スペインの朝食と言えば、「トスターダ」と呼ばれるトーストに生ハムやトマト、チュロス、カフェ・コン・レチェ(ミルク入りコーヒー)などいろいろ思い浮かぶと思います。
そして忘れてはならない、スペインの朝食に欠かせない飲み物はOJ、オレンジジュースです!
日本にいる時、実は電動ジューサー?を持っていて毎日うるさい音を立てて野菜や果物を絞っていたのですが、スペインに来てからは小さい手動ジューサーでOJを絞るようになりました。オレンジが安いからね。
というわけで、スペインの朝食に欠かせないオレンジジュースについて書いてみます。バルで朝食を食べる時は、ぜひOJも一緒にオーダーしてね!
バル朝食で搾りたてオレンジジュース
スペインバルの朝食は地域によって違いがあります。
アンダルシアの定番は「トスターダ」と呼ばれるトーストにトマト(輪切りまたはすりおろし)とオリーブオイル、贅沢するなら生ハムやチーズ。
そこにミルク入りコーヒー。さらに贅沢するなら生搾りオレンジジュース。といった感じです。
バルには必ずと言っていいほどオレンジジュース搾り機があって、注文が入るとその場でオレンジを搾ってオレンジジュースにしてくれます。
2〜3個のオレンジを使った生搾りオレンジジュース。贅沢。
OJなしのトスターダとコーヒーだと生ハムなしで1.7ユーロくらい、生ハムがついていると3ユーロ近くになり、オレンジジュースは追加で2ユーロくらいかかります。
なので、フルコースの朝食をバルで注文すると4〜5ユーロになります。
バル朝食では必ずOJを頼むという人もいるけど、安く済ませたい場合は
- トーストの大きさを “media tostada” と言って半分にする(女性なら半分で十分かも)
- 生ハムやチーズなどの贅沢品をトッピングしない
- OJを頼まない
このあたりを調整すると、節約志向で生きることができます。
私は地元のバルで朝食する時は生ハムやOJはつけないけど、旅行に行ったときは生ハムトッピングしたり、OJ付きにします。
バルの軒先に “oferta” という看板が出ていて、朝食セットの値段が書かれている場合があります。“oferta” の内容によっては生ハム付き、OJ付きで2〜3ユーロと安いこともあるので、要チェック!
家で生搾りオレンジジュース
私はバルで朝食を食べることはあまりなくて、普段はもちろん家で朝食です。
家ではトースト朝食、白米朝食が半々くらいですが、和食の時でも朝はよく生搾りオレンジジュースを飲みます。
バルにあるような大掛かりなオレンジ搾り機が家にあるわけはなく、家では手で搾るタイプを使ってます。
朝からギュッギュッとやるわけよ。
糖質を少しは気にしてる風ガールなんで、オレンジ1個を搾って飲んでます。たまに中身がスカスカだと2個搾ることもあるけど。それと生搾りレモンも混ぜたりします。
スペインはオレンジの値段が2キロ2ユーロ以下くらいなので日本に比べるととても安く、毎日OJ飲んでもお財布へのダメージは気にならないのがイイ!
スーパーの生搾りオレンジジュース
スーパーにはバルにあるのと同じようなオレンジ搾り機があって、その場で生搾りオレンジジュースを作ることができます。
私は家に手動の搾り機があるのでスーパーの生搾りオレンジジュースを買ったことはないですが、家に搾り機がない人や自分の搾るのめんどーって人には便利だと思います。
難点1つ目は、家で搾るのに比べたら割高なこと。500mlで1.89ユーロ、1Lで2.89ユーロ。
2キロ2ユーロでオレンジが買えると思ったら、500mlで1.89ユーロはとても高いと思っちゃいますよね。
難点2つ目は、消費期限が24時間なこと。
朝食でOJを楽しみたいなら、翌日に飲まなければいけないということです。でもたくさん搾れるので、贅沢な気分は味わえると思う♪
スペインの朝食で生搾りオレンジジュースを楽しんで!
スペインに来るまでオレンジジュースを飲む機会はそこまで多くなかったけど、スペインに来たら果物の味が濃くておいしいし、OJは朝食の定番だし、オレンジは安いし、でオレンジジュースをよく飲むようになりました。
オレンジをカットして食べるのは食べにくいからあまり好きじゃないけど、生搾りオレンジになっていれば手軽に摂取しやすいし。
スペイン語でオレンジジュースは “zumo de naranja(すーも で ならんは)” です。
バルで朝食を食べる時は、ぜひ「すーもでならんは」をセットにして幸せなオレンジ気分を味わってみてください〜♪
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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