海外のトイレってあまりきれいではないイメージがありますよね。
スペインの公衆トイレも汚いところが多く、3年近くスペインに住んでもトイレが汚いのは未だに慣れません。
私が不思議だなと思っている「スペインのトイレ事情とトイレにまつわる話」です。
便座のないトイレ
スペインのバルのトイレや駅の公衆トイレでは、結構な確率で便座のないトイレにあたります。
駅のトイレは複数あるうちのいくつかだけ便座がなかったり。ヨーロッパの他の国でも見たことがあるので、海外ではある意味当たり前の光景なのかも。
便座って「わざわざはずす必要があるのかな?」と思うのです。
さて、どのように用を足すかというと、私は空気イスのようにしています。
スペイン人の友達に聞いたら、やはり便座のないトイレは空気イスのようにするのだと言っていました。
便座があっても公衆トイレは空気イス
海外の公衆トイレはとても汚いので驚くことが多いです。
便座があっても便座の上が汚れていたり、床にはトイレットペーパーが散乱していて水浸しだったり。これはさすがに気持ち悪い。
海外の公衆トイレでは、便座があっても空気イスで用を足すのをおすすめします。
便座が汚いので、便座に座って用を足そうという気にそもそもならないと思います。
これもスペイン人の友達に聞いてみたら、「公衆トイレは気持ち悪いから空気イスで用を足す」と言っていました。
前の女性が出てきた時に便座が上がっていることがよくありますので、やはりみんな空気イス方式なのだと思います。
最初のうちは空気イスで用を足すことに慣れないかもしれませんが、便座をあげておいた方が空気イスをしやすいです。
だからバルや駅のトイレは、それを想定して便座がもともと外されているものが多いのかも。
トイレットペーパーは基本ない
バルや駅などの海外の公衆トイレは、基本的にトイレットペーパーがないと思っておいた方が良いです。あったらラッキーって感覚。
バルの場合は店員さんにトイレットペーパーくださいと言えばもらえますが、駅の場合は駅員さんが対応できない場合もあります。
スペインでは公衆トイレに行くことを想定して、常にティッシュペーパーを持ち歩いていた方が良いです。
私はティッシュペーパーと合わせて、コンパクトなウェットティッシュを持ち歩くようにしています。
便座には座らないけどあまりに便座が汚くて耐えられない時、ティッシュペーパーを忘れた時はウェットティッシュの出番!
海外旅行と言えばこれ。便座除菌シートは強い味方です。
ゴミ箱がある時はトイレットペーパーは流さない
海外のトイレは日本と比べると、水洗事情がよくない場合が多いようです。スペインのトイレもそう。
トイレによってはトイレットペーパーを流すと詰まってしまう場合があるそうなので、トイレにゴミ箱が設置されている場合は、トイレットペーパーは流さずにゴミ箱に捨てます。
トイレットペーパーを流せないトイレは、公衆トイレの中で3割くらいの確率であります。
2つある便器の謎
スペインに来たばかりの頃、トイレに便器が2つあることを疑問に思っていました。1つは普通の便器とわかるけど、もう1つは何?洗濯用?とか思ってた我。
海外のトイレに便器が2つある場合、1つは普通の便器でもう1つはビデです。
スペインにはウォシュレットがないので、あのビデを使用するらしいです。
私はスペインのビデを使ったことがないのですが、形から鑑みるに空気イスのようにしてビデを使用するのではないかと想像。
スペインの汚い公衆トイレでビデを使う勇気のある人はいないと思うので、ウォシュレットが必須の人は携帯ウォシュレットを持参した方が良いです。
有料の公衆トイレがある
海外の観光地の周辺には、有料の公衆トイレがあります。
有料の公衆トイレは、機械式になっていて料金を支払うと扉が開くタイプや、入り口に担当の人がいてトイレ料金を徴収しているタイプです。
有料の公衆トイレの料金は0.2ユーロ〜0.5ユーロくらい。どうしてもトイレが我慢できない時は、有料の公衆トイレを使いましょ。
スペインのバルでは「トイレ使っても良いですか」と聞けば、トイレを使わせてくれることも多いです。
バルのトイレは無料で使わせてくれますが、時間に余裕があればその後一杯ビールかコーヒーを飲んでいってあげるとお互い気持ち良いのではないかな!
女子は一緒にトイレに入る
スペインで女子に「トイレ一緒に行かない?」と言われた時は、ただ一緒にトイレに行くだけではなく同じ個室に入るという意味です。
3人くらいいっぺんに同じ個室に入る時もあります。
「トイレ一緒に行こう」と友達に言われて「さ、入って」と個室に入るよう促されたので、外で待ってると言ったら大爆笑されました。
同じ個室に入って用を足してる間に話したいことがあるから、トイレに一緒に行こうと誘ったのだそうです。
用を足してる間じゃないとその話はできないのか?不思議だけど、トイレに一緒に入るとプライベートをさらけ出す気がして安心するのかもね。
その友達は次の日にそのできごとを他の友達に説明し、「日本人てトイレ一緒に入らないんだねー。」って笑いあってました。入らないYO!!
スペインのトイレは汚いです
いろいろ書きましたが、伝えたかったことはスペインの公衆トイレは汚いところが多いということです。
逆に、スペインの家の中のトイレはきれいなことがほとんどです。私は友達の家で汚いトイレに出会ったことはないです。
おうちの中のトイレはきれいに使うのに、公衆トイレだとなぜ汚くなるのかは謎。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luego!!!
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも楽しく拝読してます!
その通り!と納得の数々です。足腰の弱いお年寄り、小さいお子さんはどうしてるんでしょ。
公衆衛生の大事さを改めて感じます。
Ostia様
読んでくださりありがとうございます!
家のトイレはそこまでではないのに、公衆トイレだとなぜあそこまで汚く使えるのか、本当に謎です(^^;
小さい子供は便器の上に靴で逆向きに座ってるのではないかと予想してます。
お年寄りは困りますよねぇ…。フェリアの時は超小さいトイレでどうやってフェリアの衣装を着たお年寄りが用を足しているのか、想像がつきません!