セビージャっ子は誰もが楽しみにしている「Feria de abril 2016」に行ってきました!
日本だと「セビリアの春祭り」と呼ばれるこのお祭りはスペイン三大祭りと言われ、国内外から多くの人が訪れます。
朝から晩までお祭り騒ぎの1週間。楽しいぞ〜!
2016年のセビリアの春祭りは4/11〜4/17
11日(月)から12日(火)に日付が変わる午前0時にロス・レメディオス(Los Remedios)地区にあるフェリア正門に明かりが灯され、セビリアの春祭りが始まりました。
フェリア大好きな人たちは毎日夜中3時くらいまで、食べて飲んで踊って、を繰り返します。
すごい体力だよ、ほんとみんな。
ロス・レメディオス地区にある2016年モデルの正門。昼過ぎはまだまだの人出だけど、夜にかけて増えます。
セビリア以外からもフェリア(セビリアの春祭り)狙いのお客さんがいっぱい。なもんで、この時期ホテルの料金がガツンと上がります。1.5倍とか2倍とか。もっと高いかも。
春祭りの時期はホテルが激混みで値上がりするので、早めに予約しましょう。
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春祭りの衣装で着飾った女性たち
女性たちは伝統的な衣装、Traje de Flamenca(トラへ・デ・フラメンカ)に身を包みます。
同じ衣装はないのではないかと思うくらい、みんなそれぞれ違う。この色の組み合わせはスペインならではという感じで、色鮮やかでとってもキレイ!
若い娘もそうでない人も、かなり多くの女性たちが衣装を着ています。毎年新しい衣装を作る人もいるみたいです。
男性たちは相当若い子も含め、スーツを着てくるか、カッコ良くTraje Corto(トラへ・コルト)でバッチリ決めてきます。スーツが多いかな。Traje Cortoは馬に乗るスタイルみたいなやつね。
衣装を着て馬車に乗っている姿を見ると、タイムスリップしたような気分。
伝統的な衣装を着ない場合でも、フェリアに行く時は飛びきりオシャレして行きましょう!
男性はジャケット、女性はワンピースや水玉のシャツが可愛いと思います。みんながすごい着飾ってくるので、普段着丸出しの格好で行くと浮くかも。
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春祭り会場にはカセタがたくさん
セビリアのフェリア会場に来て最初にびっくりするのはその規模。
カセタ(caseta)と呼ばれるテントが1,000以上あります。
各カセタはそれぞれ特色があり、大きいカセタ、カセタの会員同士が知りあいっぽくて和気あいあいとしたカセタなどなど…
このカセタの中で食べて、飲んで、歌って、踊って〜が繰り広げられます。
セビリアのフェリアはほとんどのカセタがプライベートで、招待された人しか入れません。
でも、数は少ないですが誰でも入れるパブリックカセタ(caseta publica)もあります。フェリアが近くなるとインターネットで情報が出るので、招待状がない場合はそこに入りましょう。
女性は可愛く着飾ってると、プライベートのカセタに入れてもらえることもあるかも!?
なお、ヘレスのフェリア(Feria de Caballo)はほとんどのカセタが招待状なしで入ることができます。ヘレスのフェリアは5月頭の開催なので、行くことができたらレポします。
春祭りのカセタ内に初潜入!
私は運良くセビリアのお友達がカセタの会員のお友達で、プライベートカセタに一緒に入れてもらうことができました。
カセタを持っている人が食事を次々と出してくれるので、最終的に全てごちそうになってしまった!イカフライ、コロケッタ、ポテトフライ、モンタイート、トルティージャなどなど…。
食べて、飲んで、お話しして、食べて、飲んで…。なんかとにかく飲んで食べてた気がする。
春祭りのカセタの食事
4日間通って寝不足にもなったけど、それよりも4日間カセタの食事というのが結構きつかったです。
魚のフライ、トルティージャ・デ・パタタ、ポテト、クロケッタとか…油ものばっか。脂っこい食事が好きな私でも辛いくらい。おいしいんだけどさ。
アルコールも摂取していたので、日曜日はとにかく胃を休ませたかったです。心底「うどんとかさっぱりしたものが食べたいなぁ。」と思ったものです。
ナスとピーマンのフライの上に生ハムと目玉焼き。美味しかった。
カウンターに並ぶたくさんの特大オリーブ
締めのブニュエロ
カセタでたくさん食べて飲んで踊った後は、お決まりのスイーツを食べることになっています。
「ブニュエロ」と呼ばれる揚げドーナツみたいなもので、たくさん飲んだ後に締めに皆さん食べるんです。チョコレートをつけて。
日本でいう締めのラーメンみたいな感じですが、飲んだ後は塩っぽいものが食べたいなぁと思う私でした。
正門入り口近くにはヒターノたちがやっているブニュエロのカセタがあり、夜中まで賑わっています。
春祭りで飲むアルコール
セビリアの春祭りの飲み物と言えばレブヒート!
