行く前はマラガのようなイメージなのかなと思っていたアルヘシラス(Algeciras)。
着いて地元の人に聞いたら「何もないよ」「No hay ambiente.」って言われました。
私はフラメンコのフェスティバルに行ったので観光するつもりはあまりありませんでしたが、観光目的でアルヘシラスを訪れると何もなくて少し残念に思うかもしれないです。
そんなアルヘシラスで素敵だなと思ったのはオスタルとバル、そしてフラメンコのペーニャ。
私がアルヘシラスに行って、良いなと思ったところを紹介してみます。
パコ・デ・ルシアの故郷 アルヘシラス
アルヘシラスと言えば、有名すぎるフラメンコギタリスト パコ・デ・ルシア(Paco de Lucía)の故郷です。
アルヘシラスにはパコ・デ・ルシアのルーツを巡ることができる箇所がいくつかあります。観光名所みたいなところではないけど、パコ・デ・ルシアのファンなら興奮するところ。
しかし、パコ・デ・ルシアのルーツを全て巡るには車が必要です。アルヘシラスの町中で見られるのは、パコ・デ・ルシアの銅像くらいっぽい。
アルヘシラスで泊まったオスタル
アルヘシラスでは「Hospedaje Lisboa」というオスタルに泊まりました。
▶︎ Booking.comで見て1泊シングル23ユーロで1、2位を争う安宿だったのですが、泊まるだけ目的だったこのオスタルなかなか良かったです。
アルヘシラスのバスターミナルからオスタル「Hospedaje Lisboa」までは歩いて7〜8分ほどで、アルヘシラスの劇場フロリダのすぐそば。近くにはバルが並ぶ通りがあるし、オスタルの1階もバルになっています。
オスタルの中はもちろんWiFi完備。必要最低限の設備って感じだけど、泊まるだけなら十分かな。
受付は日本語が少し話せる感じの良いおばさま。アルヘシラスで突然雨が降って「傘ありませんか?」と聞いたらわざわざ探し出してくれて、傘を貸してくれました。
住所:Calle Juan Morrison 46, Algeciras
電話番号:956 654 452
種類:オスタル
星の数:★★と半分
オスタル1階にある人気バル
オスタル「Hospedaje Lisboa」の1階はバルになっています。
中心部のバルを探そうかと思っていたのですが、人がたくさんいて人気店ぽかったのでこのバルに入ってみることに。
雨が降って寒かったので豚のほほ肉の煮込みを頼んでみました。クミンやシナモンのようなスパイスを使っていて、なかなかない味でおいしかったです。
牛テールのコロッケは珍しい。
タパスは一皿1.5〜2.5ユーロで値段が安い!
セビリアのバルって高いのね〜と、アルヘシラスのこのバルのタパスの値段を見て思いました。
住所:Calle Juan Morrison 46, Algeciras
アルヘシラスのフラメンコペーニャ
アルヘシラスの有名なフラメンコのペーニャは、住宅地の中に紛れ込むかのようにあります。
あまり治安の良い場所ではないと地元の人に言われましたが、周囲は普通の住宅地です。
アルヘシラスのフラメンコフェスティバルは11月開催。ペーニャには歴代のポスターがずらり。
アルヘシラスと言えばフラメンコギタリストのパコ・デ・ルシア。パコのコーナーももちろんありました。
ペーニャは雰囲気のある内装で、深夜遅くまでフィエスタが繰り広げられたのでした。
ペーニャがある場所はあまり治安の良い場所ではないようなので、深夜に帰るときはタクシーを呼んだ方が良さそうです。
住所:Avenida de la caña 37, Algeciras
オスタル近くのおしゃれカフェで朝食
雨の降りしきる朝、朝食を食べられる場所はあるかしらとオスタルのおばさまに尋ねたら、近くの通りにバルがあるよーと教えてもらったのでオスタルから一番近いカフェに入りました。
かわいい家具で飾られた小さなカフェで、長居したくなる雰囲気です。朝も早よから営業してました。
アンダルシアの朝食トスターダ。トマトは瓶に入れられて登場。カフェっぽい〜かわいい。
住所:Calle Emilio Castelar 33, Algeciras
アルヘシラスへの行き方
アルヘシラスはモロッコとの玄関口ということもあり、アンダルシアの各地からアルヘシラス行きのバスが出ています。アルヘシラスへのアクセスはそんなに悪くないです。
アルヘシラスへの行き方詳細はこちら。
関連記事 ▷ アルヘシラスへの行き方 -バス停が2つあるので要注意
アルヘシラスでは観光はできない
結論、アルヘシラスはわざわざ観光に行くような場所ではないかもしれません。地元の人が言った通り、本当に何もないかも。
しかし、パコ・デ・ルシアのファンなら一度は行ってみたい土地のはずです。銅像あるし、車があれば生家を訪ねることもできるでしょう。
個人的にはオスタルとバル、そしてフラメンコのペーニャは雰囲気があって素敵でした。何かのついでにアルヘシラスに行くことがあれば、また同じオスタルに泊まろうかな。
翌日はタリファに行きました。とてもよかった!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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アルヘシラスのオスタル「Hospedaje Lisboa」は、片言の日本語を話すオーナーのおばさまが優しいオスタルでよかった。バスターミナルからも近し!
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