英語にあってスペイン語にない副詞 abroadとhome

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英語の問題集をやっていると、home abroad overseas などの単語に前置詞がつかない。ということに焦点を当てた正誤問題がよく出題されます。

これらの単語は「〜に」の意味がある副詞だから、家に帰る “go home” 、海外に行く “go abroad” となって to のような前置詞は入りません。

スペイン語で同じような単語あるかなと考えてみたのですが、here にあたる aquí、there にあたる allí/ahí、outside にあたる fuera がそれに該当する単語。

英語の “abroad” や “home” にあたる副詞はスペイン語には存在しないので、これらはスペイン語では前置詞+冠詞+名詞で表現することになります。

英語の副詞とスペイン語の副詞の違いを考えてみました。

目次

go home=voy a casa

英語で「家に帰る」という時は “go home” と言いますが、スペイン語では

Me voy a casa.
Vuelvo a casa.
Voy para casa.

などの言い方があります。

もう少しくだけた感じで、友達に「帰るね」と言う時は

Me voy.
Me marcho.

も使われたりします。この場から去ります、というニュアンスです。

実際に会話する時は「a casa」を省くことが多く、“Me voy.” と言えば家帰るんだなとわかります。

英語では go という動詞の後に前置詞をはさまず副詞の home(家に)となりますが、スペイン語の casa は名詞なので前に aや para などの前置詞が入ります。

“a” は家まで一直線な感じ。“para” だと家の方へというニュアンスですが、どちらも意味すること同じ。

study abroad は別の言い方で

英語で「海外留学する」は “study abroad”、海外で勉強するという言い方になります。

「海外で勉強する」をそのままスペイン語にすると「estudiar en el extranjero」となりますが、この言い方はあまり聞いたことがなく、もっとダイレクトな言い方の方がシンプルで自然に思います。

Luis esta estudiando en Francia.
ルイスはフランスで勉強しています。

Luis esta fuera para estudiar ciencias económicas.
アナは経済学の勉強のため他国にいます。

「海外」ではなく「どこの国で」とはっきり伝えるイメージがありますね。

英語にあってスペイン語にない副詞

スペイン語の副詞の代表選手は、英語にも存在します。

here = aquí
there = allí/ahí
outside = fuera

英語の “abroad” と “home” にあたるスペイン語の副詞はないという今のところの結論。

英語からスペイン語に変換、またはスペイン語から英語に変換しようとする時は気をつけなければいけないね。

Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため、会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし。スペイン生活の中で気づいたこと、セビージャのこと、旅の思い出、スペイン語などなどをブログに記録。熱中したら止まらないB型。Sevilla tiene un color especial〜♬
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