イベリア航空の日本~スペイン間の直行便が始まったのは2年くらい前。ついにイベリア航空の直行便に乗る機会がありました。
乗ったのは往路がスペインから日本、復路が日本からスペインです。日本とスペインの間の直行便は、フライト時間が長いのが難点だなと思っていました。
実際にスペイン直行便に乗ってみてどう感じたのか、自身の体験談を書いてみます。
スペイン~日本の直行便を選んだ理由
前回日本に一時帰国した時はエールフランスだったのですが、今回はできれば直行便がいいなと思って航空券を探していました。
理由はスペインでビザの更新中で、シェンゲン協定加盟国を経由できなかったからです。
シェンゲン協定の加盟国を経由しようとすると、その国で入国拒否を受ける可能性がある。だから、加盟国でないロシアや中東を経由するか、直行便でスペインに戻る必要がありました。
ロシア経由はなんとなく毛嫌いしていて(ごめん)、フライト時間が長い中東経由もできれば避けたい。
ということで、イベリア航空のスペイン直行便が良いなと考えていました。
オフシーズンなのか安い直行便
私がイベリア航空のスペイン~日本の直行便に乗ったのは、往路(スペイン発)が11月下旬、復路(日本発)が2月初旬です。
出発2ヶ月前の9月にエクスペディアで航空券を購入して、往復で78,000円くらい。しかも私が住むセビリア~マドリードの往復航空券付きで。これは安い!
クリスマス前のオフシーズンなのか、航空券の値段が意外と安いなという印象を持ちました。直行便なら10万円くらいはするかなと思っていたのでラッキー!
まぁこのエクスペディアの選択によって人生指折りの焦った経験をしたわけだけどね…。
イベリア航空のスペイン直行便の感想
以下の観点から、イベリア航空のスペイン~日本直行便に乗った率直な感想を書いてみました。
- フライトの長さ
- 機内食
- 機内のエンターテイメント
- 座席の広さ
- 機内のWiFi
フライトは長い
イベリア航空のスペイン~日本直行便で難点だなと私が思っていたのは、フライト時間が長いことです。
- スペイン~日本:13時間45分
- 日本~スペイン:14時間15分
欧州と日本の間はだいたい12~13時間のところが多いけど、それに比べると日本から直接スペインへ行ける分フライト時間が長いですよね。
フィンエアーのような北欧の航空会社だと、乗り換えは必要ですが10時間程度で一度飛行機を降りることができます。リフッレシュはできる。
直行便だと途中で降りられずぶっ続けなので、私はちょっと飽きてしまいました。飛行機の中で爆睡できる人や、仕事をしまくる人は直行便の方が時間を有効に使えると思います。
飽きたとはいえ、思っていたほど長時間のフライトが辛くはなかったので、トランジットがない直行便の楽さはかなりのメリットです。
機内食は割とおいしい
イベリア航空のスペイン~日本間直行便の機内食は比較的おいしかったです。
行きのスペイン発の機内食は肉団子(アルボンディガス)。サラダは西洋風でイマイチだったけど、肉団子は日本人好みの味付け。
帰りの日本の機内食は牛肉焼きそばでした。サラダは和風ドレッシングなので、こっちの方が良かった!
日本発の便の軽食はサンドイッチかおにぎりが選べました。
ここはやっぱりおにぎりっしょ!
スペイン発の便の軽食サンドイッチはあまりおいしくなかったので、マドリードのイベリア航空ラウンジからサンドイッチを拝借して正解。
エンターテイメントは充実
イベリア航空のスペイン直行便に乗って良いなと思ったのは、映画などのエンターテイメントが充実していることです。
映画やドラマの本数が割と多く、言語もスペイン語、日本語、英語以外にフランス語やドイツ語・イタリア語・ポルトガル語などが選べたので、見られるタイトルが多い。
行きは疲れてほとんど寝ていましたが、帰りは「ボヘミアン ラプソディ」のスペイン語版を見ました。しいて言えば、日本の映画は少ないかも。
座席は狭い
イベリア航空の座席は狭いと聞いていましたが、確かに座席が狭かったです。
私のようなたまにしか飛行機に乗らない人はあまり気にならないと思いますが、よく飛行機に乗る人はイベリア航空の飛行機は座席が狭いと感じるのではないでしょうか。
特に中東系航空会社は座席の設計が広いことが多いから、それに比べると狭いと感じるかも。これはちょっとデメリットです。
機内WiFiは有料です
イベリア航空の直行便に乗って最初に目についたのは、WiFiの冊子です。WiFiの使い方が記載されているもので、無料で使えるのかと勘違いしてしまう。
しかし、イベリア航空の機内WiFiは有料です。
無料かなと思って前の画面の「WiFi」の項目で手続きを進めると、途中で有料であることがわかります。ここでがっかり。
機内のWiFiを利用するための料金は以下です。
- 1時間40Mまで 8.99ユーロ
- 3時間100まで 19.99ユーロ
- 飛行している間ずっと200Mまで 29.99ユーロ
値段は結構高いので、仕事でWiFiが必要な人や、少々のお金は気にしない人は使えると思います。
スペイン直行便は使える!
イベリア航空のスペイン直行便にもう一度乗りたいか乗りたくないかで言ったら、もう一度乗りたいです。
- 言葉の不安が少ない
- 他の国でロストバゲージになるリスクが少ない
- 時間と宿泊費を節約できる
- 機内食やエンターテイメントが意外とイケてた
が私の評価ポイントです。
経由地で言葉がわからない不安は結構大きいので、スペイン語と日本語だけで通せるのはかなりメリット。機内には日本人の乗務員さんがいるので、スペイン語や英語が話せない人でも安心です。
18時30分頃にマドリードに到着するので、スペイン他都市にその日のうちに到着できるのもイイ!宿泊費を払わなくて済む&夜行バスを使わなくて済む。
デメリットはフライト時間が長いことと座席が狭いこと、人によっては成田発なことかな。
スペインから日本に戻る時、日本からスペインに行く時は、イベリア航空の直行便が使えるなと思ったのでした。これからスペイン直行便を使おうとしている人は参考にしてみてね。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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