2019年になってから、我らが庶民の味方スーパー「メルカドーナ」が続々とリニューアルしています。
リニューアル後の「メルカドーナ」ではお惣菜が売られ、パスタやピザ、ハンバーガー、スペイン家庭料理など出来合いの食事を買うことができるように!
たまに疲れて何も作りたくない時があるから、そんな時は便利!
これからもスペイン全土の「メルカドーナ」のリニューアルは続くことでしょう。ありがたし。
というわけで、リニューアルした「メルカドーナ」の様子とお惣菜の種類をご紹介します。スペイン自炊生活者も必見!
リニューアルされたメルカドーナ
2019年の夏前あたりからメルカドーナのリニューアルが始まりました。スペイン全国にいらっしゃるツイッターお仲間の間でも、メルカドーナのリニューアルが話題に。
セビリアにいくつかあるメルカドーナも順次リニューアル中。リニューアル期間は1ヶ月以上で、結構待たされた感あり。
リニューアル後のメルカドーナ。今までのメルカドーナと入り口の雰囲気も変わって、見た目も美しくなりました。
スペインのスーパーと言えば、カゴが大きいのが特徴。大容量の製品が多くて重たいので、持つタイプのカゴではなくガラガラ引くタイプです。
メルカドーナは以前から割ときれいなイメージのスーパーでしたが、リニューアルしてさらに清潔感が増したような気がします。
注目は惣菜売り場
リニューアルされたメルカドーナの注目と言えば、お惣菜売り場です!
これまでスペインのスーパーではなかなかお惣菜を買えなかった。買えたとしてもあまりそそられないチルド食品程度。
ここにきてメルカドーナが他のスーパーを大きく引き離し、店舗で作られたお惣菜を買えるようになりました!パチパチ。
自炊していても「今日は作るのメンドクセ」と思うことは多々あります。そんな時はメルカドーナのお惣菜に手を出してしまう我。
日本のお惣菜豊富なスーパーに慣れている人は、リニューアルされたメルカドーナに行くと日本のスーパーのような安心感を得られるでしょう。
では、リニューアル後のメルカドーナで買えるお惣菜の種類をご紹介!
スペイン料理を中心としたお惣菜
お惣菜コーナーのメインは、スペイン家庭料理を中心とした店舗内調理のお惣菜。
スペイン式肉団子(アルボンディガス)やレンズ豆(レンテーハ)など、スペインの家庭で作られる料理もあれば、鶏肉や骨つきリブロースなど豪快なパーティー料理もあります。
一皿単位で購入する形式で、3.5ユーロ〜6ユーロ。一皿と言っても2〜3人前はあるからお買い得です。
パエリアやフィデウア(パスタのパエリア)、スペインオムレツ、クロケッタなど人気のスペイン料理もあります。パエリアは運が悪いと売り切れているので、昼時になる前に買いに行くのがよろし。
クロケッタの中身は6種類あります。コシード、生ハム、鶏肉、鱈の肉団子、ほうれん草・レーズン・松の実、ロックフォールチーズと炒めた玉ねぎ。ロックフォールチーズのクロケッタなかなかおいしかったYO.
パスタのパエリアはナポリタンみたいでした。笑。バルセロネタで食べるパスタのパエリアを想像してはいけない。別の食べ物です。
エビの殻をむくのがちょっとメンドー。1人で食べるには量が多いので、2回に分けて食べることになります。
ピザやパスタも作ってくれる
新生メルカドーナでは、ピザやパスタをその場で作ってくれるサービスもあります。
大きいサイズ “Familiar” で10ユーロ、一人用サイズ “individual” で7ユーロ。トマトソースかクリームソースを選び、モッツアレラチーズが足されます。
そして、トッピングは好きな物を選んでよし。鶏肉やツナ、ベーコンとマッシュルーム、ピーマン、チーズなどを合わせてオリジナルピザに!
パスタコーナーはその場で茹でる方式。シンプルなマカロニとスパゲティ、または中に肉やチーズが入っているパスタが選べます。
ソースはボロネーゼ、カルボナーラ、バジルペースト、トリュフの4種類。パスタの種類を選んでソースを選ぶだけの、お手軽パスタです。
サラダバー
具沢山なサラダを食べたい人は、サラダバーへどうぞ。
サラダバーの野菜の種類も豊富。以前から売られているパックのサラダよりは、お惣菜コーナーのサラダバーで選んだ方が良さそう。
寿司パック
日本人としてはどうしても目がいってしまうスペインのスーパーの寿司コーナー。一部のメルカドーナでは寿司が販売されていましたが、寿司の販売がなかったメルカドーナもリニューアル後は寿司コーナーが出現。
日本のスーパーほどの安さは期待できませんが、どうしてもお寿司が食べたい時は手が出せない金額でもない感じ。中身がほとんどサーモンなのは、スペインのお寿司あるある。
米があまりおいしくないけど、生魚が食べたい欲が抑えられない状態で食べたので意外とイケました。
ソースは「TERIYAKI」って書いてあるけど、実際はポン酢みたいな?少し酸味のあるソースでした。しょうゆではなかった。謎。
チルド食品コーナーもできた
お惣菜コーナーの近くにある冷蔵の棚には、チルド食品が陳列されてました。チルド食品の種類も増えたね!
私はチルドのラザニアをたまに書います。ほうれん草とサーモンのラザニアがお気に入り。ただ、味が濃い!
「メルカドーナ」お惣菜コーナーの買い方
お惣菜コーナーは混雑の時間は列ができているので、番号札を取って待ちます。
自分の番号を呼ばれたらほしいお惣菜を告げると、その場でよそってくれます。
お肉類など時間がかかるものは「10分後くらいに来てください」と言われるので、店内で他の買い物を済ませてから取りに行きます。
大きい紙袋にお惣菜が入れられてレシートが貼られているので、そのままレジに持っていけば会計してもらえる方式です。
「メルカドーナ」のお惣菜を食べる時の注意
お惣菜を家に持ち帰ってもすぐに食べない場合は、冷蔵庫で保管します。メルカドーナの公式冊子に掲載されている保存期限は24時間。
ボカディージョやハンバーガーは、買ったらすぐに消費することが推奨されています。
電子レンジで温める時は、メルカドーナでよそってもらったお皿に蓋をしたまま温めOK。
メニューごとに推奨温め時間(30秒〜5分)が異なるので、お惣菜コーナーで冊子を手に入れて確認するか、店員さんに温め時間を確認しましょう。温め時間3分のお惣菜が多いです。
メルカドーナの店内にも電子レンジがあります。ここで温めできるのかもしれないけど、食べるための席はないす…。
お惣菜のおかげで助かる新生「メルカドーナ」
普段はスペインで自炊生活をしていても、お惣菜があると思うとがんばって作らなくて良い日があって気持ち的に楽です。
私が食べたお惣菜の中では、豚の骨つきリブロース、クロケッタ、アルボンディガスはなかなかおいしかった。
急に家でパーティーという時にも、メルカドーナのお惣菜は使えそうです。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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