フラメンコのクラスで使われるスペイン語単語・用語まとめ

語学学校ではスペイン語がわからなくても、辞書で調べたり先生に聞いたりすることができます。
しかし、フラメンコのクラスではスペイン語について詳しく説明してくれる人はいません。当然、スペイン語がわからないと何も理解できないことになりかねない!
スペインでフラメンコのクラスに行った時に

動詞や名詞がわからなくて結局何言ってるのかよくわからなかったな〜。
とならないために(実際になったのは私…汗)、フラメンコのクラスでよく使われるスペイン語単語をまとめてみました。
derecho(右)やescobilla(エスコビージャ)のような初歩的単語は入れてません。気づいたら随時更新入れていきまーす。
クラスでよく使われるスペイン語の動詞
まずはフラメンコのクラスでよく使われるスペイン語の動詞から。動詞がわからないと重要なところわからないからね!
スペイン語の語学学校や日常生活では使われない動詞もよく使われます。知っておくとフラメンコのクラスで「??」とならなくて済むYO.
共有する
フラメンコ哲学の話になった時に使われるスペイン語が「compartir」。みんなで良いフラメンコ、良い瞬間を共有しようというニュアンスで使われます。
表現する
歌・ギター・踊りどれでも表現の話は必ず出てくるので「expresar」は頻出単語。
伝える・伝達する
「transmitir」の意味はexpresarに似ている時もあります。相手に伝えるということ。
感じる
「フラメンコは感じるものだ」という話もよく出ますのでその時に「sentir」がでてきます。sentimiento(センティミエント)なら名詞で「感情」という意味です。
呼び覚ます・開眼する
英語のinspirerと似ているからわかりやすいかな?「自分を呼び覚ます」みたいな表現で「inspirar」が出てきます。
続ける
「続けましょう/Vamos a seguir…」「続けて/Sigue…」という時によく出てくるスペイン語。
復習する
復習する・仕上げる
「repasar」と「limpiar」は「復習しよう」「きちんと仕上げよう」という時に出てくる単語です。
振り付けする
即興する
ある程度やることを決めて振り付けをする時は「montar」、振り付けなしで自由にやらせる時は「improvisar」です。
やってみる
「やってみよう/Vamos a intentarlo.」「やってみな/Intentalo.」などで使われます。
自分のものにする
自分の中で消化する・自分の中でしっかり感じるというニュアンスで使われる単語は「interiorizar」です。
深める・探求する
「profundizar」は理解を深める・深く知ろうとするという意味で使われる単語です。
acentuar / アセントゥアール
強調する
「matizar」はニュアンスをつけると言う時や、強く打つ(ことでニュアンスを持たせる)という時などに使われます。「acentuar」はアクセントをしっかりつけるイメージ。
強く打つ
主に足を強く打つ時に「apretar」が使われます。「No apretar tanto./そんなに強く打たないで」もよく聞くかな。
我慢する
「最後のタイミングまで我慢して」みたいな時に「aguantar」が使われます。
我慢する瞬間こそがフラメンコの美しい瞬間
とファルキート様がおっしゃってました。
ゆっくりする・スローにする
リズムを落とすわけではなく、コンパスの中で動きをゆっくりさせるみたいな時に「ralentizar」が使われます。
解放する・緩める
「緩めて!/Sueltate!」という感じで使われます。ガチガチにならないでという意味。
かがむ・膝を曲げる・腰を落とす
「もっと膝曲げて!/Agachate mas!!」という言い方が多いかな。クラスで棒立ちの時によく言われます。
自分自身を表現する
現在受けているクラスの先生がよく言う。その先生が言うニュアンスは「怒る」転じて「自分自身を表現する」ということだと理解しています。
自信を持つ
いい意味で「自分で自分をイケてると思う」という時に「ronear」が使われます。下向いて踊ってたりすると言われたりします。
関連記事 ▷ Ronearはアンダルー? 2つの意味を持つスペイン語
クラスでよく使われる名詞
フラメンコのクラスでよく使われるスペイン語の名詞は、先生の動きや話の流れから想像できる部分が多いと思います。
強さ
「強く!/Fuerte!!」もよく使われます。
姿勢・ポーズ
手が変な方向いてたり首が前出ていたりすると注意されるので、その時に「ちゃんと姿勢気にして/Coloca bien」みたいな感じで使われます。
意図・意志
歌い手やギタリストや踊り手のやりたいこと、その瞬間に発する意志のことを「intención」と言います。即興するのに必要な要素。
本能
感覚的に感じることについて「intuición/本能」という言い方も使われます。
決断
「怖がらないで/No tenga miedo.」と合わせて使われることがある単語は「decisión」です。自分で決断力を持ってということ。
enlace / エンラッセ
接続部分
パソとパソのつなぎ部分のことを「enganche」や「enlace」と言います。
sello / セジョ
個性
フラメンコに大切な、その人らしさを意味するスペイン語が「personalidad」や「sello」です。
痛み
苦悩
「alegria(喜び)」と合わせてよく出てくる単語が「dolor」や「pena」で、特にソレアを習うと必ずと言っていいほど聞くと思います。
根っこ・根幹
「raises」と複数形で使われることも多いかも。根幹、一番大事な部分や基盤となるもの、源流などについて言及する時に使われます。
魂・精神
純粋さ/p>
このあたりは頻出単語かな。日本語にするとスペイン語のニュアンスとちょっと変わってきちゃう気もするので、先生が言う文脈から意味を読み取った方が良いと思います。
その他クラスでよく使われる単語
動詞でも名詞でもない、フラメンコのクラスで使われるスペイン語の形容詞または副詞。まぁ文法用語はどうでもいい。意味がわからないとスッキリしないので、知っておくと助かるフラメンコ用語たち。
もう一回
これは頻出。たぶんみんな知ってるだろう。もう一回!は「オトラベ〜!」
微妙な
いい意味で使われる「sutil/微妙な」です。繊細なというニュアンスを含んでいます。
柔らかい
繊細な
フラメンコの繊細さを表現する時に出てくるのが「suave」や「sensible」です。いつもガツガツ足を打ってたり、頭振り乱してレマーテしてばかりいるとこう言われると思います。
奥深い
フラメンコの真髄を理解することや追及することにおいて、「profundo」や「profundamente(深く)」という単語が出てきます。
Quita el sentio. / キタ エル センティオ
素晴らしい
「すごい」「素晴らしい」と言いたい時に上の2つを使うスペイン人は多いです。特にフラメンコの人はよく使う気がします。
関連記事 ▷ スペイン語で「すごい!素晴らしい!」と言いたい時の表現19選
クラスで何度も聞いたらそのうち意味を覚えるよ!
フラメンコのクラスで出てくるスペイン語単語やフラメンコ用語は、どの先生でも同じことが多いです。同じような思想を持った先生は同じような単語を使うから。
最初は「意味なんだっけ?」となっても何度も聞くうちにわかってきます。話の流れや伝えたいニュアンスも少しずつ汲み取れるようになる!
単語がわからない時はサラッと「その単語どういう意味?」と聞けば、噛み砕いて意味を説明してくれる説明してくれる先生もいます。
しかし、クラスがスペイン人やスペイン語上級者ばかりだと質問するタイミングを逃すので、やはり自分である程度スペイン語を勉強して行った方がベターっすね。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
関連記事 ▷ 私が使っているスペイン語のおすすめ辞書とアプリ
20ドル以上のクレジット購入で10ドルプレゼント!以下リンクで私からの10ドルクレジットが受け取れます。
▶︎ italki公式サイト
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。