「Muchas gracias」と言われた時に返すスペイン語の「どういたしまして」はいくつかあります。
「どういたしまして」のスペイン語表現をご紹介。
スペインで「Gracias!!」と言われたら、きちんと「どういたしまして」と返答したい。友達にはちょっと愛嬌を持った感じで返答したいね!
一般的な「どういたしまして」
スペイン語の辞書で「どういたしまして」を引くとオフィシャルというか、一般的な表現が出てきます。2つの一般的なスペイン語の「どういたしまして」です。
De nada.
No hay de qué.
どういたしまして
2つ目の「No hay de qué.」はあまり聞いたことないけど、「De nada.」は一番一般的なスペイン語の「どういたしまして」表現です。
目上の人にも使える「どういたしまして」表現なので、まずは「De nada.」を使えばOK。
スペイン語の口語で使われる「どういたしまして」
スペイン語の口語でよく使われる「どういたしまして」は「A ti」です。
友達同士で日本語で言う「いえいえ」みたいな感覚で使っています。
A:Gracias.
B:Gracias a ti.またはA ti.
ちなみに日本人が「ありがとう」と言われた際に、「いやいや」と返すのがすごくおもしろいとスペイン人の友達が言ってました。
「いやいや」ってどういう意味なの?って聞かれて、確かにそう返すけど意味はないなーって。笑。
アンダルース(andaluz)の「どういたしまして」
スペイン語の中でもアンダルー(andaluz)では、この「どういたしまして」表現をよく使います。
La que tu me haces.
どういたしまして
「La que tu me haces.」は「礼には及ばないよ」のような、「そんなありがとうって言われる程ではないよ〜。」という意味の「どういたしまして」です。
親しい人や家族の間柄で使うのが「La que tu me haces.」という表現。あまりよく知らない人や目上の人には使えないスペイン語表現なので、要注意です。
日本語の「いやいや」にニュアンスは近いかもしれません。
La que tu me haces.の言い方に注目
「La que tu me haces.」の言い方によっては皮肉が入る場合があります。
つまりスペイン語のironiaとして使う「La que tu me haces.」です。
この場合「どういたしまして」の中にちょっとした嫌味なんかが含まれていたりします。
かわいい皮肉を伴うLa que tu me haces.
例えば一日中ソファでダラダラしていた旦那がいたとして旦那さんがお腹が空いたというので、奥さんが一生懸命カレーを作ったとします。
奥さん:Ya he preparado curry.カレーできたわよ。
旦那さん:Muchas gracias mi vida.どうもありがとう。
奥さん:La que tu me haces.どういたしまして。(あんた一日中ゴロゴロしてて何もしなかったじゃない、何もしなかった人が白々しいわね)
文章にするとすごーく嫌味な感じに見えちゃいますが、実際はちょっと笑える程度の嫌味です。
「どういたしまして」をスペイン語で言ってみよう
「どういたしまして」は頻出のスペイン語表現です。日常会話で「ありがとう」「どういたしまして」ってすごく使うからね。
とりあえずは「De nada.」と「A ti.」を覚えておけば問題ないかと思います。
最後まで読んでくれてありがとう。
(ここはLa que tu me hacesって返すところです)
Hasta luego!!!
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