クラシックのコンサートで、音マナーについて気になることがよくあるので書いてみます。
録画録音は自由なスペインアンダル氏の劇場公演と比べると、日本のクラシックコンサートはマナーが良い方ではないかと思います。
が、自分が少しHSP気味なのもあって、気になる時はものすごく気になるコンサートホールの音問題。
私が特に許せないのは(ごめんね)携帯電話の着信音やアラーム音。スマホの電源は絶対OFFしてほしいぃぃぃ。
本人意外と気づかない?コンサートホールの音問題
音楽は音が鳴っている瞬間だけでなく静寂も楽しむものだと思うので、開演直前や演奏中、演奏後の余韻を楽しむ瞬間は静かにします。
それはみんなわかってるけど、意外と自分が出す音には鈍感になりがちです。
袋をカサカサ、紙をサワサワ、飴の袋をパリパリ。
携帯電話の着信音やアラーム音は出した本人も「やばい!」と思うはずだけど、その他の音については意外と音を出している本人は気づいていないことも多いです。
全くの無音は無理かもしれないけど、雑音・異音を気にせずに音楽を楽しめる環境があったらいいなと思います。
気になるコンサートの音マナー
生理的な現象ではなく、本人が気をつければ防げる音に関してはマナーを守って快く鑑賞したいですね。
以下私が(みんなが)気になる、コンサートホールの音マナー。
携帯電話の着信音・アラーム
私がもっとも許せない(ごめんね)音のマナー問題は、携帯電話の着信音やアラームです。
静寂部でなくてもこの音はとても目立つ。静寂部でこの音が出たら、⚪︎意が沸いている人も多いと思います。
圏外装置が発動されていれば着信が来ることはないはずだけど、たまに電波をキャッチしてしまっているスマホもあるみたい。そして、スマホの電源が入っている限り、アラームは鳴ります。
だからマナーモードではなく、携帯の電源はOFFにする必要があるのです。
スマホの横のボタンを押すと一瞬電源が消えますが、それを電源OFFと勘違いしている人がいるのかもしれない。それは電源OFFではなくてスタンバイなだけです。
スマホの電源をOFFにするには「電源を切る」などのメッセージが出て、スライドさせるなどしてはじめて電源を切ることができます。
画面が暗くなったからって電源切れてるわけじゃないから、しっかり確認すべし!
しつこく言うけど、電源切れていなかったらアラーム鳴ります。機種によっては電源がオフでもアラームがなるものもあるかもしれない。
アラーム設定してないわと思ってもホールで鳴らす人がいるので、アラーム設定をオフにするのを忘れてしまう人がいるのだと思います。アラームは確実にオフ、アラーム設定を解除すること。
ちなみにマナーモードでもアラームはしっかり「ルルル」って鳴るからね。アラームはマナーモードが効かないです。
そしてマナーモードの「ぶー」って音も静寂の中では目立つから、やはりスマホの電源はOFFです。
この点に関してはしつこく言うけど、演奏中にスマホの電源を入れていること自体、私は信じられません。開演前に必ずスマホの電源をオフにしましょう。
ビニール袋や紙袋をカサカサ
これ、かなり気になります。ビニール袋や紙袋をカサカサ鳴らす人。本人はあまり気づいていないみたいです。
コンサートホールの前にコンビニで買い物するのはいいですが、そのコンビニの袋を座席の下に置かないでください!
足が動くたびに袋がカサっ。目立ってますからその音!
