セビリアで一番の老舗タブラオ「Los Gallos/ロス・ガリョス」
セビリアの観光人気のおかげか、最近は混雑している日が多いです。
以前は予約なしで当日ふらっと行って入ることができたけど、近頃は予約なしだと入れない恐れあり。
だから、セビリアで行くタブラオは「ロス・ガリョス」に行くと決めているなら予約をして行った方が良いです。
セビリアの老舗タブラオ「ロス・ガリョス」と予約方法をご紹介します。
セビリアのタブラオでフラメンコを見るなら「Los Gallos」がおすすめ
「ロス・ガリョス」はセビリアで一番老舗のタブラオで、創業は1966年。あのファルーコも舞台に立っていたという有名なタブラオです。
セビリアのタブラオでフラメンコを見るなら、個人的には「ロス・ガリョス」がおすすめです。おすすめポイントは以下。
- 国内外で活躍中のアーティストが出演している
- ヒターノ/ヒターナが出演している
- 1.5時間のたっぷりしたステージで楽しめる
- 団体客がいなくて雰囲気がなかなか良い
「あれっなんかイメージと違う…残念」ということは少なく、「ロス・ガリョス」ではたいてい「さすがプロ」と思うようなステージを見ることができます。
私はフラメンコ勉強中の身なので、見に行くと大変勉強になります。
ちなみに「Los Gallos」の読み方は日本語表記だと「ロス・ガリョス」だけど、セビジャーナ的に言うと「ロッガジョッ」ロガジョです。
「Los Gallos」の予約方法
最近「ロス・ガリョス」は満席のことも多いので、事前に予約をした方が良いです。
「ロス・ガリョス」の予約は以下のいずれかの方法で可能。
- 公式サイトからチケット購入
- タブラオに電話して予約
- ホテルでチケット購入
必ず「ロス・ガリョス」に行くと決めているなら、公式サイトからチケットを購入していきましょう。
公式サイトはスペイン語・英語・フランス語対応。クレカで決済できます。
ホテルで予約することもできますが、ホテルが別のタブラオをすすめてくることもありますのでご注意。ホテルは提携先のタブラオを優先するからね。
出演アーティストの情報は、公式サイトのカレンダーに記載されています。出演アーティスト情報は当月分くらいしか見られないから、こまめにチェック!
◆Los Gallos(ロス ガリョス)
住所:Plaza de Santa Cruz 11, Sevilla
電話番号:954 216 981
ショーの時間:20:30-22:00/22:30-0:00(冬季は20:00-21:30 22:00-23:30)
料金:ワンドリンク付き35ユーロ(学生3ユーロ割引)/ワンドリンク付き20ユーロ(6歳〜10歳)
サンタクルス街にひっそり佇む「Los Gallos」
「ロス・ガリョス」は、サンタクルス街の中にひっそりと佇んでいます。
実は意外と目立たない外観の「ロス・ガリョス」は、サンタクルス広場の一角にあります。セビリア大聖堂から歩いて5分くらい。
サンタクルス街は夜は独特な雰囲気になるのですが、その道を歩くのもタブラオ鑑賞の楽しみの一つだと思って私はサンタクルス街を歩いています。
基本的にセビリアの街は女子一人で歩いていても問題ないですが、2部のショーを見た後は帰りが遅くなるので、夜中のサンタクルスを歩くのは怖いなと感じる場合はお店でタクシーを呼んでもらいましょ。
こじんまりした「Los Gallos」の店内
「ロス・ガリョス」は団体客を入れないタブラオです。
店内はとてもこじんまりしていて、2階を入れても120人くらいがMAXのサイズ。
「gallo」はスペイン語で雄鶏の意味。「Los Gallos」だと雄鶏たち。だから「ロス・ガリョス」の壁には雄鶏がいます。
座席は着いた時にウェイターさんが「このあたりで」とだいたい指定してきます。2つ候補を出されることもあるので、その時は見やすそうな方を選びましょう。
初めて「ロス・ガリョス」でフラメンコを鑑賞する場合は、1階の真ん中あたりがおすすめ。真ん中だと全体像が見えます。
一番前は迫力がありますが、かなり見上げる感じになって首が疲れます。
「ロス・ガリョス」はそんなに大きいタブラオじゃないので、どこの席でもよく見えるし迫力のステージを楽しめます。
個人的におすすめしないのはタブラオ入って奥の、舞台向かって左側の席です。一部死角があって、アーティスト(踊り手)がそこに立ってしまうと見えなくなってしまいます。
「Los Gallos」のショーの内容
「ロス・ガリョス」のショーは20:30と22:30の2回、各1.5時間です。
ショーチャージ35ユーロにワンドリンクが含まれているので、席に着いたらドリンクを頼みます。
テーブル席はないので、「ロス・ガリョス」で食事をすることはできません。
