コルドバは日帰り観光もできる魅力的な都市。
メスキータやローマ橋などイスラムの名残が見られる観光名所があり、花の小径のような景観がかわいい場所もあり、世界遺産の美しい街です。
コルドバの夏はとても暑いので、夏の観光はおすすめできないとコルドバ出身の友達は言っていたけど、春や秋は過ごしやすくて観光におすすめのシーズン。
コルドバのかわいらしい街は散策するだけで楽しいです♪
というわけで、コルドバを1日観光する場合のおすすめ観光名所と回り方をご紹介します。
コルドバの観光名所と所要時間
コルドバを訪れたらぜひ見ておきたい観光名所は以下の4つです。
- メスキータ
- アルカサル
- 花の小径とユダヤ人街
- ローマ橋
以下の2つは時間があったら入場したい観光名所。
- カラオーラの塔
- シナゴーグ
コルドバの観光スケジュールを決めるときは、これらの観光名所と所要時間を考慮しておきましょう。
メスキータ
コルドバのメスキータはモスクの様式を残したままの建物の中に大聖堂がある、唯一無二の場所です。
メスキータの中の円柱の森は幻想的でモスクの中にある大聖堂の景観も不思議。スペインの他都市では見られない景色がメスキータにはあります。
コルドバで絶対に外せない観光名所がメスキータです!
◆メスキータ
入場時間:月曜〜土曜(8:30-9:30無料) 3月〜10月 10:00-19:00 11月〜2月 10:00-18:00
日祝日 8:30-11:30/15:00-18:00(11月〜2月)または19:00(3月〜10月)
入場料:大人10ユーロ/10歳〜14歳と身体障害者5ユーロ
アルカサル
アルカサルはコルドバで3番目に入場者が多い観光名所。
美しい庭と城壁が特徴ですが、ナスル朝の王を8年も監禁したという怖い歴史がある場所でもあります。
春や秋など過ごしやすい時期に行くと、美しい庭園散策をして優雅な気分になれますよ。城壁を歩けるので、城壁好きにもおすすめです。
◆アルカサル
入場時間:9月16日〜6月15日 火曜〜金曜(8:30-9:30無料) 8:30-20:45 土曜 8:30-16:30 日祝日 8:30-15:00
6月16日〜9月15日 火曜〜土曜(8:30-9:30無料) 8:30-14:30 日祝日 9:30-14:30
入場料:大人4.5ユーロ/学生2.25ユーロ/14歳以下無料
花の小径とユダヤ人街
コルドバと言えば、真っ白な壁に花が咲いた鉢植えが飾られ、遠くに塔が見える光景を思い浮かべる人もいるのでは?
「花の小径」と呼ばれるコルドバの美しきスポットは、ユダヤ人街の中にあります。
コルドバは5月に「パティオ祭り」という大きなイベントがあって、家々が花で飾られます。春の時期に花の小径に行くと、美しく花が咲いた状態が見られます。
冬に行くと、花が咲いていなくて植木鉢に草、という光景になる可能性があるのでご注意ください。でもこういう時期の方が人は少なくて観光しやすいかも。
ローマ橋とカラオーラの塔
ローマ橋はコルドバをずーっと見てきた橋。かなりどっしりとした構えは、威厳さえあります。
旧市街地からローマ橋を渡ったところにあるのが、カラオーラの塔です。
カラオーラの塔の中の博物館はそこまでではなかったけど、塔の上からローマ橋と世界遺産のコルドバ歴史地区を見下ろした風景は見事で美しかったです。
コルドバに宿泊すれば、ローマ橋の美しい夜景が見られますYO!!
◆カラオーラの塔
入場時間:5月1日〜9月30日 月曜〜日曜 10:00-14:00/16:30-20:30
10月1日〜4月30日 月曜〜日曜 10:00-18:00
入場料:4.5ユーロ
シナゴーグ
コルドバでメスキータに次いで入場者が多い観光名所は、なんと地味なシナゴーグだそうです。
シナゴーグとは、ユダヤ人たちの教会。スペインではトレドに2つ、コルドバに1つの3つしか残っていないそうで、貴重な教会です。
美しいアラベスク装飾は見に行く価値あり!
