留学生やワーホリ生が帰国時に余らせがちな日本からの持参品

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長期留学していた人からよく日本の食材・調味料や消耗品をいただきます。とっても助かります。ありがとう!

これまでたくさんのものをいただいて、日本人が余らせがちな食材や消耗品という傾向が見えてきました。

スペインに来る前は「絶対食べる/使う!」と思って持ってきたものが、実際には使われなかったということです。

というわけで、留学生やワーホリ生が余らせがちな日本から持ってくるものと、どの程度持って来れば良いかを独断と偏見でご紹介します。

分量が調節できれば他のものを持ってこられるかもしれないので、これから留学やワーホリを控えている人は参考にしてみてね。

目次

留学生やワーホリ生が余らせがちな日本のもの:食べ物編

まずはスペインに留学する人やワーホリで来る人が余らせがちな食べ物。

スペイン料理はおいしいけど、長期滞在となると日本食が恋しい。それを見越して、ほとんどの人が日本の調味料や食材を日本から持ってくることでしょう。

都会であればアジアのものを販売しているお店で一般的な調味料や食材を買えますが、高いのと品揃えがそこまで豊富でないので、日本からできる限り持って行こうと思う人も多いはずです。

そんな中、結局使われずに帰国時に他の人の手に渡りがちな食材や調味料はこちらです。

ゆかり

ゆかり

堂々の第一位はゆかり。ご飯にかけるあの「ゆかり」です。

スペインのお米は日本ほど味がしないし、ご飯に何かをかけて食べたい。私もそう思います。

そんな感じでゆかりを持ってきたものの、意外とゆかりって使われない調味料。毎日食べるのは嫌だし、味の主張が強めでアレンジレシピがそこまで多くないので、余らせる人多数です。

日本であればお弁当にゆかりをかけるのは定番ですが、スペインでお弁当持参して行動する人は少ないはず。だから、ゆかりの活躍の場が実はあまりないのです。

私はゆかり好きだし持ってくるのはいいと思うけど、1年で消費されるゆかりは好きな人でも1〜2袋くらいだと思うので、量をうまく調節しましょう。

三島
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かつお節

かつお節

ゆかりと一位を争うくらい多く残されていくもの、それはかつお節です。これも帰国する人からよくもらう。

留学生やワーホリ生が残していくかつお節は、小さい袋に入って小分けされたかつお節。お好み焼き作る時には使えるんだけど、その他の場面では全くと言っていいほど出番がないです。

私は日本ではかつお節で出汁を取ってお味噌汁を作っていましたが、そんな大量のかつお節はスペインで手に入らない(手に入るけど高い)ので、粉末の出汁の素を使っています。きっとそういう人が多いはず。

だとすると、小分けにされたかつお節っていつ使うの?という話になるんです。やっぱりお好み焼き作る時だよね。

ただし、お好み焼きのソースは高いので、そんなに頻繁に作るものではない。そうなると、小分けのかつお節は結局使われない運命になるのだよね。

焼きそばに入れられるじゃん!という人もいると思うけど、焼きそばソースも高いの。日本の袋焼きそばはないし、焼きそばも意外と高価な食事なので、頻度はあまり多くないのです。

小分けのかつお節は出汁を取るには量が不足しているので、お好み焼きを作る想定の回数分くらい持ってくれば十分です。

ヤマキ
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カレールゥ

カレールゥ

スペインで生活すると、意外とみんなカレーを作らなくなるのか?カレールゥもよく帰国する留学生やワーホリ生からいただきます。

確かに私も日本にいる時よりカレーを作る回数が減ったような気がします。野菜がおいしいから、カレーで味をつけずにそのまま食べたいと思うのかも。

そこまでカレーフリークではない人は、棚の奥底にカレールゥがしまわれたまま帰国を迎えることもあるかもしれません。

私の感覚では、1年の留学やワーホリなら2〜3箱のカレールゥで足りるような気がします。スペインで日本のカレールゥを買うと高いので、カレー好きな人はもう少し持ってきても良いかも。

スペインには日本のカレールゥはないけど、カレー粉はあります。「スパイスから作るぜ」っていう本格的な人は、スパイス屋さんやスーパーでスパイスの粉を調達して作ってみてください。

