サンルーカル・デ・バラメダのビーチ競馬を見に行ったついでに、サンルーカルの有名なシェリー酒(マンサニージャ)と海の幸を食してきました。
いや〜おいしかった!サンルーカルの涼しい海風と雰囲気に乗せられて、シェリー酒を5杯も飲んじゃいました。
というわけで、サンルーカル・デ・バラメダのバルで楽しみたいシェリー酒と海の幸をご紹介します♫
サンルーカル・デ・バラメダと言えばマンサニージャのシェリー酒
サンルーカル・デ・バラメダはシェリー酒の産地、町中にはシェリー酒のボデガがいくつかあります。
町を歩いているとシェリー酒を象徴するお決まりの樽があったり、シェリー酒のボデガに出会うサンルーカル。
サンルーカル・デ・バラメダで有名なシェリー酒は辛口のマンサニージャ。サンルーカルの海の幸に合いそうな、スッキリした口当たりが特徴です。
サンルーカル・デ・バラメダのバルで「シェリー酒は何がおすすめ?」と聞くと、「マンサニージャ」と返ってきます。
ヘレスならもう少し選択肢があるような気もしたけど、サンルーカルはマンサニージャ一択のようです。
サンルーカル・デ・バラメダの人気バル『Casa Balbino』
中心部のカビルド広場にある『Casa Balbino(カサ バルビノ)』は、サンルーカル・デ・バラメダの人気バル。
日曜日はサンルーカルの名物の海鮮おじや(arroz marinero)が食べられるということで、日曜にビーチ競馬を見に行った私たちにはもってこい!
『Casa Balbino』には到着早々行き、ビーチで遊んでからまた出戻ってきました。つまり1日で2回行ったってこと!笑。
必食!『Casa Balbino」の桜えびのかき揚げ
バル『Casa Balbino』でみんなが頼んでいる名物タパスは、大きい桜えびのかき揚げ。
“El Templo de las Tortillas de Camarones”(桜えびのかき揚げの寺)という異名を持つほどらしい!
手のひらサイズの大きいかき揚げ!サックサクのかき揚げは海老の旨味が効いてて、結構しっかりした味。
全然脂っこくなくて、スナック感覚で食べられます。
桜えびのかき揚げに合わせるのはシェリー酒のマンサニージャか、冷たいビールをカーって飲むのもおすすめ。
日曜はサンルーカル名物の海鮮おじやが食べられる!
サンルーカル・デ・バラメダは “arroz marinero” と呼ばれる海鮮おじやが名物。“arroz marinero sanluqueño” とも言われたりします。
海鮮おじや(と呼んでいいのかわからんが)、パエリアとはまた違う優しい味。魚介の出汁が効いていておいしい!
『Casa Balbino』の公式サイトのメニュー表を見ると、“arroz marinero” は日曜限定メニューのよう。
12時にお店は開いていたけど、“arroz marinero” の出来上がりは13時過ぎでした。
日曜日に『Casa Balbino』に行く場合は、ぜひ “arroz marinero” を注文してみてください。日曜でなくても “arroz marinero” があるか聞いてみるといいかも。
メニュー表やバルの黒板には “arroz marinero” の記載がありませんでしたが、ウェイターに「Hay arroz?(アイ アロス?)」と聞いたら「ある」と言われました。
こちらもサンルーカルの名物!茹でた海老
シェリー酒のマンサニージャと並ぶサンルーカル・デ・バラメダの名物は、サンルーカルの海老(langostino)です。
海老の塩茹でに合わせるのは、やっぱりシェリー酒のマンサニージャ。
海老はプリップリで塩味が効いてるので、塩茹でがおすすめです!
海老含めてカウンターに並べられているものは量り売りなので、量をだいたい指定するとお皿に乗っけてくれます。
カウンターで立ち食いしている人もいるし、高いすのテーブルがあるので、おひとり様でもOKな雰囲気です。
◆Casa Balbino(カサ バルビノ)
住所:Plaza del Cabildo, 14, Sanlúcar de Barrameda
営業時間:12:00-16:30 20:00-0:00
定休日:不定休
予算:タパス1皿2.5〜3ユーロ程度・シェリー酒1杯1.4ユーロ〜
アイドルタイムでも食べられるバル『Taberna Juan』
2度目に『Casa Balbino』に行ったのが16時過ぎで、「もう店閉めて開けるのは20時だぜ」と言われたので、「この辺でタパス食べさせてくれるバルない?」と聞いたら、斜め前の『Taberna Juan(タベルナ フアン)』をおすすめされました。
というわけで、サンルーカル・デ・バラメダ食べ歩きの3軒目(1軒目と2軒目は同じ)のバルは『Taberna Juan』です。
カウンターに並んでいるタパスはオーダー可能
温かいタパスはできないけど、カウンターにあるタパスならOK!と言われたので、気になったものを頼んでみました。
アボカドと海老、そしてオーロラソースの文句なしの組み合わせ。アボカドたっぷり♫
ガッツリ胃にたまるものを食べたかったので、タラにトマトソースとホワイトクリーム、チーズが乗ったタパス。ソースがうまし。
貝の出汁が効いててめちゃおいしかったホタテのグラタン!
冷たいタパスと言っても、あらかじめできているものを温め直したり、オーブンで焼いたりはしてくれるみたいです。
モスカテルのようなサンルーカル・デ・バラメダの白ワイン
『Casa Balbino』でマンサニージャを合計3杯、『Taberna Juan』でも既に1杯のマンサニージャを飲んでいた私は、何か別のアルコールが飲みたいと思って、ウェイターに「他にシェリー酒ありますか?」と聞きました。
「シェリー酒はないけど、サンルーカルの白ワインがおいしいよ!」ということなので、その白ワインを頼んでみることに。
出てきたのは、モスカテルという甘いシェリー酒のような白ワイン。モスカテルよりは軽めな感じがしたけど、一般的な白ワインに比べるとかなりスウィートです。
サンルーカル・デ・バラメダには「Barbadillo」というシェリー酒のボデガがあり、“barbadillo” という名の辛口シェリー酒もあります。
しかし、提供されたのはシェリー酒ではなくあくまでも白ワインの位置付けらしい。なんだかややこし。
茹で海老は冷たいタパスなので、いつでも注文できます。こっちのバルもお一人様で全然大丈夫な雰囲気。
◆Taberna Juan(タベルナ フアン)
住所:Plaza del Cabildo, 33, Sanlúcar de Barrameda
営業時間:12:00-0:00
定休日:不定休
予算:タパス1皿2.5〜3ユーロ・シェリー酒1杯1.3ユーロ〜
バル巡りで訪れたい!サンルーカル・デ・バラメダはアンダルシアの美食の町
サンルーカル・デ・バラメダにはビーチ競馬を観覧する目的で行きましたが、シェリー酒と海の幸がこんなにおいしいとは思いもよらず。
バル巡り海の幸巡りで再度サンルーカルを訪れたいくらいです。
サンルーカル・デ・バラメダに行ったらおいしいシェリー酒と、新鮮な海の幸のタパスを楽しんでみてください♫もう一度行きたい!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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