「ここだけの話」というスペイン語は、日常会話でたまに聞く表現です。
誰かに「秘密だよ」「誰にも言わないでね」というニュアンスで話をしたいときは、この表現を使ってみましょう。
しかし、この表現を使ったからと言って、実際に誰にも伝わらないかどうかはわかりません。「ここだけの話」は往々にしてここだけにならないことも多いでしょう…。
逆にこう言われたら、「他の人に話しちゃいけないんだな」と思うようにします。秘密をバラす人にならぬよう。
というわけで、使うか使わないかはあなた次第、というより話すか話さないかはあなた次第。ですが、スペイン語の「ここだけの話」の言い方をご紹介します。
スペイン語で「ここだけの話」
英語で「ここだけの話」「私たちだけの内緒」と言いたいときは、“between”を使った表現を使うと思います。
英語)
just between you and me
just between ourselves
ここだけの話
私たちだけの内緒だけど
スペイン語もこの考えと同じで、英語の“between”にあたる単語、スペイン語の“entre(エントレ)”が使われます。
スペイン語)
solo entre nosotros
solo entre tu y yo
ここだけの話
私たちの中だけだけど
私たち=nosotros 間=entre だけ=solo
あなた=tu と=y 私=yo 間=entre だけ=solo
ということですね。
スペインで聞く印象では、“solo”はない方が多かったかも。「entre nosotros」と言われたら、「あ、内緒なんだ」「他言しちゃいけないことなんだ」と思えばOKです。
関連する類似表現
「ここだけの話」と合わせて出てきそうな表現をご紹介します。
Es nuestro secreto.
私たちの秘密だよ。
secreto=秘密を使った表現。「ここだけの話」とほぼ同じニュアンスが伝わります。
No lo digas a nadie.
誰にも言わないでね。
「誰にも言わないで」と強調したいときは、否定の命令文(decirの否定命令形)を使うと言わないで感が伝わると思います。私はこう言われたら人に言うことはないけどなー。(遠い目)
No hay que decirlo a nadie.
誰にも言ってはいけませんよ。
hay queは英語のhave toにあたる表現ですが、hay queを否定にすると「〜する必要がない」ではなく「〜してはいけない」になります。否定文ではmust notと同じ働きをするということですね。
こちらも、話しちゃいけない感が伝わります。
秘密の話をするときに使おう
日常生活を送っていれば、秘密の話のひとつやふたつ出てくると思います。
そんなときは、「ここだけの話」「私たちだけの秘密だよ」という表現を使って、内緒話なんだよということを伝えましょう。
「ここだけの話」と言うと掘り出し物の話感があるけど、「内緒」感が強い表現だと思います。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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