サンセバスチャンのバルでピンチョス巡り!ウニ・あんこう・フォアグラうまし!【北スペイン旅行記】

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ようやくバスク地方の美食の街サンセバスチャンに入りました。

サンセバスチャンと言えばピンチョス!

バゲットの上におつまみがのっかったものがピンチョスの始まりだけど、もはやおしゃれな小さいおつまみは全部ピンチョスになってる文化らしい。

結局夜に4つのバルを巡り、翌朝は2つのバルを巡りました。

というわけで、サンセバスチャンのピンチョス巡りで食べたものを一挙にご紹介します!

スペインには「タパス」というものもありますが、タパスとピンチョスの違いはこちらの記事をどーぞ、

目次

ウニのクリームとイカの蟹クリーム詰め「Bar Sport」

最初に行ったバル「Bar Sport」が私的には一番おいしかった!

事前にネットで調べていた情報では、ウニのクリームがあるのだと!ウニ好きとしては食べられずにはいられない〜♫

サンセバスチャンのウニのクリームのピンチョス
ウニのクリーム(crema de erizo)3.5ユーロ

うまっ!

このウニのクリームは日本人は絶対好きな味なのでおすすめです。

そして、このバルは他のピンチョスもすこぶるおいしかった。

サンセバスチャンのイカのピンチョス
ホタルイカの蟹クリーム詰め(chipiron relleno de txangurro)3.7ユーロ

イカを焼いたものの中に、蟹クリームが詰まってるヤバいおいしさのピンチョス。

moni

れこの組合せ考えたの、天才。

メニューになかったけど、カウンターに並んでいたらぜひ頼んでみてほしいのはこれ。

サンセバスチャンの燻製のピンチョス
タラとサーモンの燻製(bacalao y salmon ahumado)

タラとサーモンの燻製のピンチョスは燻製度合いが秀逸でした。バゲットではなく、薄めのクラッカーみたいなのに乗せるのも乙。

このバルはとてもお気に召したので、翌朝も朝ピンチョスで行っちゃいました!朝9時から営業しているので、朝ピンチョスもおすすめ。朝は空いてます。

サンセバスチャンのバル「Bar Sport」のピンチョス
定番のししとう
サンセバスチャンのバル「Bar Sport」のピンチョス
カタクチイワシも定番

ピンチョスの頼み方は、食べたいピンチョスを指差して注文。ピンチョスごとに値段が違うので、ウェイターさんが注文ごとに控えていくスタイルで、一般的なバルと同じです。

サンセバスチャンのバル「Bar Sport」のピンチョス
見た目もそそられるディスプレイ

ここのウェイターさんはカタコトの日本語が話せる人がいます。オーナーさんなのかベテランウェイターなのか、「今度日本に行ってピンチョスバルの指導してくる〜」だそうです。

moni

このレベルのピンチョスバルが日本にできたら、それはレベルが高いね!おいしゅうございました〜♫

◆Bar Sport
住所:Fermin Calbeton Kalea, 10, Donostia-San Sebastian
営業時間:月曜〜金曜 9:00-0:00/土曜 10:00-0:00/日曜 11:00-0:00
定休日:不定休
予算:ピンチョス2ユーロ〜3.7ユーロ

アンコウの串焼き「Restaurante Zumeltzegi」

1軒目だけでも相当満足したのだけど、せっかくなのでサンセバスチャンの醍醐味のピンチョス食べ歩きをしたいっつーことで、2軒目は友達が見つけてきたレストランバル「Restaurante Zumeltzegi」へ。

スペイン北部はアンコウ(rape)をよく食べるようで、ちょこちょこお見かけしました。

「Restaurante Zumeltzegi」串焼きがウリのバルのようなので、アンコウの串焼きをオーダー。

サンセバスチャンのアンコウの串焼き
アンコウの串焼き(brocheta de rape)3.5ユーロ

日本じゃアンコウなんて高い食材だし、アンダルシアではアンコウにお目にかかることもないから、なんだかじんわり感激。おいし。

サンセバスチャンの牛肉の串焼きのピンチョス
牛サーロイン肉の串焼き(brocheta de Solomillo de ternera)5.5ユーロ

牛肉の串焼きはボリューミーなピンチョス。お腹空いてるなら、ここの串焼きを数本食べるだけでかなり満足するはずです。

サンセバスチャンのタラのピルピルのピンチョス
タラのピルピル(bacalao al pil-pil)

タラのピルピルは、バスク地方のご当地グルメ。友達はこのメニューがすごくおいしかったと言ってました!