ビニール袋や紙袋をコンサートホールに持ち込むならバッグの中に入れて足や手で触れないようにするか、クロークやロッカーに荷物を預けられるなら預けてほしいです。
CDを購入した時についてくる袋も同様。外に持つのではなく、カバンのなかにしまいましょ。
パンフレットの紙をサワサワ
演奏が始まるたびにパンフレットを見る方がいらっしゃいますが、紙の音に気をつけてほしいな。
不思議なのはなぜ演奏が始まってから見るのか。曲間に見るならまだわかるけど、曲が始まるたびにパンフレットをいそいそと取り出し、微妙な紙の音による不協和音、いや不快音が鳴る。
曲が始まる前に確認するか、演奏会が始まる前にパンフレットは見ておいて頭に入れておきましょ。休憩時や終演後にいくらでも確認できます。
これもご本人は自分が音を出していることに気づいていないと思うけど、近い座席の人は気になる音だし、何度もパンフを確認する動作も気になります。
飴の袋をパリパリ
演奏会に行くと、2回に1回くらいの割合で聞いている気がする飴の袋をパリパリさせる音。これもとてーも気になります。
咳が出そうだからなのか、曲の演奏中にパリパリパリって…。なぜ今食べなきゃいけないの?と思う。
しかも大抵、よりによってしずかーなところや聴かせどころみたいなところで、パリッパリッって鳴らすんだよね。何故あえてそこで?ってところで。
どうしても咳が出てしまいそうで気になるなら、飴ではなくタブレットをティッシュに包んでおくとか、曲の演奏が始まる前に舐めるとか、工夫をしてほしいで候。
そのパリパリした音、甲高くホール全体に響いています。気づいて。
フライング拍手とブラボー
こちらも結構理解に苦しむ行動。フライング拍手とフライングブラボー。
まだ演奏が終わってないうちから鳴る拍手だったり、余韻がまだ残っているのにそれをぶち壊す「ブラボー」の声。
これが出た瞬間に興醒め。そして⚪︎意。
すばらしい演奏なら最後まで楽しみたいですね。
反対に、指揮者やアーティストが立ち上がるまで拍手が鳴らない公演の時もあります。客席全体が余韻の楽しみを共有している感じで、そういうときは客席マナーの良さにも感嘆します。
ある程度しょうがないかなと思える音マナー
咳や鼻息(これは生理的なのかはわからないが)などは、ある程度しょうがないかなと思います。
我慢していても、気をつけていても、変な気管に空気が入ってしまったなどで咳が出てしまうこともあります。それは止められない。
「ここで咳しなくても〜」「あと10秒で終わったのに〜」って思う時もあるけど、どうしても出てしまう時はしょうがないですよね。
心配な人は万が一のために小さな水筒やペットボトルを用意しておくとか、飴やタブレット、咳止めを舐めておく(でも演奏中に飴を取り出すのはやめて…)など喉のケアをしておくと良いと思います。
コンサートホールの圏外装置
日本のコンサートホールは携帯電話の圏外装置を導入しているところも多いようです。
関連外部記事 ▷ あえて“圏外”を作る「NHKホールの携帯電話抑止装置」
「携帯電話の基地局と同じ周波数の電波を基地局よりも強く出す」ことで、ホールをまるごと圏外にしてしまうという仕組み。
東京のコンサートホールは、ほとんどこの装置が導入されてるんじゃないかな?
しかし、この装置があるから「携帯電話の電源をOFFにしなくても圏外になってるから着信来ないし♪」って思っている人がいるとしたら、待てぇーい!!
圏外になっていても電源が入ってたらアラームは鳴るからね?
この理由なのか、ホールで演奏中にピロピロ鳴らしている人たまに見ます。
スマホが圏外になっているのに音が鳴るのは、アラームです。だからスマホの電源をOFFにする必要があるのです。アラーム設定は忘れてしまうことも多いのだから。
とにかくコンサートホールでは、携帯電話は絶対OFFなの!
国際的なコンクールの会場でもスマホの音がよく鳴っていたようで、以前読んだ本にはその言及がありました。ワルシャワのホールもこの装置導入できたらいいのにな。
音のマナーを守って気持ちよく鑑賞
いろいろ書きましたがこの記事で言いたかったことは、クラシック音楽のコンサート中は「とにかく携帯電話の電源を切ろう!」ということです。
万が一鳴らしてしまったら、みんなの⚪︎意は相当だと思うYO.
私は心配性で、ホールに着いたらスマホがOFFになっているのを何度も確認してしまうくらいです。
しつこいけど、圏外装置があっても電源が入っている限りアラームは鳴ってしまうし、圏外装置がうまく発動しないこともあるようなので、スマホの横を触ってスタンバイにするのではなく、必ず「電源を切る」とスライドしてスマホの電源をOFFにしましょう。
マナーを守って気持ちよく鑑賞したいね♪
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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