温泉と言えば日本だと思ってました、この前まで。なんとスペインにも温泉があった!
ガリシア地方のオウレンセという街は温泉県で、街中や川沿いの無料露天風呂で温泉に浸かることができるのだ!
オウレンセの温泉に入って温まってきました〜♫
というわけで、スペインガリシア地方のオウレンセにある温泉をご紹介します。
オウレンセはガリシア地方の温泉県
北スペイン旅でサンティアゴ・デ・コンポステーラの次に向かったのは、オウレンセという街。
オウレンセはガリシア地方の温泉のまち。ミーニョ川沿いに、露天風呂の公衆浴場や温泉施設があるのです。
「スペイン北部を旅しまーす」とツイッターでつぶやいたところ、オウレンセに温泉があるとの情報をいただいたのでした。情報ありがとうございます!
さすがは温泉のまちオウレンセ。市街地にも露天風呂の温泉がありました。
◆Recinto termal As Burgas
住所:Rúa Burgas, 16I, Ourense
営業時間:10:00-13:00 17:00-21:00
定休日:月曜日
オウレンセの川沿いにある無料の温泉「Termas Chavasqueira」
オウレンセの市内中心部から一番近い「Termas Chavasqueira」へ。
「Termas Chavasqueira」は無料の公衆浴場で、夜遅くまで営業しています。
昼間は隣の川で水浴びしている人もいて、川で遊んで温泉〜♪という最高の流れも体験できます。
日が暮れると涼しくなってくるので、温泉に入るには絶好の時間。
3つある湯船はそれぞれ熱さが違いました。
一番熱いお湯で日本の温泉よりちょっとぬるいくらい。長く浸かるにはちょうど良いです。一番ぬるい湯船は温水プールくらいなので、ちょっと物足りないです。
夜になっても混雑は収まらず、多くの人が温泉を楽しんでいるのでした。
オウレンセ近くに住んでたら、毎週のように温泉に来られて幸せだろうなぁ…。
◆Termas Chavasqueira
住所:Mercado da Feira, Ourense,
営業時間:火曜〜木曜・日曜 9:00-23:00/金曜 9:00-1:00/土曜 9:00-2:00
定休日:月曜日
料金:無料
オウレンセの川沿いにあるその他の温泉
オウレンセのミーニョ川沿いには、露天風呂の温泉施設がいくつかあります。無料のところもあれば、時間制限つきの有料風呂もあり。
昼間にしか営業していないところを先に回って、夜遅くまでやっている温泉を後で回れば1日でオウレンセ湯巡りも可能です。
オウレンセに宿泊して、温泉巡りをするのも楽しそうです。
Muiño da Veiga
「Muiño da Veiga」は無料で入れる温泉で、3つのお風呂があります。昼間にしかやっていないのはちょっと残念。
◆Muiño da Veiga
住所:Travesía da Vía Vella, Ourense
営業時間:10:00-19:00
料金:無料
Caldas de Canedo
オウレンセの街の中心からは一番遠いけど、オウレンセ市街地周辺で一番大きい露天風呂なのが「Caldas de Canedo」です。3つのお風呂と1つの水風呂がある無料の温泉。
住所:Outariz, s/n, Ourense
営業時間:10:00-19:00
料金:無料
Termas Outariz
「Termas Outariz」は有料の温泉。以前は日本の温泉のような建築がありましたが、火事で焼けてしまったそうです…。
◆Termas Outariz
住所:Rúa do Fondo do Lugar, Outariz, Ourense
営業時間:日曜〜木曜 10:00-0:30/金曜・土曜 10:00-2:30
料金:2時間5.7ユーロ
オウレンセの温泉への行き方
オウレンセの温泉は、市街地から離れた川沿いにあります。
各温泉施設の近くには駐車場があるので、レンタカーなど車で場合は、“parking” または “aparcamiento” で探すと温泉近くの駐車場が発見できるはず。「Termas Chavasqueira」の駐車場は無料でした。
オウレンセの鉄道駅は市街地から離れたところにあり、実は「Termas Chavasqueira」ならオウレンセの鉄道駅から徒歩20分くらいで行けそうです。
オウレンセの市街地中心部から温泉に行く場合は、温泉施設を巡る「温泉バス」なるものが便利です。乗車賃は0.85ユーロ。
オウレンセ市街地のマヨール広場(Plaza Mayor)を出発して、Termas Chavasqueira → Muiño da Veiga → Termas Outariz・Caldas de Canedoの順に止まります。
最新情報はオウレンセ交通の公式サイトで確認してくださいませ。(TREN TURÍSTICO DE LAS TERMASが温泉バスのことです)
近郊の町やマドリードからオウレンセへの行き方は、以下の記事を参考にしてみてください。
タコも有名なオウレンセの街
ガリシアと言えば!ご当地グルメのタコのガリシア風が超有名。
ガリシア地方の街ならどこでもタコのガリシア風は食べられるようですが、その中でもオウレンセはタコ祭りが開催されるタコ村です。
タコ祭りのときにオウレンセを訪れると、路上で作りたてのタコのガリシア風を食べることができるのだとか。うーん、おいしそう!
