東京から福岡に行くのにピーチ(Peach)を使いました。
電車の遅れと空港リムジンが満席という不運に見舞われた私は、締め切りギリギリ2分前にチェックインするというピンチに陥りました。
空港に到着するまでのバスの中は不安でしょうがなく、ピーチのチェックイン事例や体験談をネットで漁りまくりました。汗。
ピーチ(Peach)のチェックインがギリギリになりそうな人に向けて、成田空港到着までの私の行動と注意点をご紹介します。チェックイン間に合うよう祈ってます!
ピーチ(Peach)に乗り遅れそうになった経緯
ビンボー苦学生の私は、東京から福岡に行くのに迷いなくLCCのピーチ(Peach)を選びました。
LCCは国内線でも成田発ですが、千葉県民なので成田空港へ行くのはあまり抵抗がありません。
地元の駅から成田空港までの空港リムジンはなぜか値段が高いので、少しでも節約しようと最寄駅から5駅先の駅まで電車で行き、そこから空港リムジンに乗ることにしました。
これがすべての悪夢の始まりだとは知らずに…
電車が遅れる
第一の悲劇は、電気系の理由により電車が遅延したことです。
ノロノロ運転で走る電車。まさか電車がこのタイミングで遅延するなんて!
到着したかった時間に目的の駅に到着できず、この時点で乗りたかった空港リムジンを1本逃しました。
空港リムジンが満席
空港リムジンを1本逃しても、次のリムジンバスで行けば間に合うような算段でした。
しかし、次に来たリムジンバスは私の2人前の人が乗ったところで補助席も含めて満席に。これ以上乗れません!
「5分後に次のリムジンが来ますから」と言われましたが、来たのは10分後です。
次に来た空港リムジンは直通じゃない
電車遅延で乗れなかった1本目、満席で乗れなかった2本目はどちらも空港へ直通のリムジンでした。
10分後に来たリムジンは、巡回型のリムジン。近くのホテルを回って空港に向かうやつです。
直通なら30分程度で成田空港まで到着するところが、巡回型なのでそもそも見込み時間が45分程度。さらに各ホテルで結構な人が乗ってくるので、どんどん時間が押していきます。
当たり前だけどバスの運転手さんは安全運転。リムジン出発遅れの分や、ホテルを回ることで遅れる分を高速道路で取り戻そうとはしてくれません。
ターミナル2で大量の下車
私が乗った空港リムジンは第2ターミナル-第1ターミナル-第2ターミナルの順に停車しました。ピーチ(Peach)国内線のカウンターがあるのは第1ターミナルの南ウィング1階です。
成田空港の第2ターミナルは国際線のほとんどの発着があるターミナルなので、一番多くの人が降ります。第2ターミナルで大量の下車があると、出発までに時間をロス。
早くしてー。
この時点でかなり半泣きでした。
ピーチ(Peach)のターミナルは重要!もう1回言う。
ピーチ(Peach)国内線は成田空港第1ターミナルの南ウィングです。お間違いなく!
なお、ピーチ(Peach)国際線のカウンターは成田空港第1ターミナルの北ウィング4階です。これもお間違いなく。
ターミナル情報は更新されることがあるので、最新のピーチ(Peach)ターミナル情報は公式サイトで必ず確認してくださいね!
ターミナル間の移動で信号に引っかかる
第2ターミナルを出発した時点でピーチのチェックイン締め切り5分前くらい。5分あれば間に合うんじゃないかと淡い期待を抱いたところにさらなる試練が。
ターミナル間移動の信号待ち。
あともう少しがんばれば信号を突破できた気がするのに、安全運転の運転手さんは信号待ちを選択。オーマイガー。
ここでまた時間のロス。もう早くしないとチェックインできなくなっちゃうYO!!
チェックイン締め切りに間に合わないと乗せてくれないピーチ
このまま行くと、成田空港に着くのはピーチのチェックイン締め切り数分前。下手したらチェックイン締め切りを過ぎてしまうかもしれない。
ピーチ(Peach)のようなLCCは、1分でもチェックインが遅れると乗せてくれないそうです。安い代わりにサービスはそぎ落としてるものね。
実際にピーチのチェックインに間に合わなかった人の体験談は、ネットにいくつか落ちています。2分遅れただけだったけどカウンターのお姉さんに無視されたなど、同情しまくる内容でした。
最速でピーチにチェックインできるためにすることと注意点
仮にチェックインが間に合わなかったとして、JALやANAの当日航空券で福岡まで行くと5万円。それは無理。
なんとしてでもピーチのチェックインに間に合わなければいけない!
だから、成田空港に着いて最速でチェックインするためにできることをバスの中でやりました。
チェックインに必要なバーコードをスクショしておく
ピーチはオンラインチェックインには対応していません。空港にあるチェックイン機で、事前にメールで受信しているバーコードをかざす必要があります。
できれば事前に紙で印刷しておいた方がスキャンした時のエラーが少なく安心だと思いますが、紙で印刷し忘れた場合はせめてバーコード画面をスマホでスクショしておくのが重要!
ネット環境がなくてバーコードを読み込めない状態だとリスクが高まります。必ずスクショして、オフラインでもバーコードが見られる状態にするべし!
ピーチのチェックインカウンターには自動チェックイン機があります。チェックインを選択してそこにバーコードをかざすだけなので簡単です。
ピーチのチェックイン機の見た目も覚えておきましょ。
バスの前方に乗る
成田空港に着いたらすぐに降りられるように、バスの1番前に座り直しました。
途中までは中盤くらいに座っていたのですが、初めに立ち寄る第2ターミナルで大量の人が降りるので、その際に前の席まで移動。
第2ターミナルの次に成田空港第1ターミナルに着いたらすぐ降りて、ピーチ(Peach)のチェックインカウンターにダッシュすべし!
