スペイン鉄道のRENFE(レンフェ)はスペイン旅行に欠かせない交通手段ですが、チケットの予約購入に手こずるケースも多いです。
スペインの列車チケットの買いたいけど「RENFE」の公式サイトはスペイン語か英語で躊躇する
日本のクレカがエラーで使えない時がある
など、RENFEの予約購入では困った事態に対面。私も悩まされとりました。
そこで、RENFEの困った事態を回避してきた経験を踏まえ、スペイン鉄道RENFE(レンフェ)に関する以下の情報を紹介します!
- RENFEチケットのオンライン予約方法
- 駅の窓口でRENFEチケットを購入する方法
- RENFEチケットの見方
- RENFEチケットの予約はいつからできるか
- 高速鉄道AVEの乗り方
それではレッツゴー!
RENFE(レンフェ)のチケットを予約購入する3つの方法
RENFE(レンフェ)のチケットの予約購入方法は2パターンあります。
- RENFEの公式サイトから予約購入
- RENFEの駅の窓口で予約購入
- 代理店などから購入
スペインRENFE(レンフェ)のチケットを取り扱う代理店はいくつかあると思いますが、今回はスペインのRENFE(レンフェ)から直接購入する方法を詳しくご紹介します。
購入済みRENFE(レンフェ)チケットの変更方法はこちらの記事に詳しく書いたので、参考にしてみてください。
RENFE公式サイトからオンライン予約する方法
自力でRENFE(レンフェ)のチケットをオンライン予約する方法です。クレジットカードかPayPalを利用してRENFEの列車のチケットを購入することができます。
RENFEはセルカニアス(Cercanias)を除き、全席座席指定です。
席が売り切れると乗車不可となり絶対に乗せてくれないので、事前にオンラインでRENFEチケットを予約購入しておくことをおすすめします。
まずはRENFE(レンフェ)の公式サイトへ。
ステップ1:乗りたい列車を選ぶ
RENFEのトップページで以下の情報を入力します。
- 出発地
- 目的地
- 乗車日(往復なら両方)
- 枚数
一番下の「COMPRAR(購入)」を押します。
すると、ずらりと列車一覧が表示されます。乗りたい時刻の列車の右側の「+」を選択。
搭乗クラスと料金プランを選択します。
Preferente:1等
Turista:2等
料金プランは「Promo」プランが安いです。往復で購入する場合は「Ida y Vuleta(往復)」が20%割引の安いプラン。
料金プランを選択すると「Condiciones」のところに予約変更やキャンセル規定が出てきます。キャンセル規定の見方はこうです。
「Solicita coche en silencio」を選ぶと、静かな号車が割り当てられます。静かな号車に乗った場合は「おしゃべり禁止」なので、大人しくしていてね。
搭乗クラスと料金プランを決めたら「SELECCIONAR」を押します。
キャンセルに関する注意点
キャンセル料の設定が柔軟な料金プランは高いです。安い料金プランは予約取り消し不可で、変更にも手数料がかかるなどキャンセル規定の条件は厳しめ。
予約キャンセルの可能性がある人は、料金が高いプランですが「Flexible」を選びましょう。キャンセルしても購入額の95%が戻ってきます。その代わり、予約キャンセルをせずに乗車しても料金が安くなることはありません。
ステップ2:予約内容の入力と決済方法の選択
次の画面で、予約内容の入力と決済方法の選択をします。
以下画面の「DATOS PERSONALES」の部分を入力します。(上の「OPCIONES ESPECIALES..」は未入力でOK)
座席指定したい人は「SELECCIONAR ASIENTO」で座席を選びます。
一番下にスクロールして支払い方法を選んでチェックを入れます。プルダウンで電話番号とEメールアドレスを入力するのを忘れずに。
ステップ3:決済
次はクレジットカードの決済画面が出てます。
クレジットカードまたはPayPalの支払いを選択し、プルダウンの入力欄にメールアドレスと電話番号を入力。下にチェックをして画面右側の「COMPRAR」をクリックします。
クレジットカードまたはPayPalの支払い画面に飛ぶので支払い情報を入力します。クレジットカード払いの場合は、認証コードの入力が必要になる場合あり。
日本のクレカはオンライン予約でエラーが出て使えない可能性があります。複数のクレジットカードで試してみましょう。
ステップ4:購入完了と発券
購入が完了したら、発券のステップに画面になります。
購入が完了すると「LOCALIZADOR」という購入番号が発行されます。チケットのPDFがあるので、印刷も可能。
その下の「RECIBE TU BILLETE」にチェックを入れると、SMSやPassbookでチケットを受け取ることができます。
SMSの場合は電話番号、Eメールの場合はメールアドレスを入力します。海外でSMSが届かない可能性があるので、Eメールがおすすめ。
Passbookへの送信が完了すると、「送信できました」のメッセージが出ます。
乗車時にチケットの提示が必要なので、PDFで印刷するかPassbookにチケット保存しておきましょう。
スマホのPDF画面を見せるだけではダメです。Passbookで受け取りたい人は、このステップでチケットを送信しておくのをお忘れなく!
