ロタのビーチへ!スペインのロタの町はかわいかった

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スペインアンダルシアのビーチを勝手に紹介するシリーズ。今回はロタのビーチをご紹介します!

ロタはカディス県にある小さい町で、セビリアから車なしで日帰りで行けるビーチです。

ロタには米軍基地があって、町の中心にはアイリッシュパブもちょこちょこ。ちょっとアメリカンな雰囲気の、明るくてかわいい町です。

目次

かわいいロタの町

夏はビーチにたくさん人が訪れるロタですが、小さな町の中はとてもかわいいです。海沿いはお決まりの白壁の家が続き、壁には鉢植えと花が飾られていたりしてちょっとコルドバを思い出します。

ロタの街角

町の中心は1時間あれば見られちゃうくらいの小ささで、散策していた時も同じ広場に何回も出たりしました。笑。

ロタとコロンブス

ロタのビーチの近くにルナ城と呼ばれる城跡があり、そこにコロンブスの船の模型がありました。コロンブスが航海に出るための資金調達の推薦状を書いたのがロタのルナ城だったから?というようなことを聞きました。

ロタの街角

ビーチ沿いの遊歩道には「BESAME EN ESTA ESQUINA」と書かれた白い壁があります。日本語だと「この角でキスして。」ということです。

この白い壁の前では、恋人たちがチューしたりするそうです。なかなか素敵な景観。先日行った時には壁にキスマークがたくさんあって、生々しくて残念だったので写真は1年前に撮ったもの。恋人と来たいね、うん。

ロタのビーチ

ロタのビーチはものすごい人です。とはいえ、割とゆったり座れるのでロタのビーチは広いんだと思います。チピオナのビーチは隣のグループとくっついちゃうくらい近いからね。

ロタのビーチ

ロタのビーチに行ったのが8月頭だったからか、水はとても温かかった!寒がりの私にはちょうど良かったっす。

地形によるのかロタのビーチは波がすごい、アグレッシブです、向かってきます。それと遠浅ではないので急に深くなります。

おかげで優雅に泳ぐ海というよりは、野性味あふれて波と戯れる感じになりました。ま、それはそれで良かったかな。何より暑かったので定期的に水を浴びに行ってました。

ロタのビーチ

ロタのビーチにはチリンギートや、ビーチパラソルの貸し出しがなかったです。ビーチ沿いにバルはあるのでチリンギートがなくても食べ物には困らないけど、パラソルがないと日差しがきついので持って行った方が良いです。

ちなみに私たちパラソルを持って行かなかったので日差しが直撃して大変でした・・・。

ロタで出会ったおすすめバル

私がロタに行く時は、ロタで夕食を食べてから帰ってきます。さすが海が近いだけあってロタは魚がおいしいので、2回ともロタで魚を食べたのでした。

2回目にロタに行った時に出会ったバルは、食事がおいしかったのとカマレロ(ウェイター)のお兄さんがイケてた(仕事ができるっていう意味ね)ので、ご紹介します。

カウンターに魚があるので選ぼう

バルの中のカウンターに魚介類が並べられています。私たちが行った時はイカが3種類くらいありました。あとサバとか、エビ。

その中から選んでフライにするのか、焼きにするのか指定します。カマレロ(ウェイター)に聞いたらおすすめを教えてくれたので、それを頼むと良いかも。

ロタのバルのいか焼き

定番のイカ焼きはおいしくないわけがない!

ロタのバルのイワシのフライ

身が超デカイ!揚げたてイワシのフライ。(boquerones fritos)

超おすすめ!豚肉のペドロ・ヒメネスソース

カマレロのお兄さんがおいしいよと教えてくれて気になったので頼んだのは、豚肉のペドロ・ヒメネスソース(solomillo al pedro ximenez)。これが超あたりでした!

ロタのバルの豚肉ペドロヒメネスソース

ペドロ・ヒメネスは甘いデザートワインのようなシェリー酒です。solomillo al whisky(豚肉のウィスキーソース)はセビリアのバルでよく食べられるものですが、ペドロ・ヒメネスソースは初めて。

ソースは甘いんだけど絶妙な味付けでした。ペドロ・ヒメネスとバターと生クリーム、そしてレーズンを煮詰めて作っているらしいです。

初めて食べた「アランケ」

アランケ(arranque)というタパスを初めて食べました。サルモレホがもっと粗くなったような自家製っぽい感じの味で、arranque roteñoというロタのご当地グルメらしいです。

ロタのアランケ

素朴なトマト味で夏には良さそうなタパスだったけど、ニンニクの後味がすごかったです…。

カマレロのサービスがツボ

女3人旅でロタに行ったのですが、カマレロのお兄さんのサービスにはまりました。

最初は夕食を食べるつもりはなくて、ちょっと1杯のつもりでこのバルに入ったのです。その時にパエリアのタパスをサービスで出してくれました。「えーいい人やん。」と思いました。

ロタのバルのパエリヤ

バスに乗るために一度はこのバルを離れたのですが、21時のバスが満席で23時まで待たなければならないことが判明したので、このバルで夕食を摂ることにしました。

一通りに魚や肉を注文して待っていたら、またもや「どうぞ」とサービスで tomate aliñado(トマトのマリネ)を出してくれました。なんて素敵!

ロタのバルのトマト

すっかりこのバルが気に入ってしまったので、次回ロタに来たらまた入りたいです。夕食時は地元の人も訪れる人気バルになってました。あのカマレロの力は大きいね。

Bar La Posada
住所:Avenida San Fernando 77あたり,Rota

ロタで出会ったボデガ

ロタにはボデガもありました。複数種類のシェリー酒と簡単なタパスが置いてありました。

Oloroso Dulceも気になったけど、もう一つ気になったMoscatel Especialを頼みました。甘すぎずフルーティなモスカテルでした。モスカテルはもっと甘い方(Moscatel Pasa?)もあって、どちらも試飲させてもらえました。

ロタのボデガ

シェリー酒用の小さいコップで0.7ユーロ。安いねー。

このボデガバルも雰囲気がいい感じでずっといたくなる感じ。地元の常連さんもちらほら来てました。

Bodegas El Gato
住所:Av. San Fernando, 40, Rota

ロタへの行き方

ロタへはセビリアから直通バスが出ています。

復路は時間を指定しなくてもバスチケットを買えるのですが、帰ってきたい時間が決まっている場合はロタに到着した際に復路の時間を指定しておくことをおすすめします。

でないと、私たちみたいに乗りたい時間に乗れない可能性があります。汗。希望の時間に乗れなかった私たちは、終バスまで待ったのでした…。終バス乗れなかったら大変だからまだよかったヨ。

関連記事 ▷ ロタへの行き方 -セビリアからバスでアクセスできるビーチ

セビリアから気軽に行けるロタのビーチ

セビリアには残念ながらビーチがないから、海に行きたかったら絶対にバスか電車に乗らなければいけません。

ロタのビーチはセビリアから直通バスで乗り換えなし、セビリアから1.5時間なので気軽に行けるビーチではないかなと思います。

私たちは10時のバスで11時半にロタに着き、21時のバスに乗りたかったけど23時のバスに乗って帰ってきました。バスの時間もなかなか都合が良い時間ではないかなと。

セビリアからどこのビーチに行こうかなと考えている方!ロタのビーチも行ってみてくださいね。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活や勉強に関するポスト多め。

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