S&B(エスビー)
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そうめん

そうめん

先日、これまでにいただいた食材を整理していたら、4本〜6本入りのそうめんの袋を4つ見つけました。20本くらいのそうめんが我が家にあるということです。

現在冬のためそのままそうめんを食べる気にはならず、にゅうめんやアレンジレシピにして随時消費中。

夏はそうめん食べたいはず!と思って私も一時帰国した時に持ってきたのですが、めんつゆを一緒に持ってこない場合はめんつゆから作ることになり、意外とめんどくさくてそうめんを食べる機会は少なめです。

めんつゆは重たいので、スペインへ来る前の段階では「現地でめんつゆくらい作るわ!」と誓います。でも実際作るとなるとめんどくさいです。

結果、そうめんを食べることなく終了。ってパターン。そうめんは1年で1〜2袋あればいいんじゃないかな。

揖保の糸
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留学生やワーホリする人が余らせがちな日本のもの:消耗品編

次は、留学やワーホリで長期でスペインに滞在する人が余らせがちな日本の消耗品編です。

わざわざ日本から持ってこなくても良いものは、思い切って置いてこよう。

ホッカイロ

ホッカイロ

留学やワーホリで帰国するほとんどの人が余らせてるんじゃないかと思ってしまうのが、ホッカイロです。1人から30個くらいのホッカイロともらったこともあります。

私が住んでいるセビージャの冬は、外の気温は東京より高いものの、家の中が超絶寒い。家が夏仕様なんですきま風が通るし、家の中がなかなか温まらないのです。もちろんセントラルヒーティングなんてないYO.

それを知っていてホッカイロを持ってくる人が多いのだと思うけど、たくさん持ってきすぎているのか、持っていることを忘れて過ごしてしまうのか、ホッカイロ使わなかったわって人が結構いる気がします。

夏の野外フェスに出かける際は夜が冷えるので実はホッカイロは重宝するんだけど、日中が暑すぎるので現地にホッカイロを持っていくのを忘れる人が多い印象。

冬は「思ってたより暖冬やね」とホッカイロを使わずに過ごせたという人もいます。

ホッカイロはスペインにないので持ってくるのは正解!ただし、多くても1年で20個くらいあれば足りるはずです。

興和
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コンタクトレンズの洗浄液

コンタクトの洗浄液

私はソフトコンタクトを使っています。日本のソフト用コンタクト洗浄液、すっごくよくいただきます。中にはボトル2本とか余っている人も。

ソフトコンタクトの洗浄液はスペインでも買えます。煮沸タイプではなくてこすり洗いだけど、スーパーでも手に入ります。

コンタクトの洗浄液は重たいし、どのくらい持っていけば良いかも読みにくいので、日本からわざわざ持ってくる必要はないような気がします。私はスペインで買った洗浄液を使っています。

体を拭く制汗シート

制汗シート

フラメンコやスポーツをやっている留学生は、体を拭く制汗シートを持ってくる人が多いですが、真夏以外はおそらく使わなくなります。

日本だとフラメンコやスポーツの後に制汗シートって当たり前の行動だと思うんですが、私はスペインに来てから使わなくなっちゃいました。

夏ならレッスンや練習の後は家に帰ってすぐシャワー浴びるし、道中でも汗をかくので、制汗シートで体を拭くという行為があまり意味がなくなってしまったからだと思います。

ただし、レッスン後は足を拭きたくなるので、スペインのスーパーで手に入る赤ちゃん用の体拭きシートを使ってます。50シートくらい入って1ユーロと安いYO!!

1年分の制汗シートを持ってくるのは大変なので、体を拭きたい人は赤ちゃん用の体拭きシートでもいいんじゃないかなと思います。

日本から食べ物や消耗品を持ってくるなら量をうまく調節しよう

日本の食材や調味料は日本食を作るのに必要だし、ホッカイロのようにスペインにないものは日本から持ってくると便利です。

しかし、たくさん持ってきても使わなかった場合は、帰国時にこちらに住む人に渡すか廃棄するかになるので、量をよく考えましょ。

なお、余らせた食材や消耗品をいただくのは、すごく助かっているしありがたいです!

荷物をできる限り減らしたいなと思う人は、スペインで手に入るものはスペインで購入するという考えも持っておくべし!

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活や勉強に関するポスト多め。

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