スペインを旅行する時に、直接飛行機でセビリア入りしたいと思っている人!そんな人にはKLMオランダ航空をおすすめします。
マドリードでもバルセロナでもない、アクセスの悪いセビリア。でも、そんなセビリアに直接飛行機で降り立ちたいこともある。
日本から飛行機でセビリア入りしたい人のために、KLMオランダ航空のおすすめポイントをご紹介します。
日本からセビリアへの直行便はない
スペインへの直行便は、約2年半前にイベリア航空が18年ぶりの再開を果たしました。
2019年現在、日本からスペインの直行便はマドリード着のみ。日本からセビリアへの直行便はありません。
となると、日本から飛行機でセビリアへ入りたい場合は、どこかを経由する必要があります。
マドリードまで直行便で行き、マドリード空港でトランジットして飛行機でセビリアへ向かう、というルートを想像する人は多いと思います。
でも、小さいながらもセビリアは国際空港。だからマドリード経由でなくても、セビリアに空路で入る(スペインに入国する)ことは可能なのです。
セビリア空港へ飛行機が出ている国
セビリアへ到着するのにAVEや高速バスなど陸路を使わず飛行機でセビリア空港に降り立ちたい場合に、経由地候補となる国と都市は主に以下です。
- オランダ:アムステルダム
- デンマーク:コペンハーゲン
- ドイツ:フランクフルト・ベルリン・ミュンヘン
- イギリス:ロンドン・マンチェスター
- フランス:パリ
- ポルトガル:リスボン
- イタリア:ナポリ・ミラノ・ローマ・バリ・ボローニャ・ベネツィア
- ベルギー:ブリュッセル
- チェコ:ブダペスト
- スイス:チューリッヒ
この中で日本からの直行便の数が多く、比較的アクセスが良さそうな都市は、アムステルダム・コペンハーゲン・フランクフルト・ロンドン・パリ・ローマ・ミラノなど。
2019年2月に私が調べた時はアムステルダム経由のKLM便が一番安いフライトで、セビリアと日本の往復で550ユーロ程度でした。安いっ!
というわけで、迷わずKLMオランダ航空を利用することにしました。
KLMオランダ航空のおすすめポイント
実はKLMオランダ航空を利用したのは2回目。1回目は10年ほど前にスペイン周遊旅行に行った際に利用したのでした。
10年前にKLMを利用した時のことは正直あまり覚えていなく、乗り換えするオランダのスキポール空港がキレイでオシャレだな〜くらいの淡い印象のみ。
今回10年ぶりにKLMオランダ航空を利用し、直近で乗ったイベリア航空と比較してみて、KLMって良いなと思ったのでKLMのおすすめポイントを書いてみます。
安い
私は最初からKLMオランダ航空狙いだったわけではありません。
日本へ一時帰国する便をサプライスで探していた時に、たまたま他に比べて安かったのがKLMオランダ航空。
KLMオランダ航空が安い印象がなかったので、他よりも安かったことには驚きました。
時期やルートによって安い航空会社は変わるので、必ずしも北回り便が安いとか中東経由が安いというわけではないようです。こまめにをチェックすべし!
