初めてバレンシアを訪れました。弾丸旅でしたが、なんとかパエリアを2回食べられた!
バレンシアのパエリアは他のと全然違うと聞いていましたが、確かに全然違いました。
そしてバレンシアは海沿いということもあってか、魚介類もおいしい気がするのです。
さらに、話題のオルチャータに初挑戦。バレンシアの食い倒れツアー開始!
米どころバレンシアのパエリア
バレンシアのパエリアは全然違うと聞いていました。
米どころバレンシアはパエリア界においては別格として君臨。「arroceria」と呼ばれる米料理専門レストランがいくつもあって、舌の肥えたバレンシアの人たちを満足させているのだと。
スペイン料理の代表としてよく挙がるパエリアですが、セビリアでは実はあまり食べる機会はなく、大勢でパーティする際に大鍋で作られることがあるかなという程度。
パエリア鍋で作られるんだけど「パエリア」と呼ばれないことも多く、「アロス=米料理」と呼ばれるそれはパエリアなのかどうなのか…。
そんなパエリア素人とも言える私が、パエリアの本場であるバレンシアでパエリアを食べる機会に恵まれました!
こんな機会はめったにないので、バレンシア在住と言えばこの方!千夏さんの情報を頼りにバレンシアのパエリアを食べてきました。
食べた!バレンシアパエリア
パエリアにはいろいろな種類がありますが、「paella valenciana」と呼ばれるバレンシアパエリアをまずは食べてみようと思いました。
バレンシアパエリアは具材に特徴があって、ウサギ肉や豆、インゲンなどが入っています。私はウサギ肉が苦手だけど、やっぱりこことは食べておかねばと挑戦することに。
パエリアは炊き上がりに45分かかるから、待つ間にと思って本日のおすすめサラダを注文しました。
野菜と焼きなす、モッツァレラチーズ?という珍しい組み合わせですが、程よい塩味が美味。
さて、いよいよパエリアが到着!
このレストランのバレンシアパエリアは貝も入ってました。季節的なもの?スペインではカタツムリをよく食べますが、今年は食べないと思ってたから思いがけずバレンシアで食すなり。
初めてバレンシアパエリアを食べた私の感想は、「味が濃い!米が硬め。油が多め。」です。
今まで「パエリア」とされて食べていた料理とは確かに違いました。黄色くないし、サフランの味なんてどこにもしないのが、本場のパエリアなんですね。
あと、お米が硬めなのね!水分はあまりなく、どちらかというと油が多め。しっかりと味が付いているのがバレンシアパエリアのようです。
お肉はと言うと、私はどうしてもウサギの肉が苦手なので、鶏肉ばかり食べていました。豆を食べるとお腹がいっぱいになってしまうので、お肉を適度にあとはインゲンとお米をメインで。
バレンシアパエリアは肉類を事前に煮込んで準備する必要があって、事前に予約しないと食べられないお店が結構あるそうです。確かにメニューに「バレンシアパエリアだけは予約しないとダメよ」と書いてあるお店があったわ。
バレンシアパエリアを食べたい人は、あらかじめ予約しておいた方が良さそうです。
なお、通常バレンシアではパエリアは昼に食べる料理で、夜は食べないそう。確かに量が多いし、味が濃くて油も多いから夜向きではないね。
私たちは到着したのが夜だったので、夜でもパエリアを提供してくれるレストランを千夏さんにいくつか教えてもらい、最終的に「Flor de Valencia」というレストランに行きました。以下の千夏さんのブログに色々なメニューが掲載されています。
週末ランチはコスパが良いらしい!
▷ 盲点だったご近所のお米料理専門店「Flor de Valencia」
▷ 「Flor de Valencia」の超リッチなフィデウア
住所:Avinguda del Cardenal Benlloch, 22, Valencia
営業時間:火曜-土曜 13:30-15:30/20:30-22:30 日曜 13:30-15:30
定休日:月曜日
やっぱりこれが食べたい!魚介のパエリア
バレンシアパエリアを食べる夢は叶えたから、今度はやっぱり魚介のパエリアが食べたい!と翌日のお昼は魚介のパエリアに。
この日は日曜日でどのレストランも予約でいっぱい。事前に電話したけどタイミングが遅く「completo(予約でいっぱい)」と断られ、ダメ元で現地にも行ったけどやはり断られ…。
と途方に暮れていた時に出会った心優しいレストラン「La Tófona」。1席だけなら空いてるよと、予約なしの我らを通してくださいました。ありがたや。
La Gran Viaのエリアのあたりはレストランがいくつかあって、ここがダメならここ!と数軒聞いて回ったのです。パエリア激選区に見えたけど、どこもいっぱいってすごいね。
このレストランもパエリアは30分以上かかると言われたので、待つ間にと思ってマグロのタルタルをオーダー。私、マグロのタルタルに目がないの。
「日本人やなぁ自分」と思いながらマグロのタルタルを食す我。ゴマが効いてて結構おいしい。
そうこうしているうちに魚介のパエリアが到着!エビキター!
