大人になってから大好きになった料理、ピーマンの肉詰め。
スペインのピーマンは細長くて大きいので、日本のピーマンのように縦半分にカットして肉を詰めるというやり方がなかなか難しいです。
というわけで、スペインの細長いピーマンで作るピーマンの肉詰めのコツ!
スペインで作るピーマンの肉詰めの材料
スペインのスーパーでは鶏ひき肉が手に入らないので、豚ひき肉を使ってます。鶏ひき肉は市場の鶏肉屋さんで作ってもらったことがある気がするけど、スーパーで売らないのは衛生上の問題なのかな?
豚ひき肉 250g
玉ねぎ(cebolla) 1/2個
ピーマン(pimiento) 小5個くらい
塩(sal) 適量
小麦粉(harina de trigo) 適量
ソース用調味料
白ワイン(vino blanco) 大さじ2
しょうゆ(salsa de soja) 大さじ2
黒砂糖(panela) 大さじ1
片栗粉(なければトウモロコシ粉:maicenaまたは小麦粉:harina de trigo) 小さじ1
スペインのピーマンは日本のピーマンより大きくて細長いです。ピーマン5個、お肉250gくらいでだいたい2〜3食分。少食の人なら3食、割と食べる人なら2食分くらいだと思います。
ソース用の調味料はみりんがない場合のバージョン。みりんがある人はみりんでも良いと思うけど、スペインでわざわざみりんを買うのがもったいない人はぜひ白ワイン×黒砂糖で代用してみてください。みりんと大差ないです!
私は偶然片栗粉を持っていたので片栗粉を使いましたが、なければスペインのスーパーで手に入るmaicena(トウモロコシ粉)または小麦粉で代用できます。
スペインで作るピーマンの肉詰めのコツ
それでは本題の、スペインでピーマンの肉詰めを作るときの3つのコツ(moni調べ)をご紹介します。
日本のピーマンでも同じことが言えると思うけど、温かい目で見てください。
ピーマンを斜めにカットする
コツの1つめは、ピーマンを斜めにカットすることです。
日本のピーマンのように小さくないので、まず縦半分にカットするのは困難です。カットしてもいいけど、ものすごい細長いピーマンの肉詰めになる…。
横にまっすぐにピーマンを3等分してしまうと、焼いたときにお肉がスポリと抜けてしまうので、斜めにカットすることでお肉が出てくるのを防ぎます。
ピーマンの内部に小麦粉をまぶす
コツの2つめは、ピーマンの内部に小麦粉をまぶすことです。
小麦粉をまぶした後にお肉を詰めると、ピーマンとお肉がくっついてくれるのでお肉が出て来にくくなります。
お肉の面を下にしてしっかり焼く
3つ目のコツは、お肉の面を下にしてしっかりと焼くことです。
ちゃんと焼けたな、少し焦げ目ついたな程度でひっくり返してまた焼きます。ちゃんと焼けばお肉が出てこないだろうっていう算段です。
ソースは肉汁が残るフライパンでそのまま作る
ピーマン&肉を焼き終えたら一度ピーマン&肉を避難させます。
同じフライパンでそのままソースを作ります。
白ワイン、しょうゆ、黒砂糖、片栗粉を混ぜておいてフライパンに流し込み、とろみをつけます。先日作った時は少しやり過ぎました。
そんで、なんだか黒いピーマンの肉詰めになっちゃいました汗。
スペインの食材でもできる日本食
こんな感じでピーマンの肉詰めを作ると、スペインの細長いピーマンでもコンパクトなお肉が崩れない肉詰めが出来上がります。
ピーマンの肉詰めって子どもの頃はさほど好きでなかったけど、大人になるとピーマンの甘みとお肉の滴る感じ、甘辛ソースがなんとも言えないハーモニーでおいしく感じるようになったんだよね〜。そういう人多いのではないでしょうか?
白ごはんが進むピーマンの肉詰め。スペインで手に入る食材で簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいませ!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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