2024年を振り返る

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

あと2時間とちょっとで今年が終わってしまう時間に今書き始めたこの記事が、年を越す前に公開まで辿り着けるかわからないまま書いています。

振り返ってみれば、2024年はいろんな意味で転機の年になったのかもなと思います。

2024年をおおざっぱに要約すると、大学受験と転居、大学入学、自分の理解力と思考力の低さに打ちのめされる、新しい出会い。という年でした。

目次

大学受験

私にとって2024年を象徴するイベントはなんと言っても、学士入学の試験を受けて東京大学文学部に入学したことです。

東大受験を決めたのは2023年の10月頃。2024年の1月が一次試験だったので、大学受験とともに2024年がスタートしたような感じでした。

一次試験の結果が出るのが受験後すぐじゃなかったと思うのだけど、二次試験までの間はバイトと家探しに追われて、あっという間に試験結果の発表。

自分の受験番号を見つけたときはかなり、かなり驚き!本当に驚いたの。で、思わず画面のスクショ。嘘じゃないよね?

と同時に二次試験の不安がすぐに襲ってくる。面接形式はとても苦手。

でもどう対策すればいいかわからないので(過去に受けた人の話を聞いたことがないし)、とにかく今の自分のまま評価してもらうしかない。チャンスはまたあるかもしれないし!という自分的には仏のような心持ちで二次試験に挑むことにしました。

二次試験で何を話したかは端折るけど、一次試験以上に自信がなくてまた来年受けようとか考えていたので、入学許可の結果が出たときはリアルガッツポーズ!もちろん2回目のスクショです。

何度も何度も番号を確認して、合ってるよね?私、合格したんだよね?と自分で自分に問う、みたいな。合格書類が家に届くまでは気持ちがふわふわしてて半信半疑でした。

大学入学

大金すぎる入学金を納付して、3月末に正式に大学入学が決まりました。この時点でも自分が大学生になることが信じられない。

20年前に一度大学生というのものを経験しているのだけど、その頃は大学生になるのは自分の中で特別なことではなかったので、中学→高校の延長での進学という感覚だった。

今回は違う。「大学に通う」ということは自分にとっては人生のギアチェンジ、いやシフトチェンジをすることでもあるのだ。

知りたいことがある、学びたいことがある、研究したいことがある、書きたいことがある。

期待と不安が入り混じる複雑な感情。正直、不安の方が大きかったです。

大学生は忙しい

20年ぶりの大学生活はなかなかに大変です。

まず授業の受け方が違います。当たり前だけどオンラインの仕組みが20年前より充実している。ノートもみんなPCで取ってるし、そのせいか先生も講義でしゃべるのが早い気がするし。

仕事でPC使ってたでしょとか、ネットで仕事してるじゃんという話なんだけど、仕事環境で経験するのと、学習環境として経験するのってだいぶ違うんじゃないかなというのが自分の感覚です。

なので、20年前とは異なる学習環境に慣れるのにまず一苦労。

そして、授業の予習復習も大変。

2年で卒業するには76単位を取得しなければならないので、4年生になったときのことを考えると3年生のうちは1タームで10コマ以上を履修しておきたいのだけど、毎日勉強の時間を作っても予習復習が追いつかないです。

授業の内容も高度だ(と私は思う)し、1回105分の授業はえらい進みが早いし、これらの勉強に加えてバイトしたりサークル活動をしてるなんて、東大生はなんて要領がいいんだと驚き。

そんなこんなで私は年末年始も、レジュメ作成と期末レポートの準備、読書に追われています。

大学生はとにかく忙しいなと、大学に入学して思いました。

自分ってこんなに理解できないんだ

勉強時間が足りないのは問題なのだけど、もっと大きな問題があります。それは

「自分ってこんなに物事を理解できないんだ」ということです。

講義を聞いて理解できない、講義資料を予習していて内容が理解できない、演習の授業で他の生徒の発言が理解できない。理解できないことだらけやん!

日本語なのに書いてあることがわからない、言っていることがわからないというのは、かなりのストレスです。

大学に入学してから、まわりの東大生の思考力の高さにほんっとーにびっくりしたのと、自分の理解力と思考力の乏しさを痛感しました。泣ける。

しかし、泣いていてもしょうがない。理解力と思考力は一朝一夕で身につくものではないので、訓練していくしかないのよね。

新しい出会い

大学に入学したことで、新しい出会いがたくさんありました。

ゼミの同期や先輩などいろんなバックグラウンドを持つ若い方々、読書会など学ぶつながりで会った他大学の学生さんたち、大学の先生たちやロールモデルとなる方。

この人なんかすごい!と思ったときは「どうやって勉強してますか?」「いつもどんな本読んでますか?」と積極的に話しかけるようにしています。

突然話しかけると驚かれることもあるのだけど、みんな優しく教えてくれることに我感動しております。

勉強以外でも、何かに打ち込んでる人、お話がおもしろい人、なんか気になる人には、とにかく話しかけてみる。コミュニケーションを取ってみる。

一緒にランチしたり、授業後にご飯食べに行ったり、ふつーの大学生っぽいこともたまーにしています。誘ってくれるみんな、ありがとう♡

私自身は何者でもないけど、何者でもないからこそ、先入観なくいろんな人とオープンに接して多様な考えに触れることができるのかもしれないと思う。

今年いろんな人と出会えたのは、本当にすばらしい経験だったと思います。

転機となったかもしれない2024年

ゼミの同期や先輩から刺激を受けたり、知らなかったことを深く学ぶことができる大学生活はエキサイティングでもあると同時に、自分と向き合うことが多くて辛くもあります。

大学に入学しなければ味わえなかった交錯した感覚。

少しずつ感じる自分の内面の変化。そして、今の自分が向かっている先。

大学に入学したからやりたいことが全部できる環境になったとか、ブレイクスルーしたとかではないけど、遠い未来の自分から見たときに、2024年が転機となって私の人生が変わっていったんだなと思うのかもしれないです。

最後まで読んでくれてありがとう。よいお年を!
Hasta luegui!!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活と食べ物のポスト。

コメント

コメントする

目次