◆シナゴーグ
入場時間:火曜〜日曜 9:00-15:30
休館日:月曜
入場料:0.3ユーロ
コルドバ観光に必要な日数
コルドバは小さい街なので、観光日数は1日あれば回れます。
メスキータ、アルカサル、花の小径、ローマ橋、カラオーラの塔、シナゴーグと全ての観光名所を回っても、1日あれば十分。
ただし、コルドバのローマ橋の美しい夜景は日帰りだと見られない。夜景を見たいと思ったら泊まりになります。
昼過ぎにコルドバに着いて観光名所を回り、ローマ橋の夜景を見てコルドバに宿泊し、翌朝の午前中もコルドバ観光というスケジュールもあり。これならローマ橋の夜景が見られます。
ローマ橋の夜景にそこまでこだわりがなければ、コルドバの観光日数は1日で十分。セビリアやマドリードから日帰り観光もできます。
コルドバ観光の注意点
コルドバ観光の注意点は、アルカサルとシナゴーグは月曜日はお休みということです。
コルドバの一番の観光名所であるメスキータは月曜日でも入れますが、アルカサルとシナゴーグも観光したい場合は、コルドバ観光日が月曜日に当たらないよう考慮しましょ。
アルカサルは夏や土日は入場時間が短く、昼過ぎには閉まってしまいます。
コルドバの観光ルートを考える際には、アルカサルの観光を午前中に持ってくるようにすると良いですね。
観光名所の入場時間を確認!
コルドバの観光名所はいずれも近くにあるので、移動時間はそこまで気にする必要がありません。
メスキータは月曜〜土曜の8:30〜9:30、アルカサルは火曜〜金曜の8:30〜9:30が無料で入場できる時間なので、早起きできる人はメスキータまたはアルカサルの観光から始めてみましょ。
どちらも観光所要時間は1時間はかかるので、無料時間に2つの施設をどちらも見るのは難しいです。
コルドバ観光コースを検討する前に、各観光名所の入場時間を確認!(最新版は公式サイトでご確認ください)
◆メスキータ(観光所要時間 1時間)
月曜〜土曜(8:30-9:30無料) 3月〜10月 10:00-19:00 11月〜2月 10:00-18:00
日祝日 8:30-11:30/15:00-18:00(11月〜2月)または19:00(3月〜10月)
◆アルカサル(観光所要時間 1時間)
9月16日〜6月15日 火曜〜金曜(8:30-9:30無料) 8:30-20:45 土曜 8:30-16:30 日祝日 8:30-15:00
6月16日〜9月15日 火曜〜土曜(8:30-9:30無料) 8:30-14:30 日祝日 9:30-14:30
◆カラオーラの塔(観光所要時間 30分)
5月1日〜9月30日 月曜〜日曜 10:00-14:00/16:30-20:30
10月1日〜4月30日 月曜〜日曜 10:00-18:00
◆シナゴーグ(観光所要時間 15分)
火曜〜日曜 9:00-15:30
曜日によって、夏と冬で入場できる時間が異なるので、注意が必要です。
ローマ橋と花の小径は入場時間は関係ないので、ローマ橋(観光所要時間30分)はカラオーラの塔とセット、花の小径とユダヤ人街(観光所要時間30分)はメスキータの観光前後で訪れると効率的です。
コルドバ1日観光のモデルコース
さて、いよいよコルドバ1日観光(半日に近い)のモデルコースです。
メスキータはコルドバで1番の人気観光名所で混雑するので、メスキータを朝一に観光するモデルルートを考えました。
各観光名所の移動は徒歩。近いところだと徒歩5分、遠くても徒歩15分で歩けてしまうのでコルドバは回りやすいです。
チケットの列に並ぶことも考え、観光名所の間は少し余裕を持たせています。
メスキータの無料時間を活用する場合の観光モデルコース
日曜と祝日にコルドバ観光する場合、アルカサルが午前中は11:30に閉まってしまうので、早めのランチにして午後に回すか、メスキータを見た後すぐにアルカサルに行きましょう。
他の都市からコルドバへ日帰りする場合の観光モデルコース
セビリアやマドリードからコルドバを訪れる場合で、こんなに朝早くから観光を開始できない場合は、以下のようなコルドバ1日観光ルートはいかがでしょうか。
午前中にコルドバ観光を開始できれば、夕方には観光名所を回りきることができるので、十分日帰り観光が可能ですね!
コルドバ歴史地区は小さいのでギュギュッと観光できる
コルドバの観光名所は、世界遺産に登録されているコルドバ歴史地区の中にギュギュッと凝縮されています。
それぞれの観光名所が近いので徒歩で全て回れちゃいますし、1日あれば十分です。
コルドバ歴史地区は美しいです。ユダヤ人街のバルやカフェでお茶したり、雑貨屋に立ち寄ったりしてコルドバの街歩きも楽しんでみてください。
春の時期に行くと、ユダヤ人街の家の庭が美しくお花で彩られ、白い壁とのかわいいコントラストが楽しめるよ♫
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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