2019年から2020年の年越しは、ピソ同居人の家族の家にお呼ばれしました。
そして念願の!カニを食べることができました♪わーい。
スペインの大晦日は家族で年越しディナーをする人が多いようです。年越しも家族と、という人が多いかも。友達とのフィエスタは年越しの後で集まる感じです。
時系列がかなり前後していて今さら感じがありますが、スペイン大晦日の豪華な家族ディナーと年越しの様子をご紹介します。
スペインのご家族に招待された場合
スペインではクリスマスはもちろん家族で過ごすものだと思っていたけど、大晦日の食事も家族で集まる人は多いようです。
スペインのご家族に大晦日のディナーに招待していただいた場合、以下のようなことを迷うと思うので書いておきます。
服装
一番迷うのは服装。大晦日のディナーに招かれた時の服装は、家族によって異なるので招待してくれた人に聞くのが一番です。
私は同居人から事前に「結構ちゃんとした格好で。うちの家族そんな感じなので。」と言われていたので、かなりきちんとした格好、というか2019年で最もきちんとした格好をして行きました。
もう少しトラディショナルだったり、カジュアルな感じでも大丈夫な家族もあるので、招待してくれたお友達に聞きましょ。心配なら当日の格好を見てもらうとベターです。
普通の格好の中にきちんとした格好の人がいても浮かないけど、きちんとした格好の中に普段着で行くと相当恥ずかしい思いをすると思います。
だから、服装は事前に確認しておくべし!
ちなみに男性はみなさんスーツ、同居人のお父さんや同居人は蝶ネクタイでした。
手土産
人の家にお邪魔するので何か手土産を持って行った方が良いのだろう、と悩む人もいるはずです。
これも招待してくれた人に聞きましょう。「ワインかお菓子など持って行きたいんだけど、どうすればいいかな?」と。
私は同居人に聞いたら
と言われました。
家族の食事に招待してくれる仲なら信用して良いと思うので、手土産不要と言われたら感謝の気持ちだけ持っていけば良いと思います。
スペイン大晦日の豪華なディナー
さて、スペインの大晦日は家族で豪華なディナーを食べます。念願のあれも食べられ嬉しかった…。
というわけで、スペインの大晦日の食事はこんな感じです。
テーブルにつくと、各お皿の上にはしおりが置かれていました。全部違うしおりです。粋な計らい。
クリスマスの食事の時にスペイン人ってエビ好きだなと思ったのですが、年末の食事でもやはりエビがたんまり出てきました。
生ハムやパテがおいしい〜♪普段自分では買わない高級食材なので、こういう時はたくさん食べます。
そして、これを待っていました。ドドン!
スペインのカニ!
「年末の家族のディナーではカニを食べる」と同居人から聞いており、妄想の中で何度もヨダレを垂らしていましたが、ついに念願のカニとご対面!
これはカニの脚なので、スペイン語では “pata de cangrejo” と言うそうです。pata が脚で cangrejo がカニ。
日本でもちろんカニを食べたことはあったけど、スペインのカニを食べるのは初めて。「食べやすくしてあげるよ」と同居人が取り分けてくれました。
そんなこんなで興味津々でカニを見ていたら、ご家族に私が生まれて初めてカニを食べる人だと思われ、みんなに見守られる中でカニを食べた我。汗。
おいしい!
ほのかな塩味が付いているので、何もつけなくてもおいしいです。
まさかスペインでカニが食べられるとは…。たくさんのカニをいただきました。
こちらもクリスマスの食事でよく食べられる料理。肉の中に色々な食材が入っている巻物。グレイビーソースみたいなのをつけておいしくいただきました。
カニと生ハム、エビ、パテなどを食べまくっているので、このあたりで結構お腹いっぱいになってきています。ペース配分間違えたか。
でも、新しい料理が出てきたらそれはそれで食べたい。
そんなこんなで、事前に聞いていた通り溢れるほどの料理が出てきてお腹いっぱい!
あぁたくさん食べたしたくさん飲んだ〜もう我は満足じゃ。
と思っていたら、最後にデザートがありました。しかも3種類!
全部手作りだって言うのです。そう言われたら、ぜひいただきたい。
結局、全種類をちょっとずついただくことになり。もうお腹入らない…ギブ。
家族の年越し
大晦日の家族の夕食は21時過ぎに始まり、23時過ぎには一通り終わりました。
残すはスペイン年越しの恒例。12粒のぶどうです。
同居人のお父さんは「あと○分!」とこまめにみんなに通知していて、年越し気分も高まってきました。
ぶどうは事前に12粒に取り分けてくれていたようで、シャンパンと共にみなさんに配給されました。
私は皮をむくのが面倒なので皮ごと食べます。同居人の彼女は皮を事前にむいていました。
年越しのカウントダウンは、テレビから聴こえる鐘の音に合わせてやります。スペインで年越しするのは4回目だから、もう間違えません!(←1年目は間違えた)
無事に2020年を迎えられました。パチパチ!
あ、そうそう、無事に12粒のぶどうが終わったら、みんなでべシートをします。その場には20人以上いたから大変だったけど、「おめでとう」と言いながらべシートするのが習わしのようです。
スペイン年越しの12粒のぶどうの詳細はこちらの記事をどーぞ。
関連記事 ▷ スペイン年越し12粒のぶどうを甘く見てはいけない
年越し後はカラオケパーティー
家族で年越しカウントダウンの後は、お家でカラオケパーティー。
マイクとYouTubeをテレビにつなげて、クリスマスソングやらスペインポップやらをみなさんが歌います。若者もお父さん世代も、みんな楽しそうにカラオケ♪
0時回ってるし、めっちゃ住宅街だけど、今夜だけは誰も文句言う人がいないのだね。
友達とのフィエスタは年越しの後
若い人は家族との年越しの後にフィエスタに出かけます。友達とクラブに行って朝まで飲むのが若い人の年越しの過ごし方。
カウントダウンも友達とやるのかなと思いきや、大晦日の食事は家族とするのが一般的なよう。
家族との年越しカウントダウンが終わったら、1時や2時に友達と待ち合わせてフィエスタに出かけるという流れです。
同居人も私もそんな歳ではないので出かけなかったですが、20代の子は「これからフィエスタなの」と出かけてました。
おいしい楽しいスペインの年末
スペインでご家族の大晦日の食事に参加させていただいたのは初めてなんですが、まーとにかく食べた。そしてシェリー酒やワインもかなり飲みました。
全部手作りだと思いますが、とてもおいしかったです♪
念願のカニが食べられて大満足。同居人に今度お礼しないとな!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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