スペインのATMでお金をおろす時は、十分過ぎるくらい十分に注意しましょう。
日本ではATM周辺で襲われたりお金を盗られそうになることはないと思いますが、残念ながらスペインでは気が緩んでいるとやられます。地元のスペイン人の友達で、被害に遭った人もいます。
スペインのATMでお金をおろす時に気をつけるべきことをまとめました。
ATM周辺の雰囲気
ATMは街の中心部や大通り、人が多い住宅街などにあります。
ATM周辺の雰囲気をよく確認した方が良いです。犯罪の香りがする独特な雰囲気だなーと思う場所のATMは使わない方が得策。
周囲に住んでいる人のガラが悪いとか、貧しい人が多く住んでいるエリアのATMも使うのはやめた方が良いと思います。
お金をおろさない方がいい時間帯
深夜や早朝、日曜日の朝など人が減る時間帯はお金をおろさない方が良いです。
普段は人通りが多い大きな通りであっても、その時間帯は人が歩いていない。ATM周辺で何かトラブルにあっても助けてくれる人がいませんし、ATM詐欺に引っかかる獲物を探している人がいる時間帯です。
できれば銀行が開いている時間帯(9:00-15:00)に銀行のATMを使うのが良いです。銀行の支店の中にATMがあるタイプなら、銀行の中のATMを使った方がなお良し。
ATMの周囲を確認する
ATMでお金をおろす時は、周囲を確認しながら慎重に。
これをスペイン人の友達から言われた時、「お金をおろす時まで後ろを確認しなきゃいけないの?」と思ったのですが、しなきゃいけないそうです。目の前のATMだけに気を取られないように。
ピソの同居人の友達は、家賃を払おうと思って450ユーロをATMでおろした瞬間に、後ろからナイフを突きつけられてお金を持っていかれてしまったそうです。
彼女がATMを使っていたのは夏の真昼間の20時頃。明るいから安全というわけではないということ。
暗証番号入力時は手で隠す
スペイン人はATMで暗証番号を押す時は必ず、反対の手で入力する手元を隠しながら暗証番号を入力します。
これは、ATMの上に設置された監視カメラが偽物のことがあるから。ATMに設置した偽のカメラで暗証番号を確認し、キャッシュカードの番号を盗む、キャッシュカード自体を盗むというトラブルが発生するのだそうです。
日本の感覚でぼーっとしているとつい忘れちゃうけど、スペインのATMで暗証番号を入力する時は、必ず手で覆って隠すようにしましょ。
ATMで話しかけられた場合
ATMで操作している最中に話しかけてくる人は怪しいと思った方が良いです。
私はATM操作中に背後から話しかけられて、危うくキャッシュカードの番号を盗まれるところでした。その時の超絶ビビった話はこちら。
関連記事 ▷ スペインのATMでキャッシュカードの番号を盗まれそうになった話
別のタイミングでATM操作中におばあさんに話しかけられたこともあります。困っていたようだったけど、ATM操作中は絶対相手にしてはいけないと言われたので、おばあさんごめんなさいと思いながらATMに集中しました。
大金はおろさない
お金をちょこちょこおろすのも面倒ですが、大金をおろすのはやめた方が良い。どこで見られているかわからないから。
スペインはクレジットカードが使えるお店が多いので、大金は持ち歩かず、それなりのお金が必要となる時はクレジットカードを使った方が良いです。
ATMでお金をおろす時は十分注意を
一番良いのは
銀行が開いている時間帯に銀行の支店の中にあるATMでお金をおろすこと
しかし、毎回それができるわけじゃない。急遽お金が必要になったけど銀行はもう閉まってるーとか、支店の中にATMはないーとか色々な事情に出くわします。
スペインのATMでお金をおろす時は、「人のお金を狙う悪い奴はいる」ということを忘れずに、十分周囲に注意してください。自身の経験から私はかなり用心深くなりました。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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