スペイン入国に選んだ航空会社と入国審査・国内の交通手段

留学や旅行でスペインに行く時に

• どの航空会社を選べば良いのか
• スペイン国内の移動手段はどうすれば良いのか

迷うと思います。

というわけで、スペイン留学に来る時に選んだ航空会社と入国審査とスペイン国内の交通手段について書きます。

スペインへ入国するための航空会社選び

私がスペインに来た時は直行便がなかったので、スペインへ入国するにはヨーロッパ・中東・ロシア・中国・韓国等の国を経由する必要がありました。

航空券比較サイトサプライスで、経路と航空券の価格比較をします。

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スペイン行き航空会社の条件

スペインへ旅立つ前に、なんとなく思い描いていた航空会社の条件は以下です。

• バルセロナかマドリードまで1回の乗り換えで行ける便
• できればロシア・中国を経由しない便
• できれば羽田発

スペインへ入国できる航空会社

上記の条件を満たし、1回の乗り換えで日本からスペインへ入国できる航空会社は以下でした。

• エミレーツ航空
• カタール航空
• トルコ航空
• KLM
• ブリティッシュエアウェイズ
• フィンエア
• スカンジナビア航空
• エールフランス
• ルフトハンザ
• アリタリア
• オーストリア航空

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スペインへ行くのにエミレーツ航空に決めた理由

スペインへ入国するための航空会社として、私はエミレーツ航空を選びました。

エミレーツ航空を選んだ理由は、ズバリ安いからです。

私はスペインまでの片道切符で航空券を購入しました。知らなかったけど、航空券は片道で買うととても高いのです。

航空会社側からすれば、往復で買ってもらいたいですものね。それに、ほとんどの人が往復で買うのであろうということも想定されます。

1年オープンで往復航空券を購入して復路を捨てれば良かったと今は思うのですが、購入した当時は帰ってくることを考えたくなかったので、スペインまでの片道切符で買ってしまったんですね。

欧州系の航空券は片道だと6月の出発時期で25万以上しました。そんな中エミレーツは片道で7万以下。歴然とした差です。

というわけで、安さにつられてエミレーツ航空を選びました。

実際エミレーツ航空に乗ってみた感想

スペインへ入国するためにエミレーツ航空を選んで良かったことと、良くなかったことがあるので個人的な感想を紹介します。

エミレーツ航空にして良かったこと

総合するとエミレーツ航空で良かったと私は思っています。エミレーツ空港で良かったなと思うことは、

• 羽田から夜遅く出発なのでよく眠れた
• ドバイの空港がきれい
• 事前に公式サイトから座席を選んでおける
• 機内で鑑賞できる映画が豊富
• 座席がちょっと広い気がする

エミレーツ航空で良くなかったこと

エミレーツ航空の唯一の難点は、飛行時間が長いことです。

羽田からドバイまで12時間、その後ドバイからスペインのバルセロナまで7.5時間かかりました。

エミレーツ航空を利用する場合の注意点

エミレーツ航空を利用する場合の注意点は、機内持ち込みスーツケースは7kg以内にしなければいけないことです。

7kgってかなり少ない。機内持ち込み用スーツケースに満タン詰めたら軽く超えます。

私は空港で「機内持ち込み用の荷物重量制限超えています」と言われ、あわてて色々出したのでした…。

その代わり、預け入れ用スーツケースは30kgまで詰めることが可能。預け入れスーツケースの方にたくさん入れろってことかな。

スペインの入国審査

ヨーロッパのシェンゲン協定国（例えばフランスやドイツ、オランダなど）を経由してスペインに入国する場合は、入国審査はシェンゲン協定国で行われます。スペインに到着してからの入国審査はありません。

シェンゲン協定国を経由せずにスペインに直接入国する場合は、入国審査があります。

留学でスペインに入国する場合は、パスポートの「VISADO」が書かれているページを提示することになりますが、私は念のためビザ申請書類のコピーを持っておきました。特に提示を求められなかったですが。