サンセバスチャンのレストラン「Restaurante Zumeltzegi」のピンチョス
おしゃれなピンチョスが並んでました

ピンチョスの頼み方は、前のバルと同じで「これくださーい」と指差して取ってもらう方式。串焼きは温めて出してくれます。

◆Restaurante Zumeltzegi
住所:C, Fermin Calbeton Kalea, 15, Donostia-San Sebastian
営業時間:月曜〜水曜 11:30-16:00 19:00-23:30/金曜・土曜 11:30-16:00 19:00-0:30/日曜 11:30-16:00
定休日:木曜日
予算:ピンチョス2.2〜3.2ユーロ/串焼き3.5〜5.5ユーロ

フォアグラ りんごのコンフォートソース「La Cuchara de San Telmo」

サンセバスチャンのバルでは、フォアグラもリーズナブルに食べられます。いろんなバルでフォアグラをお見かけすることでしょう。

その中でもフォアグラのメニューが有名らしいのが、「La Cuchara de San Telmo」です。

メニューが書いてある黒板を見ると、早速フォアグラ(foie)と書かれたものを発見!りんごのコンフォートソースというのがそそるね!

サンセバスチャンのバル「La Cuchara de San Telmo」のフォアグラ
フォアグラ りんごのコンポートソース(foie compota de manzana)5ユーロ

サイズごとに値段が3段階あるのですが、ここまでにだいぶ食べ歩いてきてるので一番小さいサイズを注文。

私はそこまでフォアグラフリークではないですが、りんごのコンポートソースのおかげでかなり食べやすい。おしゃれなフレンチとかに出てきそうな味です。

もう一つ「アルマドラバのマグロ ポン酢とピーマン」という超気になったメニューがあったのだけど、残念ながら売り切れ。

moni

ポン酢好きとしては食べておきたかったです。

サンセバスチャンのバル「La Cuchara de San Telmo」のメニュー表
黒板にその日のメニューが書かれてる

注文の仕方は一般的なバルと同じで、メニュー表から選んで店員さんに注文。かなり混雑していたので、頼むのも一苦労でした。

◆La Cuchara de San Telmo
住所:Santa Korda Kalea, 4, Donostia-San Sebastian
営業時間:火曜 18:00-23:30/水曜〜日曜 12:00-16:30 18:00-23:30
定休日:月曜日
予算:1皿5〜35ユーロ

ウニとリゾット「Gandarias」

最後は個人的にはちょっぴり期待ハズレになっちゃったバルです。外にまでお客さんがいて人気バルのよう。

店員さんは優しくて、大混雑ながらも順番に対応してくれる。黒板にもメニューが書かれてますが、忙しそうだからなんとなくカウンターに並んでるタパスを頼んでしまう感じではあったかも。

最初のバルでも食べたウニのクリームを注文。

サンセバスチャンのバル「Gandarias」のウニのピンチョス
見た目はGoodなウニ(pinxho erizo)4.1ユーロ

たぶんウニ以外にかなりいろんなものが混ざってる。見た目は凝ってたけど、味は最初のバルの方が好きだったかなぁ。

サンセバスチャンのバル「Gandarias」のリゾットのピンチョス
きのこのリゾット(risotto con hongos)2.75ユーロ

このきのこのリゾットは完全に残念でした。多くの人が頼んでいておいしそうに見えたのだけど、あんまり味がしなくて米とクリームの食感のみという感じ…。

4軒目でかなりお腹いっぱいだったので、これにてピンチョス食べ歩きは終了。

サンセバスチャンのバル「Gandarias」
ほしいものを指差しで注文

注文の仕方は、レジに並んでレジでほしいものを指差して注文、またはほしいメニューを伝える。テラスの場合は番号札を渡される、中の場合は名前を伝えて出来上がったら名前が呼ばれます。

◆Gandarias
住所:31 de Agosto Kalea, 23, Donostia-San Sebastian
営業時間:11:00-0:00
定休日:不定休
予算:1皿2.75ユーロ〜

「La Viña」のバスチーは売り切れ!

