野菜スープに欠かせないスペインのブイヨンにまつわる悲劇のお話。
わたしはよくスペインで野菜スープを作り置きしています。
ショートパスタを入れてスープパスタにしたり、ルゥを入れてカレーにしたり。材料はじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、トマトが必須であとは残り物の野菜たち。キャベツ、ネギ、茄子、ズッキーニあたりが常連です。
スペインのブイヨンで作ったら大変なまずいことになりました。。。
野菜スープにはブイヨンを入れる
野菜スープを作るとき、私はいつも固形のマギーブイヨンを使っています。
マギーブイヨンは、想像にたやすい、主張し過ぎずおいしく仕上がるブイヨンです。
マギーブイヨンを切らしたことから始まった悲劇
ある日野菜スープを作ろうと思ったのですが、マギーブイヨンがなくなってしまっていたので、おうちの近くのカルフールに行きました。残念なことにカルフールにはマギーブイヨンが売っていませんでした。
目についたのは他のスペインのブイヨンたち。カルフールのプライベートブランドだったり、スペインで人気のAVE CREM(鶏のブイヨン)が売っています。
うーん、どうしよう。。。AVE CREMは前に買ったのだけど、味が強くてあまり好みではなかった。
と、目に入ってきたカルフールブランドのブイヨン。
ん?野菜のブイヨンがあるのか。ふむふむ。
味の主張があまりなさそうかなと思って、このカルフールブランドの「caldo verduras」という野菜ブイヨンを買ってみることにしました。値段は確か0.5ユーロしなくて激安。
使おうとした瞬間から嫌な予感
早速家に帰って、カルフールブランドの「caldo verduras」を使ってみることに。
箱から取り出して紙をはがす時、やけに紙が固形ブイヨンにへばりついていました。
と少々嫌な予感がしました。
さて、いつも通り野菜スープを作る過程で固形ブイヨンを投入してみます。
心なしか慣れない香りがします。
ブイヨンを入れて野菜を煮込むこと15分。もう出来上がっている頃です。なんか緑色の物体が浮いています。
こ、これは野菜のブイヨンから出たものか…!?
スープの色も緑色っぽく濁っている気がします。
恐る恐る食べてみる
この時点ではかなり嫌な予感がしています。においもなんとも言えない野菜ではないにおい。
かなり恐る恐る食べてみました。
ま、まずい・・・。
まずいです。すごく。
油っぽいというか、野菜の味ではない味がする…。味は強くない。けど、ものすごくまずい。
表現力が乏しくてごめんなさい。とにかく私は嫌いな味でした。
しかも、お皿がパッケージと同じような緑色に。。。どうするんだよ、この大量に作ったスープ…。
衝撃の出会いでした、もう会うことはありません
あまりにもまずくてもう一度食べる気になれなかったので、大量に作ったスープは、スープ(水分)を捨てて具だけ残し、お湯とルゥを足してカレーにして食べました。
この体験の次の日、すぐにマギーブイヨンを買いに行ったことは言うまでもありません。
もう二度とこのカルフールの「caldo verduras」を買うことはないでしょう。安いからといって安易に手を出してはいけない。。。
どなたかこのカルフールの「caldo verduras」を使っておいしかったよ、という方がいたら教えて下さい。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luego!!!
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