最近のショーの流れはこんな感じ。
- トップバッター以外の踊り手と歌い手、ギタリストが出演するプレセンタシオン
- 1人目の踊り手
- 2人目の踊り手
- ギターソロ
- 3人目の踊り手
- 4人目の踊り手
- フィン・デ・フィエスタのブレリア
ギターソロではなくカンテソロ(歌)の場合もあります。最近はギターソロのことが多いです。
ショーの最中は写真・ビデオ撮影は禁止。最後のフィン・デ・フィエスタのみ写真撮影OKです。
フラッシュはアーティストの目がやられちゃうからダメよ。
ハレオ(掛け声)をかけるのはOKです。いいなと思ったらぜひ「オレー」とハレオをかけてみましょ。
「Los Gallos」に行く時の服装
タブラオは基本的にドレスコードはありません。普段着で行って大丈夫です。
私はタブラオに行く時は、ちょっとおしゃれするかなくらいの洋服で行きます。サンダルにジーパンという格好でも問題ないですが、なんとなく気分的にアガらないので。
「ロス・ガリョス」の客席には段差がありません。帽子を被ったり、女性の高い位置のポニーテールやお団子ヘアは後ろの席の人の邪魔になるので、そこは配慮した方がいいかな。
「Los Gallos」でフラメンコを見よう
「ロス・ガリョス」は1ステージ35ユーロなのでなかなか頻繁に行けるところではありませんが、気になったメンバーの時はたまに行きます。
勇気とお金を振り絞って…!!35ユーロってなかなかいい値段だからね。
セビリアに来たら「ロス・ガリョス」でフラメンコ鑑賞を楽しんでみてください!
「ロス・ガリョス」を見に行くなら、サンタクルス街のホテルやセビリア大聖堂近くのホテルがおすすめです。夜歩きでも問題ないですが、細い道は通らないように気をつけてくださいね。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
コメント
コメント一覧 (3件)
はじめまして!6月10日から初めてのスペイン、セビージャに滞在します。マドリード、バルセロナに比べて情報が少ない中、こちらのブログには本当に助けていただいています!おすすめのタブラオ、Los Gallosを予約しました。20時45分からなので終了が夜遅い時間になるのですが、女1人でTeuan通りのアパートメントまで歩いて帰るのは危ないでしょうか。。。タクシーは拾えますか?安全ですか?
教えてください!よろしくお願いします。
Hiromi様
コメントありがとうございます。またブログ読んでいただきありがとうございます!
夜の感覚が日本より2〜3時間くらい遅いイメージで、スペインの夜22時=日本の19時〜20時くらいなので、その時間ならまだ人が飲みに出歩いていると思います。
ただ、ロスガジョスがあるサンタクルス街が道が狭くて人通りが少なめなので、サンタクルス街は早めに通り抜けるのがコツで、私なら小走りで早めにバルがあるエリアまで出るようにします。
Tetuan通りは中心部の大きな通りなので、ロスガジョスからマテオス・ガゴ通りまでささっと出ることができれば、そこから先は結構遅くまで人通りがあって徒歩で帰れると思います。
Tetuan通りはタクシーが入れないはずなので、タクシーで行くと逆に時間がかかりそうです。これから夏に向かうと人通りも増えるし、徒歩で問題ないと思いますよ(^^)
モロッコから熱波がくるので、6月のセビリアはもう真夏かというくらい暑い日もあります。
サンタクルス街の狭くて人通りがない道は少し気をつけないといけないので、バルがある明るい通り、観光客が歩いてそうな通りにすぐに出るようにして、Tetuan通りまでは大通りをひたすら歩くことをおすすめします。
わからないことや不安な点があればまたコメントください。
スペインのご旅行が実り大きものになるようお祈りしています。存分に楽しんでくださいね♪
moniさん、さっそくお返事いただき、ありがとうございます!確かにタクシーだとかなり遠回りになりますよね…。マテオス・ガゴ通りですね!あらかじめgoogle mapで確認して小走りで人通りのある通りまで早めに出るようにしますね!きっとショーが終わって店の周りにも見終わった観客が多くいるでしょうから大丈夫ですよね。
6月でも相当暑いと聞いていますので小まめに水分補給して、シエスタの時間は冷房の効いたアパートメントの部屋で昼寝するなどして体力を温存し、無理せず過ごしたいと思います。初めてのスペインはバルセロナではなく、本来のスペインらしさのあるアンダルシア地方に行くことに決めました。セビージャに滞在しながらコルドバ、グラナダ、ロンダと周り、最後はちょこっとマドリードです。
フラメンコをはじめ、たくさんの見所ある場所、今から楽しみです🎶
アドバイスいただき、本当にありがとうございました!