最後にバスチーで有名なバスク風チーズケーキを食べようと思い、バスチーの発祥バルと言われる「La Viña」に寄ってみました。

そしたらなんと売り切れ!

moni

まだ22時くらいだったと思うけど、こんなに早く売り切れるのね。

「朝は11時からオープンしてるから朝おいで」と言われて、バスチーは翌朝に持ち越しすることになりました。

バスチーを食べた感想はこちら。

サンセバスチャンのピンチョス巡りの難点

サンセバスチャンの4つのバルでピンチョスの食べ歩きをして、翌朝2つのバルでまた食べ歩きをした中で、私がピンチョス巡りで「ううむ」と思った点は以下4点です。

  • ピンチョスは食べられるけど、ドリンクでお腹がタプタプになる
  • ピンチョスとは言え結構値段が高い
  • とにかく混んでる
  • 日本人だらけでちょっと萎える

各バルでドリンクを注文することになる

私は食いしん坊なので、サンセバスチャンのバルでピンチョスをたくさん食べてやるぞ〜!と息巻いておりました。胃には自信あり。

誤算だったのは、ドリンク。

バルに入ったらまずドリンクを聞かれるじゃないですか?「La bebida?(飲み物は?)」って。

バルに入る度にドリンクを頼まなければならないのです。4軒なら4杯。しかも大きいサイズのコップで出される。

食べ物は入る胃だけど、リキッドはそんなに入らないの。だから、ドリンクを残したまま移動したこともありました。

ドリンクでお腹がタプタプになってしまうのは、サンセバスチャンのバル巡りの最大の難点かと思います。

小さいピンチョスだけどお値段お高め

サンセバスチャンは人気の観光地なので、観光地価格なのかピンチョスのお値段がお高め設定です。

ピンチョスなら安いからたくさん食べ歩いても安く済む!という考えで行ったら、「あれれ?アンダルシアのバルのタパスの方が安くない?」という結果に相成りました。

ピンチョスでも1つ4ユーロ近くしたり、ものによっては5ユーロくらいしたり。バルのタパスより高いんじゃないかと思うくらいの値段です。

その上、各バルでドリンクを注文しなくてはならないので、サンセバスチャンのバル巡りはお金がかかります。

とにかく混んでる

サンセバスチャンでピンチョスを提供しているバルは、とにかく混雑しています。特に21時過ぎてくると食べる場所を確保するのも一苦労なくらい。

大混雑のサンセバスチャンのバル
とにかく人だらけ

立ち食いだし、スペースも狭いので、ゆっくり食事したい人にはサンセバスチャンのピンチョス巡りは向かないと思いました。

それと、すごく混んでるので注文するのも大変。注文するメニューを決めておいて、ウェイターさんにアイコンタクトしたらテンポよく注文!という流れに乗る必要があります。

moni

もたもたしてると注文し遅れる…笑。

バルの中には昼間の後も閉めずにずーっと開けているところもあるので、早い時間からピンチョス巡りに繰り出すのがおすすめ。たくさんのお店に行けるし、多少混雑も避けることができます。

サンセバスチャンは日本人が多い

サンセバスチャンでピンチョス巡りをしていて阿藤快バリに「なんだかなぁ」と思ったのは、日本人がとにかく多い!ということ。

サンセバスチャンてそんなに大きくない街なんですが、スペインの他の都市に比べても日本人の数は多いと思う。どこのバルに入っても日本人がいました。次から次へと入ってくるくらい。

店員さんは日本語使えたりするし、日本語のメニューもあるし、日本人観光客が本当に多いのだろうなとわかります。

石原さとみがサンセバスチャンを訪れた番組が放送されたそうなので、その影響はかなり大きそう。

moni

ベレー帽かぶった人たちも見かけた〜。

サンセバスチャンでバル巡りしていると、日本人だらけだなぁという印象を持つはずです。

↓↓dancyuでも石原さとみのサンセバスチャン巡りの様子が紹介されています↓↓

お腹を空かせてサンセバスチャンの楽しいピンチョス巡りへ!

近いところから順番に回っていったサンセバスチャンのピンチョス巡りですが、結果的に最初に行ったバルから順番に個人的なおいしさの好み順となりました。

つまり、最初に行ったバルが一番おいしいと感じて、次が2番目に行ったバルということです。あくまでも私の感想。

サンセバスチャンのピンチョスバルがある通り
ピンチョスバルがたくさんある通り

サンセバスチャンのバルは、一人でももちろん気軽に入ることができます。

お皿をもらって好きなものを取っていい方式というピンチョスバルもあるようだけど、私が行ったところはどれが食べたいか注文する方式でした。なので普通のバルのように指差し注文すればOKです。

サンセバスチャンで楽しいピンチョス巡りをするなら、ドリンクとピンチョスの配分を考えつつたくさん食べてね〜♫

旅は続きます。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活や勉強に関するポスト多め。

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