オウレンセを含むタコ村には、“pulpería(プルペリア)” と呼ばれるタコ料理専門店があります。
小さい街の割に “pulpería” の数が多いので迷ったけど、いくつかの支店を持つ有名店っぽいところをチョイス。オウレンセの “pulpería” で茹でダコをいただきました。
茹で具合がちょうどよくて、タコがぷりっぷりです。タコってこんなに柔らかい食べ物なのね!
“pulpo a la feira” は茹でダコだけのシンプルなメニュー。ポテトと一緒に食べるタコのガリシア風も多いですが、タコの味だけを堪能したかったら “pulpo a la feira” がおすすめです。
◆Pulpería A Feiriña Ourense
住所:Rúa Irmáns Villar, 15 – bajo, Ourense
営業時間:水曜〜日曜 12:00-16:00 20:00-0:00/火曜 12:00-16:00
定休日:月曜日
予算:タコ1皿8ユーロ程度
実はスペインにも温泉はある!
今回訪れたオウレンセ以外でもスペインでも温泉が湧き出ている地域があり、自然の中の天然温泉に入ることができます。アラブ風呂じゃないYO!!
調べた限りでスペインで温泉に入れるのは以下の地域。
- グラナダ(アルアマ・デ・グラナダ)
- オウレンセ
- タラゴナ
- サラゴサ(アルアマ・デ・アラゴン)
- リオハ(アルネディリョ)
- ムルシア(ロス・クアルテロス)
スペイン北部が多い印象ですが、グラナダやムルシアにも温泉があることが判明!
どの温泉も自然に抱かれた露天風呂で、気持ち良さそうです。スペインで温泉巡りするのもいいですねー。
スペインで温泉に行くときの持ち物と注意点
スペインで温泉に行くときの持ち物はこちら。
- 水着
- タオル
- ビーチサンダル(あると便利)
スペインの温泉は裸では入らないので、水着を着用!
更衣室がない露天風呂の場合は、トイレで着替えても良いし、適当にその辺の草むらで着替えをして、温泉に入るのでもよし。
みんなそこらで着替えしてるので、あまり気になりません。
日本の温泉のように体を洗ったりすることはできないので、温水プール的な感覚で温泉を楽しむのがスペイン流。
温泉にいきなり入るのではなく、湯船の近くにシャワーがあるのでシャワーをサッと浴びてから温泉に浸かります。
温泉に入ったら、空を見ながらのんびりスペインのお湯を楽しみましょ。
温泉とタコのまちオウレンセ!ゆっくり滞在してみたい
今回の旅では立ち寄るのみだったオウレンセですが、温泉もよかったし、タコもおいしかったので泊まりで滞在してみたいと思いました。
オウレンセに行く予定があるなら、ぜひ水着とタオル持参で温泉に入ってみてください。ちゃんとした温泉の匂いがするし、かなり温まりますよ。
時間に余裕があるなら、オウレンセには泊まりで行くとゆっくり温泉を楽しめそう〜!
この後は、もう一つのタコの村に移動してタコを食べました。
旅は続きます。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
コメント