セビリアでアラブティー「Tetería Al Sultan」の小上がりでまったり茶文化

スペインにはアラブティーが楽しめる “tetería（テテリア）” と呼ばれるカフェがあります。

アラブの影響を受けているからか、小さな町でも1軒はあったりするテテリア。アラブティーや「カチンバ」または「シーシャ」と呼ばれる水タバコが楽しめます。

グラナダのアラブ人街で飲んでから気になるようになったアラブティー。

moni

私はコーヒーがあまり好きじゃないので、アラブティーが飲めるテテリアが好きです。

セビリアでアラブティーが楽しめる “tetería” は数軒あるのですが、靴を脱いでくつろげる小上がりゾーンが気に入ったテテリア「Tetería Al Sultan」をご紹介します。

日本だと気軽にアラブティー飲めないから飲みたいぞー！

セビリア大学前のテテリア「Tetería Al Sultan」

セビリアにはアラブティーが飲めるテテリアが2〜3軒あります。私が気に入ったテテリア「Tetería Al Sultan」があるのは、セビリア大学の目の前。

入り口は普通のバルっぽい感じであまり目立たないですが（テラスでアラブティーを楽しむこともできる！）、中は妖艶な空間になっとります。

昼でも薄暗い店内

入ってすぐのショーケースにはアラブ菓子が、棚には水タバコが並べられていて、奥に入るとソファ席や小上がり席があります。

小上がりでアラブティーを飲む

私のお気に入りの席は奥の小上がり席。

奥の小上がり席

ヒラルダの塔の絵がかけられています。靴のまま上がる方式です。

ソファ席

座席はこんな感じになっているので、日本人なら靴を脱いで座る人が多いと思われ。現地の人は靴履いたまま座ってたかな。

天井のライト

小上がり席にだら〜んと座って天井を見上げるとかわいいライトが♪

テテリアはアラブティーのメニューが豊富なので、選ぶ時迷います。すっきり緑茶系にするか、スパイシー甘い系にするか…。花や果実のお茶もあります。

2杯分くらいある

お茶はハーブやミント、アーモンド、カルダモン、シナモンなどがブレンドされていて、かわいい銀のティーポットで出されます。小さいコップで飲むので2杯分以上あると思います。砂糖も一緒に出されるけど、もともとがすごく甘いので砂糖はいらない。

カチンバまたはシーシャと言う

お隣の若者は水タバコ楽しんでました。グラナダで水タバコを初体験した時の記事はこちら。

関連記事 ▷ グラナダのアラブ人街で水タバコに初挑戦 【アンダルシア周遊旅行記】

小上がり席は本当に居心地がよくて、数時間居座っちゃう感じ。あまりに居心地良くて、別のアラブティーをお代わりしたこともあります。やはり日本人的には靴を脱ぐとダラダラと過ごしてしまいますね。

家でもアラブティーは作れる

家でも手軽にアラブティーが作れたらいいなと思って、店員さんに

moni

家でもアラブティー作りたいんだけど、どこで茶葉やスパイス買えますか？

って聞いたら

スパイス屋でも買えるけど、メルカドーナで買えます。

って言われました!!（ネタじゃなくて本当です。）

スペインには「herbolario」と呼ばれるハーブ専門店があって、そのお店でアラブティーやモロッコティーの材料は手に入ります。健康に気を遣う人や、真面目にダイエットに取り組む人などが使う、きちんとしたお店です。

オーガニックなどにこだわらないなら、店員さんが言うようにメルカドーナの「ifusión（煎じ茶）」とスパイスコーナーにあるスパイスを使えば、お手軽アラブティーが作れます。

アラブティーはポットが独特です。専用ポットはアラブ系のお店でコップとセットで25ユーロくらいで売られています。日本だと1万円近くしたりするからこれでも安い方！

セビリアだとレヒーナ通り（c/regina）の「Alminar Artesania Arabe」というお店に、ポットとコップのセットがありました。

静かな場所でダラダラ過ごす

「Tetería Al Sultan」の小上がり席は奥にあるので、落ち着いた環境でくつろぐことができます。以前はアラメダの「Al Sultan」も小上がりのテテリアゾーンがあったのですが、形態変わったようでレストランだけになりました。

「Tetería Al Sultan」は夜は水タバコ目当ての若者で混んでると思われますが、お昼の時間帯なら人がいないのでほぼ貸し切り状態でアラブティーが楽しめると思います！

営業時間は午後16時からなので、昼食後のお茶として行くなら16時過ぎてから覗いてみてください♪

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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