やはり魚介出汁はおいしい。まだまだパエリア初心者の私は、バレンシアパエリアより魚介のパエリアが好きです。
ここのパエリアも味付けがしっかり。バレンシアのパエリアは味が濃いめなのがお決まりなのでしょうか。一緒に嗜むお酒に少々迷います。
前日に食べたバレンシアパエリアよりもさらに大きいパエリア鍋で提供され、完全にギブです。2人前と言ってるけど、4人前くらいあるでこれ。
私の胃がギャル曽根級に大きければフィデウアも食べたいところでしたが、今回はフィデウアは見送り。米どころだからお米を食べておこうと思ったのもあります。
住所:Carrer del Comte d’Altea 9, Valencia
営業時間:日曜-水曜 13:00-16:00/木曜-土曜 13:00-16:00 21:00-23:00
バレンシアでパエリアを食べる時の注意点
バレンシア初心者の私が完全に情報収集不足だったことがあるので、バレンシアでパエリアを食べる時の注意点を書き留めておきたいと思います。
レストランは基本予約必須
今回私がバレンシアを訪れたのが土日ということもあり、どこのレストランも予約でいっぱいでした。
レストランに予約をしていない場合、現地に行っても席が空いてなければ結局入れてもらえないです。だから予約は必須。
さらにバレンシアパエリアは、事前に予約していないと当日オーダーは対応していないところもある。そう考えると予約はしていくべき。
パエリアはさら〜っと行ってさら〜っと食べるのではなく、事前に準備して食べるべきなきちんとした食事なのですね。
パエリアのオーダーは2人前から
レストランでのパエリアのオーダーは2人前からとなっているようです。もしかしたら平日のランチメニューなら1人前でも頼めるのかも。
土日に一人旅でバレンシアに行く場合は、胃がギャル曽根級でなければレストランでパエリアを食べるのは難しいかもしれません。米料理をお得意とするタベルナ(taberna)なら食べられそうでした。
前菜食べすぎない
2人、3人でレストランに行く場合でも、前菜は食べすぎないように注意。
パエリア2人前っつったって4人前くらいの量のパエリアが出てくるんだもの。前菜でお腹が膨れていたら、パエリアをほとんど食べられずに終わります。
お初のオルチャータ
バレンシアのご当地グルメでもう一つ気になっていたのは、オルチャータです。
オルチャータとは大麦やタイガーナッツを原料とした飲料で、バレンシアやアリカンテなど東海岸地域やマドリード、さらに南米ではよく飲まれているものらしい。
タイガーナッツってヘルシーな健康食材として巷で話題のやつですね。ということは、オルチャータも健康飲料なのね。
バレンシアにはオルチャテリアというオルチャータの専門店があるくらいで、普通のカフェでもオルチャータを提供していました。まさにご当地ドリンク!
ここも千夏さんのアドバイスをいただき、以下のブログを参照させていただき(情報助かります)、コロン市場のオルチャテリア「casa del orxata」に行ってきました。
砂糖入りと砂糖なしの両方のオルチャータをオーダー。そしてファルトンという甘い菓子パンみたいなもの。ついでに朝の定番のオレジューも。
ファルトンは甘いのでそれに合わせるなら、砂糖なしのオルチャータでもイケる。オルチャータ単体なら、砂糖がないと味が米の抽出液みたいです。
すごい飲みたいかと言われると超絶欲する味ではなかったけど、オルチャータの味がずっと気になっていたので、飲めて余は満足。
なお、オルチャータは砂糖の分量が調節できたり、グラニサードと通常のミックスができたりと、いろいろな飲み方ができるそうです。
あと、甘さ調節&グラニサードっぽいものが飲みたい時は、コーヒーグラニサードにオルチャタ入れることもあります。コーヒーグラニサードかオルチャタを砂糖なしにすると日本人向けの味になるかも。Cubanitoと言います。名前は色からのインスピレーションでしょうねぇ苦笑。 — 盛 千夏-スペイン庶民生活@バレンシア (@spain_seikatsu) 2019年6月10日
オルチャータはミルクのような使われ方をする飲料なのね!次回は別の飲み方で飲んでみたいなと思いました。
バレンシアの食い倒れツアー完
1泊だけのバレンシア滞在でしたが、とにかく食べていた印象です。お腹いっぱい〜とずっと言っていたような…。
バレンシアはお米どころ、そして海が近いとあって魚介類も豊富。なんと恵まれた土地なのでしょう。
パエリアやオルチャータのようなご当地グルメは、他地域で食してもバレンシアのような味ではないのだろうと思います。バレンシアだからこそ楽しめる味。
パエリアを2日連続で食べたら胃が大きくなった気がしたけど、1日空けてすでにパエリアを食べたくなってる自分がいます。濃い味付けにハマったかな。
バレンシアに行く機会があったら、米料理専門店やレストランでパエリアを堪能してきてください。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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