夏はビネガーが効いていて、さっぱり食べられるものがほしくなります。
野菜が大好きな私が夏によく作るのは「ピカディージョ」と呼ばれるタパス。野菜を細かく刻んでビネガーとオリーブオイル、塩に漬け込んだマリネのような食べ物です。
アンダルシアでよく食べられるようで、たいていのバルのカウンターには似たようなタパスがあります。サルピコン(salpicón)と呼ばれるよく魚介類と一緒になっているタパスも似てますね。
というわけで、夏によく食べるアンダルシアのタパス「ピカディージョ」の簡単適当レシピをご紹介します。
ピカディージョとは細かく刻んだという意味
ピカディージョ(picadillo)とはスペイン語で「細かく刻んだ」という意味です。
名前の通り野菜をみじん切りのように細かく刻み、ビネガーや塩で味付けをするのが「ピカディージョ」と呼ばれるタパスです。
ピカディージョ(picadillo)よりもさらに野菜を細かく刻んだタパスで、「ピピラーナ(pipirrana)」と呼ばれるものがあります。以前に入ったバルで食べました。
正直刻みの大きさの違いはよくわからなかったです。
このタパスとってもおいしかったので、今回はこれを参考にしてメルバ(melva)と呼ばれるツナみたいな魚の缶詰が入ったピカディージョのレシピをご紹介します。
メルバ入りピカディージョの材料と調味料
冷蔵庫で4〜5日保存できるタパスなので、多めに作って保存しておくのがおすすめです。
以前同居人も同じようなタパスを作っていて、冷蔵庫に2人のピカディージョがそれぞれ保存されていたことがあります。ほとんど同じ見た目だった!笑。
私はビネガーを効かせるのが好きなので、濃いめのシェリービネガー(vinagre de Jerez)を使っていますが、ビネガーは何でも良いです。
メルバ入りピカディージョのレシピ
レシピと言っても作り方を書くほど工程がないです。
野菜を大きめみじん切りくらいに細かく刻んでボウルに入れて混ぜ、缶詰のメルバの入れたら、調味料(ビネガー、オリーブオイル、塩)を入れて混ぜるだけ。
調味料は少しずつ入れて味を見ていくと良いでしょう。
全て混ぜ終わったらガラスの保存容器やタッパーに入れて、冷蔵庫で2〜3時間冷やします。冷えてる方がおいしいので、必ず冷やして食べてね。
夏だけお会いするアンダルシアのタパス
夏になるとこのタパスは本当に食べたくなります。作り置きしては食べ、また作り置きして食べるみたいなサイクルで頻繁にお世話になっています。
ところがどっこい寒くなってくると食べたいと思わなくなるタパスでもあります。冷たさがおいしいタパスだからかな。
夏にティント・コン・リモンやレモンビールを飲みながら食べるのが好き!
このタパスはビールも合うけど、個人的なおすすめはティント・コン・リモンですね♪
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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