遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。2020年もよろしくお願いします。
さて、今回はスペインで変化してきた食習慣に着目してみました。
というのも、老化のせいなのかここ最近胃がもたれた経験が数回あり、そろそろ食生活に気をつけなければと思い始めたのです。
私は割と大食いな方で、揚げ物のような脂っこいものもガンガン食べる派でしたが、胃を労わることをし始めた方が良いのかなと。暴飲暴食はやはり健康に悪いだろうし…。
というわけで、スペインの食生活で最近私が気をつけている5つのことをご紹介します。
スペインの食生活
スペイン家庭料理は優しい味のものも多いですが、パンやパスタなど小麦粉を食べるとなんとなく胃に負担がかかるような食生活になります。
そして、スペインバルのオリーブオイルたっぷり!肉ガッツリ!みたいな外食が続くと、やはり負担が大きいのか「胃が疲れた〜」とうどんのような食事が恋しくなる。
きっと慣れというものもあるはずです。私の胃は和食に慣れているから、スペインの食事だとどうしても「胃が疲れちゃったのかな」と感じることがあります。
家で自炊する時はご飯と味噌汁、和のおかずと和食を作ったり、スペインの素朴な味の家庭料理(イカとじゃがいもの煮込みが大好き!)を作るようにしています。
そんな感じでなるべくヘルシーに、胃に負担がかからないような自炊生活を送りたいと思っているのですが、それに加えて最近気をつけている5つの食生活・食習慣は以下です。
満腹になるまで食べない
腹八分目という言葉は知ってるけど知らない、みたいに以前の私は満腹を通り越すくらいまで食べていました。
お腹いっぱい!となるまで食べるのが普通だったんです。
しかし、最近何度か食べ過ぎて夜なかなか寝付けないという経験をしたことが、食生活を考えるきっかけになりました。
食べ過ぎはお腹だけでなく脳にもよくないのだなと気がつき、満腹になるまで食べるのはやめようと思った次第です。
ゆっくり食べる
私が満腹になるまで食べてしまっていた理由として、食べるのが早いということが挙げられます。
目の前に食事があると一心不乱に食べてしまうので、満腹中枢が「おーい!もうやめろー」と止めてくる前に料理を口にどんどん運んでいたのです。
食べるのが早いとついつい食べ過ぎてしまうんですよね。
しかし、いい感じで満腹中枢を刺激し、腹八分目に抑えるにはゆっくり食べることが必要だとわかりました。ゆっくりきちんと咀嚼して食べる!
夜遅くに食べない
スペインの食生活は日本とだいぶ異なり、どうしても食事の時間が遅くなりがちです。昼食が15時頃、夕食は22時頃…。
さらに「メリエンダ」と呼ばれる間食タイムがあり、間食をしてしまうこともしばしば。19時、20時という時間帯に練習から帰ってきた後のメリエンダをしていました。
自分でコントロールしろやっつー話なんですが、夕食が遅いとどうしてもお腹が空いてきちゃうんですよね。
そして、メリエンダをしたせいで遅くまでお腹が空かず、夕食が23時などかなり遅くなることもありました。オーマイガー。
寝る前に食べるとお腹いっぱいで寝付けないし、消化にも時間かかるから体に負担はかかっていたはず…。
というわけで、夜はなるべく21時台に食べるよう心がけています。
そして20時以降の間食もやめました。20時に間食したかったら早めの夜ご飯にすればいいだけ!
夜は軽いものを食べる
夜遅くに食べないのと合わせて、夜は軽いものを食べるように気をつけるようになりました。
以前は夜でもチャーハンやパスタなど、ガッツリ系の食事でした。唐揚げやとんかつを食べていたことも…。
しかし「夜22時以降が夕食なのに、そんな脂っこい料理を食べたら胃の消化活動が大変でかわいそう!」と思い、夜は軽めのものを食べることにしました。
現在はうどんやスープ、ご飯に味噌汁、夏はダーサラなど胃に負担が少なそうなものを夕食にするよう心がけています。
その代わり、お昼は結構ガッツリ食べます!そうじゃないとお腹空いちゃうからね。
お酒は週3日まで
スペインはビールが安いので、バルで何飲む?ってなったらビール飲んじゃうし、夏はとても暑いので清涼飲料水やお茶のようにビールを飲んでいました。
がしかし、お酒はほどほどに。ですよね。
休肝日は必ず作りなさいと各方面から聞きますし、年々肝臓は弱っていきそうだから。
それに、お酒を飲むと思考も鈍くなるし、わかりやすく体が動きにくくなって踊りのクラスに影響出ることがあります。汗。
というわけで、お酒は週3日までにしようと決めました。決めてからまだ2週間くらいしか経っていないので、これからが踏ん張りどころ。
スペインでお酒の量を減らすのはなかなか難しいことです。バルにはビールやワインに合いそうなタパスが多いし、スーパーで売られているビールは安いのでついつい手を出しそうになる…。
幸いなことに私はお酒を飲むことがめちゃくちゃ好きというほどではないので、お酒を飲まないなら飲まないでやっていける気がします。
バルでワインに手を出してしまうと止まらなくなる傾向がある(スペインワインはおいしいのです!)ので、それだけ気をつけよう。
食生活に気をつけて一年健康に過ごしたい
三十うん年生きていると、そろそろ体もボロが出てきたりします。
だから食生活や食習慣を少し気をつけることで、体が苦しくなることを少しでも和らげてあげたい。
若ければちょっとくらいの暴飲暴食や脂っこい食事も、若さのパワーで跳ねのけられたかもしれませんが、そろそろ気を遣いたいお年頃です。
moniの年始所感でした。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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コメント
コメント一覧 (3件)
いつも楽しく拝見しています
アラフォーアラフィフなら、今回の内容、皆賛同するでしょうね
そう言えば、私事ですが最近風邪をひいて寝込んでいました。
日本人なら病人の食事と言えば、お粥が相場だと思うのですが、スペイン人の場合、どうなのでしょう?
また何か機会があれば、紹介して下さい
> 焼き芋どんぶり。さん
ブログ読んでいただきありがとうございます!
同居人を見てる限りのスペインの病人食は、野菜のポタージュのようなスープや、caldoと呼ばれるブイヨン(ブイヨンになった状態で売られています)に細いショートパスタ入れたり、という感じです。
おじやのような料理に入れる専用の米があって、そのお米をブイヨンに入れて食べてるのも見たことがありますね。
なんとなく日本のおかゆと似ていると思います。
病人には温かいものを…という考えは共通のようですね(^^)
ご丁寧な返信、ありがとうございます。
食生活ってお国柄や土地柄がダイレクトに出るものですし、楽しいですね。
また楽しいスペイン情報セビージャ情報、お待ちしています。
お身体には気を付けて、フラメンコ頑張って下さい。