スペインの家にアリが出た…蟻発見の経緯と対策

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現在住んでいるスペインのピソが1階なので、食べカスなどを放っておくとすぐ蟻(アリ)が出ます。朝起きたら、アリが巣を掘った形跡が見られたことも。

同居人はポテトチップスが床に落ちたままになって眠ってしまったら、アリが大量発生してポテチを食べる音なのかカリカリ音で起きたそうです。

moni
恐ろしや。。。

というわけで、スペインの家で蟻を発見した経緯とピソで行ったアリ対策を紹介します。

目次

アリが出る家

現在私が住んでいるスペインの家は1階。中庭があるので虫がよく出没し、アリもよく床を這っています。

最初の頃はエッと思ったけど、アリが出るのは日常茶飯事なので慣れちゃいました。

気をつけなければならないのは、食べ物やお菓子などのカスが落ちたままだと、続々とアリが寄ってきて行進の列をなしてしまうことです。

ご飯やお菓子を食べた後はすぐにほうきでお掃除。食べカスを床に落としておかないのが大事です。

同居人は自分の部屋でポテチを食べていて、床にポテチが落ちたままの状態で寝てしまったら、明け方カリカリ音がしてアリが大量発生していたそうです。ゴキブリ用スプレーを噴射して大量のアリを撃退したそうな…。

朝その話を同居人から聞き、背筋が凍ったのでした。

日本のアリとスペインのアリ

日本のアリは真っ黒なイメージだけど、我が家で見かけるスペインのアリはちょっと茶色いです。色素薄い系。

サイズは日本のアリよりちょっと小さいイメージで、体の線も細めです。

日本のサイズのアリが何匹もいたらかなり気持ち悪いけど、スペインのアリは小さめなのでそこまでギョッとするほどではありません。

だから家でアリを見つけたら、ゴミのようにほうきで履いて蓋つきのゴミ箱にポイと捨てます。

ある日起きたらお砂場が…?

中庭があるから外からアリが入ってきているのだろうと思っていましたが、もっとヤバイことになっていると知ったのはこんな経緯。

朝起きたら部屋の床にお砂場ができていました。

スペインの家に発生した蟻の巣

小さなお砂場が…

moni
なんだこれ?昨日のスニーカーに付いていた靴かな?

その時はあまり気にも止めませんでした。ササッとほうきで履いておしまい。

しかし、別の日の朝もまた別の場所で小さなお砂場を発見しました。

スペインの家に発生した蟻の巣

前回と同様のお砂場

ん?これはおかしいな?と、さすがにピンときました。

moni
もしかしてアリの巣?

すぐにアリの巣の画像をネットで調べました。土が山盛りになっているのは、アリの巣のようです。マジか…。

我が家の床はところどころ穴が空いています。

スペインの家に発生した蟻の巣

石材の合間にできた穴

この穴の中にどうやらアリは巣を作っているらしい。

アリの巣は奥深くまでつながっているはずです。ということは、我が家の下には無数のアリの巣があることに…!!

OMG…

アリの巣対策をしなければ!

自分の部屋の下にアリが大量に住んでいることを想像すると、ちょっと気持ち悪い。だから、アリの巣対策をしようと思いました。

ゴキブリ対策スプレーをする

まずは表面の巣にいるアリを壊滅させたいから、床の穴が空いているところにゴキブリ撃退用スプレーを吹きかけます。ゴキブリ撃退用スプレーはアリにも効くと書いてあるから問題なし。

シューッ!

ひとまずこれで、表面にいるアリは撃退されているはずです。

砂糖と重曹を混ぜた粉でおびき寄せる

アリは重曹を食べると死んでしまうそうです。体内で二酸化炭素が発生してしまうからなのだとか。

重曹をアリの巣に持ち帰らせれば、仲間のアリもろとも処分してくれるかも。

そんな淡い期待を抱き、重曹と砂糖を混ぜた粉をアリの巣があると思われる穴の周辺に設置。アリをおびき寄せることにしました。

しかし、私が犯した最大の失敗。それは普通の砂糖と重曹を混ぜてしまったこと。普通の砂糖の方が重曹の粉よりサイズが大きいので、どれが砂糖かどれが重曹かは一目瞭然です。

アリは賢いので、砂糖と重曹を見分け、砂糖だけを上手に運搬していきます。

オーノー!

これじゃあアリに甘い餌を与えているようなもん。すぐに砂糖と重曹を回収しました。

本来は普通の砂糖ではなく、粉砂糖と重曹を混ぜるべきなのです。粉砂糖であれば重曹と同じくらい粒が細かいので、アリは甘い粉砂糖に匂いに誘われて間違って重曹を持ち帰ってくれます。

寒くなるとアリは冬眠する?

粉砂糖を買ってアリの巣対策をしようと考えているうちに、セビリアはどんどん気温が下がって秋に。秋になるとアリは激減して、最近は全く出てこなくなりました。

アリも冬眠するのか?と思いましたが、どうやらアリは寒くなってくると巣の中でじっと動かず春の訪れを待つそうです。

ということは今は我が家の床の下で大量のアリがじっとしているのでしょうか。春が来たらまた食べカスを求めて活動し出すのでしょうか。

秋までの間に大量に食べたエネルギーと、巣に持ち帰った食料で冬を越すのがアリのルーティンらしい。私が意思に反して餌やりしてしまった砂糖も、アリの冬を越す餌になってるんかな…。

春まで家のアリ対策はお預け

アリが姿を表さない以上はアリの巣対策をすることができないので、私の怠慢のせいでアリの巣対策は翌春へ持ち越されました。

次回はきちんと粉砂糖を買って、粉砂糖+重曹で対策したいと思います。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため、会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし。スペイン生活の中で気づいたこと、セビージャのこと、旅の思い出、スペイン語などなどをブログに記録。熱中したら止まらないB型。Sevilla tiene un color especial〜♬
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