セビリアのカルトゥハにあるカルトゥハ修道院の中は、1997年からアンダルシア現代美術館となっています。
アンダルシア現代美術館は現代アートというくくりなのしょうが、アートが全くわからない私から見たら、アンダルシア現代美術館はキテレツ空間でした。
アンダルシア現代美術館とカルトゥハ修道院
カルトゥハ修道院は歴史ある修道院で、広間、パティオなど一部ムデハル様式の美しい建築が残っています。そのカルトゥハ修道院の建物の一角に現代アートが展示されているという仕組みです。
カルトゥハ修道院の建物を使ってアンダルシア現代美術館の展示がなされているので、必然的に2つ一緒に見学することになります。
アンダルシア現代美術館とカルトゥハ修道院には無料で入れる時間があるので、無料時間を使って2つを見学してきました。
カルトゥハ修道院の入り口からビックリ
カルトゥハ修道院の入り口には白壁に装飾が美しい礼拝堂があります。その礼拝堂を抜けるとビックリ。大きな顔と手が現れます。
二度見したよ!だって見て。
ででん!
どう見ても意味がわからない。なんだこれは。美しい礼拝堂の外側の壁がこれだよ?カルトゥハ修道院の入り口時点で、「あっここはそういう空間なんだ」と悟った我です。
カルトゥハ修道院の庭園には他のアートもありました。これはコロンブスの像の手前にある音符と調査員さん。
ユニークなアーティストのコレクション
かつては陶器の製造工場だったカルトゥハ修道院。大きな煙突と窯のある中庭を抜けると、シーズンによって変わるアーティストたちのコレクションがあります。
私が「アンダルシア現代美術館」に行った時は、「LEA LUBLIN」と「ALA YOUNIS」の2人のアーティストの展示がありました。
LEA LUBLINの展示で??となったのは、お菓子のおまけの紙みたいになったモナリザ像。
でも、先にLEA LUBLINを見ておいて良かったかも。ALA YOUNISのコレクションは、かなりキテレツな印象をたくさん残してくれました。
白い石灰人形みたいなのがまばらに配置されている空間。よく見ると…
砲丸投げしてるみたいな人や、胴体が切れた人。
奥には握手をしているかのようなエセミッキー。謎だ…。
このアーティストはエセミッキーに特別な思い入れがあるのか、他の展示でもエセミッキーは登場していました。
ミシンの部屋。
広い空間には何かがたくさん配置されている。ん?なんだ?
え、これはなんだ?
兵士!
この空間だけ係員がいました。誤って兵士をドミノ倒ししちゃったりしないように見張ってるのかな。
さらなるキテレツ空間
私が一番??となったのは、ハエ男がいたコレクションです。ファッションショー的な展示なのだと思います。
血のにじみ出たシャツを着る人と剣道着の人。他にはお札でできた服を着る人、画鋲でできた服を着る人、ブリキ人間などなど。映像作品の世界を表現したようでした。
アンダルシア現代美術館の無料時間
カルトゥハ修道院とアンダルシア現代美術館は、無料で入れる時間があります。
全部見ても3.01ユーロと通常時も安いけど、できれば無料時間に行くのがおすすめです。
住所:Avda. Américo Vespucio 2, Sevilla
入場時間:火〜土 11:00-21:00 日 11:00-15:30
無料時間:火〜金 19:00-21:00 土 11:00-21:00
観光所要時間:1〜2時間
閉館日(2018年):月曜日/1月6日/3月30日/4月18日/5月1日/5月31日/8月15日/10月12日/11月1日/12月8日/12月25日
入場料:3.01ユーロ
行き方:セビリアの市バスのC1またはC2で、Américo Vespucio駅下車
カルトゥハ修道院のバル
カルトゥハ修道院とアンダルシア現代美術館を見終わると、カルトゥハ修道院の入り口に戻ってきます。出て右側にはバルがあります。
カルトゥハ修道院もなかなか興味深い空間なので、アンダルシア現代美術館と合わせて見学すると結構疲れます。セビリア中心部からも離れているし、ここらで休憩するのはありかも。
現代アートはわからないと思いました
現代アート、よくわからない。
でも、歴史ある美しい建築が残るカルトゥハ修道院と、斬新な現代アートのコラボレーションに意表を突かれました。おもしろかったです。
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