昨年とあるフラメンコ公演を観覧した時に、友達が教えてくれて覚えたスペイン語があるので書いておきたいと思います。
Llevar la cruz encima.
人生の辛い状況や苦難を表すスペイン語です。
人生の苦境を表すスペイン語
「Llevar la cruz encima.」を分解すると
cruz:十字架
encima:上に
となります。
イメージ的には背中に十字架があるような感じ?つまり十字架を背負ってる。
私が観覧したフラメンコの公演では、舞台の中央上に十字架が吊るされていて十字架を背負ってることが表現されていました。
以前にその公演を観覧した友達が、私が初めて公演を鑑賞する前に「Llevar la cruz encima.」の意味を覚えておいてねと言ってくれたので、あぁこの場面は人生の苦しい状況なんだなとわかって鑑賞することができました。
日本語の「十字架を背負う」とは異なる?
日本ではよく罪を犯した人が「十字架を背負って生きる」と言ったりしますが、スペイン語の「Llevar la cruz encima.」はそれとは意味が少し異なるようです。
自分の罪ではなく、自分の辛かったり苦しい状況。親しい人の死や自分の健康、仕事、家族の問題など、人生において痛みを伴う場面です。
十字架はキリストの受難を表す象徴的なもの。それを自分の背中に背負うので、とっても苦しいわけだ。
ところで!
日本語の「十字架を背負う」は、罪の意識に悩まされるという意味だけではないようです。「耐えがたい苦難を持っていること」という意味があるそう。
そう考えると、スペイン語の「llevar la cruz encima.」と日本語の「十字架を背負う」の意味は同じですね。中には罪の意識で苦しい人もいるということなのだと理解。
スペイン語の「Llevar la cruz encima.」意味を知ったのと同時に、日本語の「十字架を背負う」の正しい意味も知った私でした。
今苦しくてもがんばろ
苦しみの後には違った素晴らしい景色が見える、とよく言いますよね。
キリスト教でもこの考えは同じようです。信仰心を持ち試練を受け止めることで、苦難を乗り越えられる的な考え方のよう。
スペイン語にはこんな表現もありました。
みんなが自分の十字架を背負ってる。
誰しも苦しみや辛い状況を経験するということだと思います。
苦難のない人生を送ってる人なんていない!
今苦しくてもいつか抜け出せると信じぬくことが、一番大事みたいです。(どこかで聞いた歌詞だなと思った人は黙っておいて笑)
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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コメント
コメント一覧 (4件)
ン、大事MANブラザーズバンド?
> 焼き芋どんぶり。さん
あは😆ばれました。
では今まさに todo el mundo lleva la crus encima なんですね。。(スペイン語合ってるのかわかりませんが)
スペインは今どんな状況ですか?? もうきっと春🌼でジャスミンとかオレンジの花の香りがされてるんでしょうね😊 日本はそんなに前と変わらない状況ですが夏にマスクしなきゃいけい時期がもうすぐ来るのかと怯えております😂
> miyakoさん
返信遅くなりました…m(_ _)m
本当ですね。今は世界的にllevar la cruz encimaな状況ですね…😢
オレンジシーズンは終わりに差し掛かり、ポプラの木だったかな?の花粉症があるみたいで、花粉症の友達は辛そうです。
日本に何度か来ているスペイン人の子なんですが、日本は花粉がないからいいわ〜って言ってました笑。
日本も花粉はあるんだけどなと思いましたが、どうやら杉花粉には耐性があるみたいです。
今年の夏はまだマスク着用必須になりそうですよね。
昨年マスクしながらビーチに行って、砂浜でもマスクしてたのを思い出します。暑かったです😅