディスのサンタ・カタリーナ城はカディスの先端にあります。
かつては要塞の役割を果たしたスペイン南部のお城なのだとか。

ザ・海沿いの城
カディスは海に突き出てるから攻められることも多かったと想像してみるのだけど、サンタ・カタリーナ城は結構質素。要塞ってこんなもん?

三方向が海の城
海に囲まれているので見晴らしがいい城です。

カディスの海に浮かぶ小舟
サンタ・カタリーナ城から見える海と空、太陽まぶしい!

絵葉書になりそう!
なんだか絵になるカモメとカディスの海。

これは何?
サンタ・カタリーナ城の中庭には足が異常に長い銅像があった。
住所:Calle Campo de las Balas, Cadiz
入場時間:11:00-19:00
入場料金:無料
ペルラ・デ・カディスの生まれ故郷
カディスと言えばフラメンコさんには一種の憧れの地でもあります。
カディスは私が大好きなカンタオーラ、ペルラ・デ・カディスの生まれ故郷!

大好きなペルラの像!
カディスの鉄道駅を出て最初の横断歩道を右手に行かずに左手に折れると、プロシア通り(Calle Plocia)にペルラ・デ・カディスの銅像があります。

ペルラ・デ・カディスのペーニャ
ペルラ・デ・カディスのペーニャは駅から徒歩10分ちょっとの海沿いにあります。入り口は逆サイド。

海に輝くペルラ像
ペーニャの隣にもペルラの銅像あり。

ペーニャの壁にあったタイル
このペーニャの場所は、ペルラ・デ・カディスが生まれた場所なんですと!

かなり広いペーニャ
ペルラ・デ・カディスのペーニャの中。200名くらい入りそうな大きめのペーニャです。
カディスへの行き方
カディスまではヘレスからセルカニアスという電車、またはバスで45分。セビリアからカディスまではMDという電車、またはバスで1.5時間〜1時間45分です。
カディスへの行き方詳細はこちら。
関連記事 ▷ 【2020年版】スペイン カディスへの行き方 -セビリアからが便利・マドリードから高速バスも
明るい街並みと陽気なカディスの人々
カディスの人たちは陽気だとよくスペイン人たちが言っていますが、わかる気がします。

明るいカディスの街
バルに行けばウェイターに話しかけられるしお客さんは踊ってるし、一年中週末はカーニバルのようなことをしているし。

セビリアよりもさらに人懐っこい印象を受けました。
2月のカディスのカーニバルはとっても有名。笑いとユーモアを求めるカディス人の根性が見られる感じ。
カディスの街を歩けば、カディスの人たちの根っからの明るさの理由を見られる気がします。
だからカディス観光は楽しい。心から明るい人たちからパワーをもらえる感じ。
スペインではセビリアの次に住みたいと思う街がカディスです。明日からもがんばろう。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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