「Que cachondo eres.」と「Que cachondo estas.」は、ser動詞を使うか estar動詞を使うかで全く意味が異なります。
特に cachondo を使ったスペイン語は、estar動詞を使うと夜の表現になってしまいますので、この2つのスペイン語表現は絶対に混同してはいけませぬ。
そういう雰囲気の時は使ってもいいけどね。
ser動詞と estar動詞を使った場合の、cachondo の意味をご紹介します。
ser動詞のQue cachondo eres.
ser動詞を使って「Que cachondo eres.」と言うと、あなたはおもしろいを意味になります。
Que cachondo eres.
あなたは愉快な人ですね。
あなたはおもしろい人ですね。
相手が面白いことを言ったり、ふざけている時に使ったりします。「Que gracioso eres.」や「Que grande eres.」と同じです。
「Que grande eres.」を使う場合は、「偉大な」「素晴らしい」という意味にもなります。尊敬する人や目上の人に向かって使う時は、なんて素晴らしい人だというスペイン語の表現になります。
おもしろい友達に使える「あなた悪い人ね〜」的な表現としては「Que cabron/cabroa eres.」というのもあります。仲の良い友達によく言われます、「Que cabrona.」と。仲の良い友達同士で使えば冗談になります。
estar動詞のQue cachondo estas.
estar動詞を使って「Que cachondo estas.」になると、ser動詞のcachondoと意味が全く異なります。
Que cachondo estas.
あなたはさかりのついた状態だ。
あなたは発情している。
ser が estar になるだけで夜を彷彿とさせるスペイン語の意味に転換してしまうなんて…。ser動詞とestar動詞を絶対に間違えないよう注意が必要です。
間違っても「Estoy cachondo/cachonda.」と言ってはいけません!(言ってもいいけど…)「私、すごく××がしたいです」という意味です。
cachondoを使ったより官能的な表現
cachondo という言葉を使って、より官能的なスペイン語表現を使いたい時にはこれが使えます。
Me estas poniendo cachondo/a.
あなたが私を発情させている = あなたと××をしたい
友達から教わりました。恋人に使うのかな、こんな直接的な表現するかわからないけど。
前述のestar動詞を使った表現と異なる点は
Estoy cachondo/a.
理由はわからないけど、とにかく××がしたい。
Me estas poniendo cachondo/a.
「あなたと」とxxがしたい。
素敵なムードの時に恋人に「Me estas poniendo cachondo.」と言われたら、いい感じな気がします。
冗談や楽しいことを表すスペイン語
名詞の「cachondeo」は愉快なこと、楽しいこと、冗談などを意味するスペイン語です。
Que cachondeo tuvimos. =(Nos lo pasemos muy bien.)
すごく楽しかったね、たくさん笑ったね。
Es cachondeo.
冗談です。遊んでるだけです。
broma や guasa というスペイン語の単語も、冗談、ユーモアなどを表します。どちらも名詞ですが、broma は冗談そのもの、guasa はユーモアがある状態(皮肉としても使われる)という意味合いです。
アンダルシアでは guasa はよく使われていて、言い方と状況でニュアンスが異なります。
Es broma.
冗談です。
Que guasa tienes.
君、おもしろいね。(言い方によっては君、皮肉っぽいね。とも取れる)
broma よりも guasa の方が、皮肉を交えたスペイン語のironia(イロニア)的意味合いが強くなります。
cachondoは動詞のチョイスが重要!
cachondo は、ser動詞を使うのかestar動詞を使うのかで全く意味が異なるスペイン語です。
特にestar動詞の方は夜の表現になってしまうので、異性に使ったらあわやの事態もありえます…!!
cachondo を使うときは、動詞のチョイスを間違えないように大注意!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luego!!!
コメント