スペイン語で「ムカつく」の表現を腹立つレベル別に解説!

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スペインにいると「むかつくー!キー!」って思うことが多々あって強くなります。それは私がスペイン語でうまくコミュニケーションが取れていないからでありますが…汗。

スペイン語で「腹が立つ」「むかつく」と言いたい時に使う表現をまとめました。

腹立つ度合いによって表現が変わるので、うまく使い分けてみたいです。腹立つ度合いが高い場合に使う表現は、一触即発の場面に切り替わる危険があるので、注意して使ってください。

目次

スペイン語で「むかつく」の一般的な表現

よく使われるのは「Me da coraje.」で、「腹が立つんです。ムカつくんです。」の意味となります。

Me da coraje que fume en el restaurante.
レストランでタバコ吸われるとムカつくんです。

というような感じで使われます。

ちなみに「わたし、怒ってます。」と言いたい時はこうなります。

Estoy enfadado/a contigo.(con Ana)
わたしはあなた(アナ)に怒ってます。

腹立つレベル低のスペイン語表現(危険度低)

「Me da coraje.」とほぼ同じ意味の、腹立つレベル低の場合に使う「Me cago〜」を使った表現です。あまりきれいな表現ではないので気をつけてね。

Me cago en la leche.
Me cago en la mar.
Me cago en to(do).
むかつくわー。

ここで使われている動詞 cagar は「糞をする」です。「Me cago〜」を使った表現は「腹が立つ」の他に「くそっ!ちくしょう!」のような意味合いも持っています。

3つ目の「Me cago en to.」という表現はアンダルシア訛りのアンダルース(andaluz)になっていて、「todo」のdoが抜け落ちて、「to」と発音するような感じになります。

なお、動詞 cagar を使った表現には、「おいしい」もあります。

腹立つレベル中のスペイン語表現(危険度中)

例えば、料理をしていてフライパンをひっくり返して全て床に落としてしまった時、自分の失態が腹立たしいときに、この表現を使うことができます。

Me cago en su puta madre.
もう、何やってんだよ、このバカがっ!

一人で言う時は問題ないですが、他に誰かがいる時は明らかに自分が何か失敗したことが他人にわかる状態で使いましょう。そうでないと、他人を侮辱しているように聞こえてしまう危険性があります。

腹立つレベル高のスペイン語表現(危険度高)

これは、相手を激しく侮辱する表現です。

はっきり言ってけんかを売ってます。今後の関係がなくなることを覚悟で使った方が良さそうです。

Me cago en tu puta madre.
Me cago en tus muertos.
まじムカつく、⚪︎ねコノヤロー。

自分が使うことはあまりないと思いますが、誰かに言われたら「怒ってるんだな。」と理解するためには必要なフレーズですね。

ちなみに、昨年の年越しでCanal Surが重大な失態をおかした時、twitterでは上記のフレーズが結構たくさんつぶやかれていました。もちろんCanal Surに向けて…。

相手に不快感を与えるスペイン語

上記で紹介した他にも、スペインでよく使われる相手に不快感を与える表現があります。

このような表現を使うか否かは自己判断でお願いいたします。誰かに言われたら、不快になるようなことを自分がしたのか、怒られているのか、喧嘩を売られているのか、判断する材料になると思います。

Hijo/a de puta

直訳すると「娼婦の息子/娘」となりますが、「くそだ。」「このバカが!」「ひどくない?」みたいな意味合いになります。むかついた時にとっさに出る一言のような感じです。

この「Hijo/a de puta.」は、反対の意味で使われる場合もあります。

例えばバケーションでハワイに行っていた友達がいたとします。

その友達がハワイで存分に楽しんでいる写真を送ってきたのに対して「Hija de putaaaa.」と返したら、「なんなのよぉもう!うらやましいじゃない。」というような意味を持ちます。

これはスペイン語のironia(イロニア)による表現です。

Es una mierda

これも割とよく聞く表現です。mierda は「糞」を意味します。つまり、「ひどい。」「くそみたい(な話)だ。」という表現になります。

嫌な体験をしたり、常識的にありえない話を友達に語っている時に出てきたりします。

スペイン語でむかつく表現を使う時は慎重に

独り言で言う時は問題ないですが、人に対してこれらの腹が立つ表現を使う時は、トーンと言い方によって侮辱する度合いが変わってくるので、十分注意して使うようにしましょう。

間違っても大切な人たちにこのような暴言を吐かないようにしないとね。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luego!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活や勉強に関するポスト多め。

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