レブヒートはマンサニージャ(シェリー酒)を7up等の炭酸で割ったもので、デキャンタに入れられ次から次へと運ばれてきます。
それをずーっと飲み続ける人たち。。。フェリアに来たらこれ飲めって感じの飲み物がレブヒートなんです。
私は、2日酔いにはならなかったけど、昼15時〜夜中まで長時間に渡ってレブヒートを飲み続けたので、次の日体が相当疲れてました…。
やってくる春祭りの名物「セビジャーナスタイム」
カセタ店内はずっとセビジャーナス(春祭りの踊り)がかかっていて、好きな時にセビジャーナスを踊って、という感じです。
カセタによっては「セビジャーナスタイム」的なものがあって、カセタ内が総立ち。ほとんど全員でセビジャーナスを踊ります。
生演奏の時も!セビジャーナスをマスターしていくと、数倍楽しめるはず!
私は別のグループのご婦人に誘われセビジャーナスを踊った時、「相手を見て踊るのよ!」とアドバイスいただきました〜。なかなか日本人だと恥ずかしい人もいると思いますが、相手を見つめて踊りましょう。
セビリアの春祭りの2ヶ月前くらいからセビリア市内では「セビジャーナスクラス」が開催されています。
セビジャーナスはペアで踊る際のルールのようなものがあるので、フェリアでセビジャーナスを踊りたい場合はクラスに行って予習しとくと良いです。
春祭りの週は寝不足になる
昼からフェリア(春祭り)を楽しむことはできますが、盛り上がるのは夜です。
金曜日の夜が一番盛り上がったかな。土曜日はカセタによってはスカスカだったりしました。
例えばにカセタ内で何かしらのイベント、例えば生歌伴奏や、フラメンコショーなどがある場合、23時や0時に始まります。21時頃カセタに着いて、何か飲んだり、つまんだりしてショーが始まるのを待つという流れ。
ショーが終わった後も飲んだり食べたり。で、家に帰るのが毎日夜中でした。。。(私は最長5時でしたが、人によってはもっと遅いと思います。)
会場がロス・レメディオスという地区でセビリア中心部から少し遠いですし、思ったより体力を使うので、昼間はしっかりと睡眠をとっておきましょう。
春祭りの時期の交通機関
フェリア(春祭り)の会場はトリアナ地区の南の方のロス・レメディオス(Los Remedios)という地区です。
メトロだとPlaza de Cuba(プラサ・デ・クーバ)駅かParque de los Principes(パルケ・デ・ロス・プリンシペス)駅が最寄り。メトロは夜中も運行しています。
セビリアの中心部から歩くと30〜40分くらいかな?でもみんな歩いてるよ。
車や自転車は難しいと思った方がいいと思います。この時期は馬車も走ってるので、雰囲気出して馬車で行くって手もありますね。
フェリア(春祭り)会場からの帰りは、セビリア中心部方面へバスが出ていて、夜中もずっと運行しています。このバスはめっちゃ混んでいるので、待ち時間はある程度覚悟で。
バスのカードを持っていると、カード持ちの人専用の列に並べてちょっと待ち時間が緩和されます。
毎日バスに乗る予定の人は、チャージ式のバスカードを買っておいてもいいかもしれません。7ユーロ分を最低チャージしなければなりませんが、セビリア市内のキオスコなどで買えます。
春祭りの時期は夜中も中心部を歩いている人がたくさんいるので、歩いても問題なかったです。
セビリアの春祭りの終了
そして、2016年のセビリアの春祭りは4月17日(日)に終わりました。結局、13日(水)〜16日(土)は毎日足を運んでいました。
このお祭りはとにかく!体力が必要!
フェリア(春祭り)の終了は日曜日に花火が上がって終了。この花火は会場にいなくてもセビリアの街から見ることができます。
私は最後は会場に行く気力はなく、自分の部屋の窓から見てしみじみ終わりを感じたのでした…。
春祭りの時期はセビリアの宿泊施設が埋まりやすいので、早めに予約することを強くおすすめします!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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