ネイティブは使い分ける?3つのフランス語疑問文の作り方

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フランス語のテキストの割と早い段階で疑問文が出てきます。

レッスンでも疑問文が出てこないと会話の練習ができないので、1回目のレッスンからフランス語の疑問文が出てきました。

フランス語の疑問文の作り方はなんと3つもある。

しかも、それぞれ使う場面が異なるようで、ネイティブさんは使い分けしているようなんです。

なんてこった!3つも作るなよ!と思いましたよ。

目次

フランス語の疑問文の作り方 3形式

フランス語の疑問文の作り方は3種類あります。

スペイン語の疑問文は基本的には語尾のイントネーションを〜?にするだけ。文章で書く時は文頭に「¿」とハテナの逆マークを入れます。

英語の疑問文は「Did〜?」「Do〜?」「Is〜?」決まった形がありますよね。

フランス語どーした!

フランス語の疑問文の作り方3種類と、使い分けについて習ったことを書きます。

文頭に「Est-ce que」をつける

文の初めに「Est-ce que」をつけることで、通常の文を疑問文にすることができます。

Est-ce que tu es étudiant?
あなたは学生ですか?

Est-ce que’il est étudiant?
彼は学生ですか?

「Est-ce que」以降の文は疑問系じゃない文の並びのまま。

フランス人の先生曰く「Est-ce que」と最初に言われれば、疑問文とわかるから便利でしょ。うん、たしかに。

こちらは一般的なフランス語疑問文の作り方だそうです。

文末のイントネーションをあげる

スペイン語と同じ形で、文末のイントネーションをあげるのフランス語の疑問文の作り方です。

Tu es étudiant?
Il est étudiant?

こちらは日常会話でよく使われる疑問文の形式だそうです。簡単だもんね。

ただし、文章が長くなると最後まで疑問文かどうかわからないので、短めの文章に適した疑問文であるようです。

主語-動詞を倒置系にする

主語と動詞の順序を逆にすることで、フランス語の疑問文を作ります。

Es-tu étudiant?
Est-il étudiant?

倒置系にする時に動詞-主語という書き方になるということ。

先生曰く、こちらはエレガントなフランス語疑問文の作り方だそうです。かしこまった感じに聞こえるのかな。

フランス語疑問文の注意点

現時点で把握しているフランス語疑問文を作る際の注意点は2つ。

主語が人の名前の時は代名詞に変換して倒置する

例えば

Jane est étudiant.

の文を疑問系にする時は

Jane est-elle étudiant?

と主語が前に出てきて統治が起こるそうです。

おぉそうか。じゃあ最初から疑問文は全て倒置系にまとめてくれればよかったんじゃ…。

Ce sontは倒置系にできない

単数系の「C’est」の文章は「Est-ce」という倒置系で疑問文を作ることができますが、複数形の「Ce sont」は「Sont-ce」とすることはできないそうです。

Est-ce que c’est sont de chaise?
Ce sont de chaise?
これらは椅子ですか?

という形になるということですかね。こっちは倒置系ダメなのね。

フランス語の疑問文3種類は覚えるしかない

フランス語の疑問文は、倒置系にするもの、倒置系にしちゃいけないものなどあってややこしいなと思いました。

なぜ長い歴史の中で疑問文の形式を統一しようと思わなかったのか…。

言語を学ぶ身としては統一してほしかったところですが、日常会話、エレガント、一般的などの感覚がフランス人の中にあるのだとすると、昔はもっと明確に使い分けされていたのかもしれませんね。

関連記事▷フランス語は主語が省略できない理由はなぜ?

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活や勉強に関するポスト多め。

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