「PDFやPassbookにダウンロードを忘れてしまった!」と当日気づいた時でも慌てずに。
「LOCALIZADOR」の番号を鉄道駅の機械に入力すれば、チケットを発券できます。
MDの券売機はこの紫色の機械。
最初の画面で「Impresion(印刷)」を選択。右の画面が出たら「Continue」を選択。表示されているのは “既に印刷してある切符があるなら印刷不要だよ” ってメッセージです。
「Localizador」を選択し、予約時に発行された「Localizador」を入力し、「Aceptar」印刷画面になったら「Imprimir」を押す。
スペインの鉄道駅でRENFEチケットを購入する方法
RENFE(レンフェ)のチケットはオンラインで事前に予約購入しておくと安心ですが、鉄道駅の窓口でも購入可能。
駅の窓口でRENFEのチケットを購入する場合は、現金かクレジットカードでの支払いです。
マドリードやバルセロナのような大きい駅は窓口が混雑している可能性があるので、列車が発車する時刻の1時間前には駅に到着してチケットの購入をした方が良いです。
当日購入の場合は「SALIDA DE HOY/当日出発」の窓口へ。他の日のチケットを購入する場合は「OTRO DIA/別の日」の窓口へ。小さい駅だと窓口は一つしかないです。
購入したい時刻の列車が売り切れていた場合は、購入ができません。RENFEは立ち乗りができないので、別の時刻または別日の列車を選ぶしかなくなります。
こういう事態を避けるためにも、事前にオンラインでRENFEのチケットを予約しておくことをおすすめします。
RENFE(レンフェ)チケットの見方
RENFE(レンフェ)のチケットはスペイン語で発券されます。まじまじと眺めてもわからない…という人でもこれがわかれば大丈夫!
RENFE(レンフェ)の予約購入はいつからできる?
未だにはっきりしない「RENFEは予約購入はいつからできるのか」問題。
RENFEのチケット予約購入は乗車日の約2ヶ月ほど前からできますが、列車によっていつから予約できるかが異なります。がいつから予約できるのかは、正確な情報がわからないというわけ。(スペインっぽい)
2ヶ月前になったら一度公式サイトを確認し、まだ購入できないようだったら面倒ですがちょこちょこチェックしましょう。
RENFEのチケットはそんなに前もって売り切れないですが、人気の時間帯の列車は1週間以上前でも売り切れていることがあります。
絶対に乗りたい時刻が決まっている人はこまめにチェック!
スペイン高速鉄道「AVE」の乗り方
スペインの高速鉄道「AVE」の乗り方は簡単です。
まずは鉄道駅の掲示板で、自分が乗る予定の電車が何番線発なのかを確認。
発車する番線がわかったら「Via3」など数字が書かれたホームを探します。
中距離鉄道であるMD(Media Distancia)やセルカニアス(Cercanias)と違い、AVEやAVANTなどの高速鉄道は乗車前にチケットと荷物のチェックがあります。
荷物チェックが終わったらホームにて電車が到着するのを待つ。日本のホームみたいに号車の番号が書かれていないので、到着するまでどこに自分の号車が来るのかわからないドキドキ感。
電車が到着したら自分の号車を見つけて乗車します。AVEやAVANTは荷物チェックをするので、乗車後に車掌さんが巡回することはありません。
MDやセルカニアスのチケットの予約方法・乗り方はこちらをご参照ください。
RENFE(レンフェ)を利用して快適な鉄道の旅を
スペイン鉄道RENFE(レンフェ)を利用すれば、スペイン旅行で訪れることができる場所が広がります。
バスよりも快適に、早く移動できるのがスペインの鉄道旅のメリット。
スペイン周遊を考えている人は、RENFEを使ってヨーロッパ鉄道旅行を実現してみてください!
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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