クエンカのパラドールが美しすぎた…テラスの夕食と修道院の食堂で朝食

憧れだった美しいクエンカのパラドールに泊まりました。

バチが当たるかと思いました。というか、今も思っています。
クエンカはマドリードやバレンシアからアクセスが良くて日帰り観光も楽しめますが、クエンカの魔法のような夜を体験してみたかったら宿泊するのがおすすめです。それもパラドールに。
クエンカのパラドールに泊まった素晴らしき宿泊体験をご紹介します。
元修道院だったパラドールは趣があり、テラスでのお茶やディナーも素敵。すごく高くて手が出ない金額でもないので、クエンカに泊まる記念にはパラドールへぜひ!
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クエンカのパラドールはかつて陸の孤島だった修道院
クエンカのパラドールは昔は修道院だったところ。美しい修道院を改装して、クエンカのパラドールとして生まれ変わったのが1993年と最近です。
クエンカは崖の上に立つ街。クエンカ大聖堂がある旧市街地の中心とパラドールがある場所は、現在はサン・パブロ橋でつながれています。

川を挟んでパラドールと崖上の家が向かい合う
鉄柵木の板のサン・パブロ橋は不安定感が抜群でとても怖いのだけど、「宙吊りの家」や崖の町クエンカが有名になるまではかつてはこんな橋はなかったわけで…。

パラドール側から見たサンパブロ橋と宙吊りの家
クエンカのパラドールが修道院だった頃は橋がなく、修道院は陸の孤島だったのだろうと想像。
クエンカ旧市街地から修道院に行くまでは、崖を下ってまた登ってみたいなことをしてたんでしょうかね。すごい崖なわけですが。

離れ小島にあるクエンカのパラドール
そんな離れ小島だった修道院なので、現在のパラドールもなんだか特別感がすごくあります。クエンカにありながら、旧市街地とは隔離されたパラドールなのです。
修道院の雰囲気を残すクエンカのパラドール内装
クエンカのパラドール敷地内に入るとすぐに、崖側に修道院の礼拝堂と思われる建物が見えます。

修道院の礼拝堂?
かつては修道女たちがここで礼拝していたのかしら。サン・パブロ橋からも見える美しい建物でした。

レモネードのウェルカムドリンク
チェックインするところにレモネードのウェルカムドリンクが置いてありました。暑かったから嬉しい。

重厚な感じが好き
パラドールの中に入っていくと、修道院だった雰囲気を残したままの内装が目を引きます。いや〜素敵。

ボードゲームする台
1階(日本の2階)にはいくつかのサロンがあって大きい部屋は100人以上収容可能。ボードゲームができる部屋は、PCが置いてあってインターネットもできる。なんだか落ち着く大人のサロンという感じです。

穴の中は電気がつくようになっていた
クエンカのパラドールに入ったら、ぐるりと内装を一周して回るとワクワクするはず。
部屋から見えるクエンカの崖と家々
クエンカのパラドールの魅力の一つは、お部屋から宙吊りの家を含むクエンカの崖上の街並みが見られることです。

1階の部屋から見た宙吊りの家
宙吊りの家側でないパラドールの部屋もあるので、全ての部屋から見られるわけではありませんが、運が良ければ部屋からクエンカの町並みを見ることができます。

夜は幻想的な「宙吊りの家」を見られます
クエンカの代名詞とも言える絶景を、ホテルの部屋から見られるというのは本当に贅沢。

昼間の青空と崖も、夜の宙吊りの家の夜景も、朝焼けと宙吊りの家も、いろんな時間の景観が見られるYO!!
クエンカのパラドールのテラスでひと休み
修道院の雰囲気を残すクエンカのパラドールは、テラスがとっても素敵です。宿泊客でなくてもテラスでお茶してくのをおすすめします!

明るくて気持ちが良いテラス
天気が良い日なら太陽降り注ぐテラスが良いと思いますし、寒い日や雨の日は、テラスを取り囲む回廊のソファでゆったりくつろげます。

ドリンクを頼むとおつまみが付いてくる
こういうところの飲み物はすごい高いイメージでしたが、コーヒー2.3ユーロ、ソフトドリンク3ユーロ程度とそこまで高くなかったです。

お財布に優しい。ありがと。
クエンカのパラドールの夕食
クエンカの旧市街地に行けばいくつかバルやレストランがありますが、せっかくなのでパラドールで夕食をいただきました。

きちんとしたサーブがつきます
夏のシーズンだったからかもしれませんが、夕食はテラスでいただく方式です。うーんしゃれおつ。
クエンカは米どころバレンシアに近いからか、メニューは米料理やクエンカ名物の羊肉など。前菜とされているメニューから1皿、メインから1皿選ぶ形式。1/2皿と1皿がありますが、普通の日本人の胃だったら1/2皿で十分。

野菜のアロス メロソ(arroz meloso con verdura)
気になった米料理を頼んでみました。野菜とエビのトマトリゾットのような感じ。おいしかった!

牛肉を欲したので…
あとシンプルな牛肉。リゾットの後の大量のポテトは、いくら食いしん坊の我でも全部食べられず…。申し訳ございません。

クエンカのクラフトビール「Gastro」
ところで、クエンカのクラフトビール「Gastro」はビールコンテストで2015年と2016年の2年連続優勝しているそうです。そう言われたら気になるやんってことで、クエンカのクラフトビールを頼んでみました。
結構フルーティで飲みやすいビール。ちなみに2杯目はクエンカの赤ワイン。赤ワインも飲みやすかったです。

お腹いっぱい。素敵なテラスでの食事はゆっくり1.5時間楽しみました。ごちそうさまでした。
パラドールの夕食は普段着でも問題ないですが、ちょっとおしゃれな格好していくと気持ち良く食事できると思います。
修道院の食堂で朝食
いつもはトスターダにトマトというアンダルシアの朝食ばかり食べているから、パラドールの朝食というだけで気分が上がります。

パラドールの食堂で朝食
クエンカのパラドールの朝食は、「Comedor(食堂)」と書かれた内装がすっごく素敵なレストラン。ここはかつて修道院の食堂だったのでは!

カスティーリャ=ラ・マンチャ州のマンチェゴチーズ
パンにシリアル、ご当地のマンチェゴチーズ、ハム類、卵料理、チュロスまでありました!

私はおとなしくオレンジジュース
そして朝シャンこと朝シャンパンも可能。贅沢だのぅ。

パラドールでチュロスが食べられるとは
食い倒れの旅らしく、クエンカのパラドールでもたっぷりと朝食をいただいたのでした。
クエンカのパラドール超絶おすすめします
クエンカは絵画のような、はたまたゲームの中に迷い込んだかのような街です。
昼間クエンカの街を歩くのももちろん素敵なのだけど、夜の静けさと暗闇はまるで魔法がかけられたかのような感じ。
離れ小島のパラドールから幻想的なクエンカの景色を見ると、クエンカの本当の魅力は夜なのではないかと思うほどです。
クエンカには宿泊することをおすすめする!そして宿泊するなら、唯一離れ小島に立っているパラドールに是非泊まってみてください。

この宿泊体験は記憶に残ると思います。本当に素敵なパラドールでした。
クエンカは村が美しく、村歩きもしがいがあるのでおすすめです。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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