座席が広い
私がKLM便を利用したのはセビリアから日本に行く時と、日本からセビリアに戻る時です。
セビリア〜アムステルダム間はコードシェア便の「TRANSAVIA AIRLINES」が運航するので、正確にはKLMを利用したのはアムステルダム〜日本間でした。
アムステルダムで乗り換え、KLMの便に乗った時に感じたのが座席が広いこと。2ヶ月前に乗ったのがイベリア航空れに比べて座席がゆったりしたつくりだなと思いました。
オランダ人は背が高い人が多いからなのか、横幅も前との間隔も広め。ヨーロッパと日本を往復するのは長いフライトになるから、座席が広いのはかなり助かります。
機内食のボリュームがある
フライトが長いと機内食も気になります。あらかじめ食料を買い込んで機内食を食べない主義の人もいると思いますが、私は機内食も楽しみたいタイプ。
KLMの機内食はしっかりしたボリュームがあるので、食いしん坊な人にもおすすめです。
アムステルダム〜日本間の機内食は、しっかりめの食事と朝食が出ました。
和風な味付けの鶏肉カツ。オランダ産と思われるチーズがおいしかった。
朝食は卵焼きとハッシュドポテトにフルーツ。
日本〜アムステルダムの機内食は、がっつりした食事が2回出ました。
チキンか日本の魚と言われて迷ったけど、チキンのトマトソース。
2回目はペンネのパスタとコールスロー、フルーツ。
機内食は味付けがイマイチなことがあるけど、KLMの機内食は日本人が慣れている味付けで、全部ぺろりしました!野菜やフルーツも多くて嬉しい。
途中でお菓子が配布されるほか、機内後方にはカップラーメンが用意されています。夜中に小腹が空いたら、カップラーメンでお腹を満たしましょ。
トランジット時間が短い
トランジットの時間が長いと暇を持て余して疲れてしまうので、トランジット時間は短めがお好みです。
KLM便はアムステルダム〜日本が11〜12時間、アムステルダムのトランジットで2〜3時間、セビリア〜アムステルダムは3時間、と理想のフライト時間&トランジット時間。
スキポール空港はそれなりに大きい空港なので、ターミナルを移動して入国・出国審査をしてトイレ行ったりお土産見てたら、2〜3時間はすぐ過ぎます。
スペイン直行便を利用する場合、日本〜マドリード間が13〜14時間と長いので、マドリード〜セビリア間が1時間だとしてもかなり長時間フライトな印象です。体もぐったり。
日本から11時間で一度飛行機から降りられるだけで、疲れが全然違います。2〜3時間の休憩を挟めば、アムステルダム〜セビリア間の3時間はあまり気になりません。
乗り継ぎのスキポール空港がおしゃれでリラックスできる
トランジット時間は短いですが、その間にカフェや買い物を楽しみたいならオランダのスキポール空港はおすすめです。
スキポール空港はおしゃれできれい。
広々としたカフェレストランやリラックススペースがあり、WiFi環境や電源設備も整っています。
これぞオランダのミッフィグッズや
冬に暖かそうなオランダ木靴のスリッパ
オランダ産のチーズに囲まれたりするので、ほしくなっちゃう。
オランダのコスメブランド「Rituals」の店舗もありました。
関連記事 ▷ オランダ発コスメ「RITUALS」は香りがとってもいい!オレンジ&シダーウッドがお気に入り
難点は物価が高いことですかね。空港は全体的に値段が高いとしても、スペインと比べて物価が高いなと思いました。
飛行機でセビリア入りするならKLMオランダ航空はおすすめ!
セビリアは日本からだとなかなかアクセスが良くない都市です。
日本からのセビリアへの直行便は出ていないし、スペインの他都市に降り立ってからもセビリアに来るのは一苦労。マドリードから高速列車AVEを使って3時間、バルセロナからはAVEでも5.5時間かかるし、空港から鉄道駅への乗り換えはかなり面倒です。
日本から飛行機でセビリア入りすれば、移動がなくて時間も短くて済む!
KLMは座席が広く、トランジットが短いので疲れを軽減できますし、機内食のボリュームがあっておいしいので、フライト中の不満も少ないです。エンターテイメントも充実していました。
ぜひKLMオランダ航空を利用して飛行機でセビリア入りをしてみてください。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
▽ 海外旅行傷害保険付帯のクレジットカードを持って行こう
年会費無料の【エポスカード】公式サイト
▽ いつでもネットに繋げたいなら海外で使えるWiFiの準備を
グローバルWiFi 公式サイト
▽ 軽くてリーズナブル!おすすめのスーツケース
スーツケース ライトシリーズ90L【東急ハンズ】
コメント