レストランとバルで異なる?スペイン語の「いくら?お会計」の言い方

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スペイン語で「いくらですか?」「お会計お願いします」と言いたい時、バルやレストランで使い分けていますか?

実はバルで1杯しかドリンクを飲まなかったとき、「La cuenta por favor.」と言う人はあまりいないです。

というわけで、バルやレストラン、お店や市場で使えるスペイン語の「いくら?」「お会計」のフレーズをまとめました。

moni
上手に使い分けられたら、スペイン語がもっと楽しくなるぜ!
目次

スペイン語の「いくらですか?」

スペイン語には「いくらですか?」の聞き方がいくつかあります。

  1. 市場で値段を聞くとき
  2. お店で物の価格を聞くとき
  3. バルで一杯いくら?と聞くとき
  4. レストランでメニューの料金を確認するとき

いろんなシチュレーションで使えるスペイン語の「いくらですか?」をまとめました。

Cuánto es?

Cuánto es este?
これいくらですか?

バルや日用品などを買うお店でよく使うのはこの「Cuánto es?」です。「ビールいくら?」みたいなカジュアルな印象のスペイン語です。

逆に、きちんとしたレストランでお料理の値段を確認するときに「Cuánto es?」と言ったら、ちょっとカジュアル過ぎるかも。

Cuánto esta?

Cuánto están esos tomates?
そのトマトいくらですか?

市場に売っている商品などで価格の変動があるものは”ser動詞”ではなく”estar動詞”を使います。けど、トマトに対して「Cuánto es?」と聞いても全く問題ないです。

Cuánto cuesta?

Cuánto cuesta?
おいくらですか?

みんなが一番知ってるオフィシャルな「いくらですか?」のスペイン語は、「Cuánto cuesta?」ですね。

「いくらかかりますか?」という意味のスペイン語で、どのようなシチュエーションでも使えるオールマイティな「いくらですか?」です。

Cuánto vale?

Cuánto vale este vestido?
このドレスいくらですか?

動詞”valer”は価値があるという意味のスペイン語です。「Cuánto vale?」と言うと、「どのくらいの価値がありますか?」つまり「いくらですか?」と聞くことができます。

「Cuánto vale?」は、ある程度金額が高いものに対して使うスペイン語の「いくらですか?」です。バルで「Cuanto vale?」と言ったら変!

Cuánto sale?

Cuánto sale este tele?
このテレビはいくらですか?

動詞”salir”は出るという意味のスペイン語です。「Cuánto sale?」を使うと、いくらで発売されていますか?というニュアンスになります。

「Cuánto vale?」と同じく「Cuánto sale?」もある程度の金額のものに対して使います。

A como son?

A como son 2 kilo de patatas?
ジャガイモ2キロいくらですか?

なかなかナチュラルに出てこないスペイン語の表現ですが、「A como son…?」でも値段を聞くことができます。

市場でフルーツや野菜の価格を聞くときに使われている表現です。

レストランでお会計をお願いする時のスペイン語

レストランでお会計をするときは、この表現がフォーマルで良いです。

La cuenta por favor.
お会計お願いします。

ウェイターが離れたところにいる時や忙しそうで呼びにくいときは、紙にサインをするような手のジェスチャーだけでもお会計は伝わります。

両手でバツ印を作って「チェック」という意味のお会計はスペインでは通じません。

バルで支払いする時のスペイン語

バルでドリンク1杯だけのお会計をするときに「La cuenta por favor.」なんて言っている人がいないということに、スペインに来て気がつきました。

moni
日本でもカフェで「お会計いくらですか?」なんて聞かないものね。

バルで支払いをする時に使われるスペイン語をまとめました。

なお、バルでも食事をしたときのお会計は「La cuenta por favor.」を使います。ややこしいがな。

Cóbrame

動詞”cobrar”は徴収するという意味のスペイン語です。

「Cóbrame」と言うと、私に請求してくださいというニュアンスになり、カジュアルに支払いする意思を伝えることができます。

Me cobra?

「Cóbrame」が命令形なのに対し、「Me cobra?」と聞くと私に請求してくれる?というより柔らかい感じになります。

Cóbrate

セビリアで生活していて一番バルで支払いのときに聞くのが「Cóbrate」です。

「Cóbrate」は命令形になるので「持ってけコノヤロー」くらいの文に見えますが、近所のバルの支払い時に使えば自然です。

Cuánto es?

動詞”cobrar”を使うスペイン語の表現が難しいと思う人(それは私…笑)には、こちらがおすすめ。

Cuánto es?(Te pago.)
いくらですか?(あなたに払います。)

金額を聞けばバルのウェイターさんは「いくらだよ」と言ってくれるし、支払いするんだなとわかってくれるでしょう。

私は「Cóbrate」が慣れないので、「Cuanto es?」を使うことが多いです。

「Te pago.」や「Voy a pagar.」は言うときと言わないときがあって、ウェイターが忙しそうでなかなか会計に応じてくれないけど自分はバルを早く去りたい時の押しの一手で使います。

この記事を公開した後、バルで支払いをする時のスペイン語についてネイティブの方がコメントくださいました!

moni
これは参考になりますね!

twitterでコメント下さった方の意見では、「Cuanto es?」は使っている人が多いようでした。

他には「Cuanto le(te)debo?」(直訳するとあなたにいくら借りがありますか?)を使うと言う意見もありました。「Cuanto le debo?」ってスマートに聞こえるね。

レストランとバルでスペイン語の表現を使い分けよう

「いくらですか?」と値段を聞くのも、「お会計」をお願いするのにも、バルやレストラン、お店や市場などシチュエーションによってスペイン語を使い分けることができます。

私はスペインで生活をしているので、スペインで使うスペイン語が基準になっています。

中南米では例えば「Cuánto sale?」は使わないなどの地域のルールがあると思うので、ご注意くださいね。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため、会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし。スペイン生活の中で気づいたこと、セビージャのこと、旅の思い出、スペイン語などなどをブログに記録。熱中したら止まらないB型。Sevilla tiene un color especial〜♬
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