ピーチのチェックインカウンターの場所を調べる
成田空港は広いので、出発ロビーですぐにピーチのカウンターを見つけることは不可能です。事前にピーチのチェックインカウンターの場所を知っておく必要がありました。
成田空港のピーチ(Peach)国内線のチェックインカウンターは、出発ロビーよりも下の階の1階にあります。
成田空港の公式サイトでピーチのチェックインカウンターの場所を確認しておき、目的の階にすぐたどり着けるようにします。
このエスカレーターを颯爽と降りました
あくまでも私の体験談ですが、空港リムジンが到着したらすぐ空港内に入り、左手に走って下に降りるエスカレーターを降り、さらにもう1つエスカレーターを降りると目の前にピーチのカウンターがありました。
各空港ごとにピーチのチェックインカウンターの場所が掲載されていると思いますので、利用する空港のチェックインカウンターの場所を確認してダッシュのシミュレーションをしておくべし!
締め切り2分前にピーチ(Peach)にチェックイン!
空港リムジンが第1ターミナルに着いたのがピーチ(Peach)チェックイン締め切り3分前、そこから脇目も振らずダッシュして締め切り2分前にチェックインが完了しました。
おそらく2018年で一番のダッシュを見せたでしょう。
とにかく疲れました。心が。
チェックインが完了したら、ピーチの出発場所まで移動します。LCCは空港の奥の方から出発なので、あまりモタモタしている暇はありません。急いで移動し機内に乗り込み、汗だくで出発。
人生ギリギリガールはなんでここまでギリギリなんだろうと自分を戒めつつも、福岡に着いた時のピーチのアナウンス「おおきに」に少しだけ笑みがこぼれました。
LCCは時間に余裕を持ってチェックインを
LCCに限らず飛行機全般に言えることですが、国内線であってもチェックイン時間に余裕を持って空港に向かうべし!です。
LCCは1分遅れたとしてもチェックインを認めてくれないので、他の航空会社より厳しい。だから、チェックインが開始される1時間30分前には着いているような計算で向かった方が良いでしょう。
せっかく航空券代が安いのに、乗り遅れて別の航空券を買ったら意味ないですからね。当日に電車遅延が起こったり、空港リムジンが満席で乗れなかったりという事態は起こりえます。
成田空港は広いしピーチのチェックイン機がひっそりと佇んでいるので、あらかじめチェックイン機の場所は確認しておくように!
よく飛行機に乗る人からしたら当たり前のことかもしれないけど、飛行機慣れしていない私には焦りの嫌な体験談となりました。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
コメント
コメント一覧 (6件)
peachの場合は他の多数の航空会社が実施している「オンラインチェックイン(航空会社によって呼称が異なる 例:ウェブチェックイン、インターネットチェックイン、ネットチェックインなど)」を実は実施していないのです。(2020年8月現在)。つまり搭乗者全員が当日空港にてチェックインが必須となります。これにはコスト削減や時代の乗り遅れなどではなく、きちんととした理由があります。その理由はチェックインの際に航空券(予約確認書)に記載の名前が実際の搭乗者と同一人物なのかをチェックイン時に本人確認をする為であります。過去にpeachではオークション等で購入した不正な航空券の記載者になりすまして全く別の搭乗者が搭乗したといったケースが発生しております。当然ながら不正な航空券での搭乗はNGであり、改善命令まで至ったのであります。そこで改善対策として、わざとオンラインチェックインを実施せずに搭乗者全員に当日空港にてチェックインをしてもらい、その際に本人確認を同時に実施する対策をとった訳であります。国内線保安検査場では荷物やボディーチェックは結構厳しくしますが簡略化のせいか搭乗者の本人確認はあまりしないみたいですし、搭乗改札でも搭乗券の改札(チェック)ぐらいで、ここでも本人確認はあまりしないみたいです(注:全くしない訳ではないので勘違いしないように)。いわゆる第一段階での不正搭乗対策でもあります。なのでpeachを利用する際はオンラインチェックインはなく、空港でのチェックインが必須でありますから特に余裕を持って空港に着くようにしなければならないのです。ちなみに同様の理由でオンラインチェックインを実施していない航空会社は世界中に結構存在し、国内ではSKYMARKやFDA(フジドリームエアライン)等がこれに該当します。最も最良なのはオンラインチェックイン実施の有無に関わらず早めに空港に到着することがやはり一番であります。
>abeken1763さん
おっしゃる通りで、どんな航空会社の場合でも空港に早く到着しておくのが最善ですね。
とても焦りましたが、今後は余裕を持って空港に着いておこうと肝に銘じる経験になりました…。
去年、ピーチに乗ろうと成田第3に行ったら、第1とのこと。完全に思い込みでした。
(その後、ピーチが第3に移転し”LCCは第3”と覚えやすくなったが、今秋にまた第1へ。)
第3に着いたのがチェックイン15分前。巡回バスを待たずタクシーで第1へ。6分前セーフ。
15分ありゃ充分だと分かっていても、移動中は最悪のケースが頭をよぎり地獄気分。
> サウンドピーチさん
コメントありがとうございます!
ピーチは第1から第3に行ったり、また戻ったりを繰り返してるのですね…😱それは要注意です。
別のターミナルに着いてしまうのもかなり焦りますよね!海外の空港でそれをやらかしたことがありますが、冷や汗かきながらターミナルを移動したのを覚えています。
タクシーの中ではドキドキされたことでしょう…。
空港には余裕すぎるくらい余裕を持って行くべきなんでしょうね。今後気をつけたいと思います…。
こんどPeachに乗るので参考になりました。
ありがとうございます。
> タケミさん
くれぐれも時間に余裕を持って空港に到着するようにしてください(^^;
本当冷や汗の連続でした…。