スペインでスペイン語のインテルカンビオの友達が何人かできました。
それとは別に、ピソの同居人だった子やフラメンコを通じて知り合った子など、インテルカンビオ以外の友達もいます。割合的にはインテルカンビオ以外で知り合った友達の方が多いかな。
どっちがいい悪いの話ではなくて、私はどちらも居心地いいなという話。
スペイン語のインテルカンビオの友達とそうじゃない友達について、私が感じた違いを気まぐれ日記に綴ります。
インテルカンビオとは相互交流
「インテルカンビオ(intercambio)」とは、相互交流のこと。
スペイン語を勉強している私たちと日本語を勉強しているスペイン人が交流するイベント。というイメージを持つ人が多いと思いますが、言語交流以外のインテルカンビオもあります。
日本語は全く話せないけど日本の文化に興味があるスペイン人と出会った時、「文化交流(intercambio culutral)しよう」と言われました。
彼は日本語を勉強する気はなかったけど、日本の特にファッション文化について知りたいという思いがあり、私に文化のインテルカンビオを提案してきたのでした。
とはいえ、こういうケースはあまり多くなくて、スペインで「インテルカンビオ」と言うと、ほとんどが言語交流のことを示していると思います。
スペイン語や日本語に限らず世界の言語のインテルカンビオを主催しているカフェがあったり、スペイン語学習者と日本語学習者がSNSで参加者を集って定期的にどこかのバルで集まったり、といった形で開催されていることが多いです。
以降は、インテルカンビオ=スペイン語と日本語の言語交流という前提で書きます。
日本語や日本の文化に興味がある/ない
インテルカンビオの友達とそうじゃない友達の一番の違いかなと思うのは、日本語や日本の文化に興味があるかないか。
当たり前と言えば当たり前なんですが、インテルカンビオの友達は「日本語ではこう言うよ」とか「日本ではそういう時はこうする」というような話に興味を持ってくれます。向こうから聞いてきたりもする。
インテルカンビオじゃない友達は「日本はさ…」と話を振っても「んあ?あぁ…でさー」と話を切り替えてきたりしますw
日本に興味がないわけではないんだろうけど、ものすごく知りたい欲求はなさそう。
フラメンコのこととか、恋愛の話とか、感動した話とか…普通の会話をしたいわけで、今その時に日本についてあれこれ知りたいわけではないし、スペインについて教えたいわけでもないってところかな。
スペイン人に限らずスペイン語が達者な外国人の友達も含め、留まるところを知らずに話している図が好きです。
スペイン語について噛み砕いた説明をする/しない
日本語を勉強しているスペイン人は言語についての興味があるし、日本語とスペイン語の違いについてもよくわかっているから、スペイン語についての説明が上手です。きっと日本人が理解しにくいポイントもわかっていると思う。
「このスペイン語どういう意味?」と聞いた時に、同義語を使って説明したり、噛み砕いて説明できるインテルカンビオの友達。
対してインテルカンビオじゃない友達は「Aってスペイン語どういう意味?」と聞いたら、「AはAよ」とか「辞書で調べて」とすぐ言う。説明なしかーい!
また、話が複雑でわからない時に「ん?」と言うと、「わからない?わからないならまぁいいわ。わかる時にまた説明する。」と後回しにしようとする。
自分のスペイン語力が甘かったなと思って、また研鑽をつむ決意をするのです。良きこと。
スペイン語の間違いを指摘する/しない
インテルカンビオの友達は言語に興味がある人が多いので、私のスペイン語の間違いを指摘してくれます。
動詞の活用間違いとか、前置詞のチョイスとか。そこに付属の説明がついてきたりするのもすごい。スペイン語学校の先生みたい。
お互いに「間違ってたら指摘し合おうね」と事前に同意しておくと、話しながらスペイン語を勉強するというまさにインテルカンビオの醍醐味が味わえるはずです。
インテルカンビオじゃない友達は、きっと私のスペイン語が間違っていてもスルー。
でも、たまにスペイン語の間違いを指摘してくれることがあります。「その言い方何か変な気がする」とか「esteじゃなくてesta」とか。
インテルカンビオじゃない友達と話す時は、とにかく伝えたいから間違いを気にせずにガンガン話しているような気もします。
スペイン語で会話できたら楽しい
スペインで生活しているだけではスペイン語が上達するとは思わないけど、スペイン人と同居し、スペイン人の友達ができて話す機会が増えたら、スペイン語の理解度は上がります。
そうなると、インテルカンビオの友達とも気づけばスペイン語オンリーの会話。インテルカンビオに行ったというより、単に飲みに行ったみたいになることも多々あります。
スペイン語学習者と日本語学習者の言語の理解度が同じくらいで、それぞれ同じくらい人数がいないとうまくいかないのかも。
ほとんどスペイン人の中にポツンと日本人が入ったら、会話はほぼスペイン語。でも、たまに日本語が混じってくるからそれも面白いです。
結局インテルカンビオと名がついてようがついていまいが、居心地が良い友達との会話が私にとっては楽しき時間。
家で同居人と会話するだけでも楽しいし、日々スペイン語の勉強をさせてもらってます。ありがたし!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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