スペイン留学中でビザ更新中に一時帰国する際は、スペイン再入国時に書類（再入国許可書）の提示を求められるので、手元に持っておくようにしましょう。

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スペイン国内の交通手段

留学先が旅行先がマドリードやバルセロナなら、国際線の便がたくさん飛んでいるのでさらに他年への移動は不要でしょう。

国際便が充実していない地域が目的地の場合は、スペイン国内の交通手段を考える必要があります。

私の場合は、マドリードまたはバルセロナからセビリアへ移動する必要がありました。

エミレーツ航空の羽田発便は、マドリード到着もバルセロナ到着も時間・料金の違いがありませんでした。特別な理由はないのだけれど、なんとなくバルセロナ着便を選んだわたし。

バルセロナ着が昼過ぎだったので、がんばればその日のうちにセビリアまで移動できました。がしかし、長いフライトは疲れるのでバルセロナで1泊することにしました。

今考えれば、なんとも余裕のあることをしたと思います。

でもこの選択は我ながら素晴らしかった！

なぜかと言うと、バルセロナで一番レベルが高いタブラオ「コルドベス」に現在の師匠となるぺぺ・トーレス先生が出演していたからです。

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バルセロナからセビリアまで飛行機で移動

バルセロナからセビリアまでは、飛行機またはAVEで移動することになります。

今回留学とあって普段の旅行時よりも大きいスーツケース1個と機内持ち込み用のスーツケース1個、合わせて2個のスーツケースがありました。

スーツケース2個を持って歩くのは大変なので、スペイン国内は飛行機で移動することに。

バルセロナからセビリアはスペインLCCのvueling航空を利用しました。

スペイン国内の航空会社だと、イベリア航空・vueling航空・Ryanairのいずれかの航空会社がセビリアからバルセロナへの便を運航しています。

vueling航空のチケット手配はスペインのサイトから直接予約したので、予約方法が合っているかドキドキ。が、なんの問題もなく乗れました。ほっ。

スペイン空港でのチェックインは結構列が長くて待たされるので、余裕を持って行くことをおすすめします。

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AVEや高速バスでスペイン国内を移動する場合

バルセロナ着でなくマドリード着で荷物が少ない場合は、AVEや高速バスでセビリアに移動していたと思います。

マドリード発セビリア行きはAVEで3時間。マドリード発のAVEは本数も多いので、荷物が少なければAVEがおすすめです。

AVEのチケットは事前に購入してね。

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AVEのチケットを持っている場合は、空港からAVEの駅まで同日のみセルカニアスに無料で乗車することができます。

セルカニアスの赤い発券機にバーコードをかざすか “Localizador” という番号を入れ、出てきた画面で “Combinado Cercanias y Billetes en el Movil” を選びます。次の画面で “Combinado AVE-LD Cercanias” を選択。

AVEの駅が選択できるようになるので、駅を選択すると無料の乗車券が発見されます。

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高速バスで国内を移動する場合

スペインは国内全土に高速バルが張り巡らされているので、空港から近い街に移動するなら高速バスも使えます。

“出発都市名 目的地の都市名 autobus” で検索すると、高速バスが運行している区間なら公式サイトが出てくるので、確認してみてください。主要都市なら日本語で検索しても、誰かしらがブログなどに行き方を記載しているはずです。

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マドリード〜セビリアのような長距離は、高速バスで移動するととても疲れます。私はできる限り乗りたくないって感じです。

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スペイン直行便ができてスペインへのアクセスは便利に

2016年10月に日本（成田）〜スペイン（マドリード）間の直行便ができてから、スペインへのアクセスは便利になりました。観光客も着実に増えている気がします。

これまで日本に3回一時帰国をしました。イベリア航空直行便、エールフランス、KLMを利用してみて、KLM便が一番快適だったかな。

安い航空券でもトランジットが異常に長いとめちゃくちゃ疲れるので、費用と旅程の大変さを鑑みて航空会社は選んでみてください。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!