ヒホンで名物グルメのカチョポとシードル【北スペイン旅行記】

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海沿いの美しい街ヒホンで、アストゥリアスの名物グルメ「カチョポ」と、フランスニシキと呼ばれる貝を食べてきました。そして、アストゥリアスのお酒シードルも。

moni
カチョポはもう食べなくてもいいかも。笑。

でも経験として一度食べられたので満足です。そしてシードルは想像してた味と違いました。

というわけで、アストゥリアスの海沿いの美しい街ヒホンと、バルで食べた名物グルメのカチョポ!貝!そしてシードル!をご紹介。

目次

アストゥリアスのご当地グルメを食べたい!

ガリシア州から移動して、お昼ご飯で立ち寄ったのはアストゥリアス州のヒホンという街。

moni
せっかくアストゥリアスにいるのだから、アストゥリアスのご当地グルメが食べたい!

そう思い、前々から気になっていたアストゥリアスの名物グルメのカチョポが食べられるバルを探すことにしました。

カチョポとは、牛肉と生ハム、チーズを挟んで揚げた超ハイカロリーな料理。サイズもどでかく、スペイン最上級ヘビー級グルメ選手権の常連です。

アストゥリアスのご当地グルメはカチョポ以外だと、白いんげん(fabada)の煮込み料理や牛の胃(callo)の煮込み料理など、北部ならではの温かそうな料理が特徴。

アンダルシアとはずいぶん食事が違うから、アストゥリアスに行ったらご当地料理を食べておきたいです。

海近くのシードルバル「Los Playos」

さて、アストゥリアスでカチョポが食べられるバルを探すにあたり、市街地中心部ではなく海岸近くまで出ることにしました。

車はパーキングに駐車。

最初に目をつけていたのは、ローカルな雰囲気がある「Bar Begoña」です。しかし、行ったら閉まっていた!

というのも、私たちがヒホンに行った日がアストゥリアスデーで祝日。閉まっているバルが結構あったのです。

近くでカチョポが食べられるお店を探して行き着いたのが、シードルバルの「Los Playos」。気軽に入れる感じのかわいい外観にそそられる。

ヒホンのシードルバル「Los Playos」の外観

明るい雰囲気のバルレストラン「Los Playos」

Sidrería Los playos
住所:Gregorio García Jove, 9, Gijón, Asturias
営業時間:木曜〜土曜・月曜 12:00-16:30 20:00-0:00/日曜 12:00-17:00 20:00-0:00/火曜 12:00-16:30
定休日:水曜日

アストゥリアスのお酒「シードル」

アストゥリアスで飲んでおきたいお酒と言えば、シードル。シードルとはりんごから作られたお酒で、スペイン語では「シドラ」と言います。

スペインのスーパーでも買えますが、せっかくだから本場アストゥリアスでシードルを飲んでみたい!シードルバルだし!

しかし、悩ましいのはシードルはボトル単位でしか頼めないということ。

moni
シードルを一杯飲めればそれで良いのだけど…。

そういうわけにもいかず、結局ボトルでシードルをオーダー。

ヒホンのシードルバルで飲んだ本場のシードル

ボトルで3ユーロと激安

ワインボトルよりは小さい気がしたけど、ビールの中瓶くらいのサイズのシードルが出てきました。アルコール度数は6%。これを全部飲むのはキツイ…。

お店の人が注いでいるのを見ると、かなり高い位置にボトルを上げてシードルを注ぎ、空気を含ませているように見えます。

ヒホンのバルでシードルを注ぐ店員

頭のてっぺんからシードルを注ぐ

しかし、自分でやろうとすると、そんなに高い位置から注いだら全部こぼれるわいという感じ。仕方なくチョボチョボ注ぐ我。

ヒホンのバルでシードルを注ぐ

うまく注げずテーブルがびちゃびちゃになる

気になるシードルのお味は…りんご感はあまりなく、結構酸っぱい。

moni
思っていたりんごの甘いお酒とは違って、酸っぱい食前酒という感じだね。

最後にお店の人がシードルを注いでくれたのですが、自分で注ぐシードルとは色も味も違いましたとさ。やはりプロは違うね〜。

アストゥリアス名物グルメ「カチョポ」

アストゥリアスに来たら食べておきたい名物ご当地グルメがあります。それはカチョポと呼ばれる超豪快な料理。

牛肉、生ハム、チーズを揚げるというだけでもハイカロリー感満載ですが、さらに驚くべきはサイズ。2〜3人分のとんかつですか?くらいの巨大なサイズ。

念のためお店のお姉さんに、半分のサイズでカチョポを注文することはできませんか?と聞いたのだけど、ダメでした。

カチョポはこのサイズで出されます。

どどん!

ヒホンのバルで食べたカチョポ

牛肉のカチョポ(cacshopo de ternera)22ユーロ

moni
うわぁ、これ何人前よ?

とんかつのように中の肉が柔らかくて衣がサクサク〜というわけではなく、中はぎっしり、チーズもたっぷり、小麦粉で揚げましたっ!って感じの料理です。かなりのヘビー級。

ここのカチョポはまだ通常サイズのようで、バルによってはもっと大きいカチョポもあるらしい。1皿のカチョポを3〜4人で食べる感じが良いでしょう。

ヒホンのバルで食べたカチョポ

全部入れて揚げたって料理

そして味は、想像通り。牛肉!チーズ!小麦粉!という感じで、特に味はありません。

スペイン北部でよく見かけるフランスニシキ

カチョポともう一つ、気になっていた料理を頼んでみました。それはフランスニシキと呼ばれる貝。

スペイン北部はホタテ貝などの貝をよく食べるようですが、その中でもよく見かけるのがフランスニシキ。

ヒホンのバルで食べたフランスニシキ

フランスニシキ(zambriñas a la plancha)16ユーロ

にんにくたっぷりのアヒージョスタイルでフランスニシキを食す。

うーん、うまし!

ホタテ貝より一回り小さいので食べやすく、味はホタテ貝に似ています。

moni
日本だとあまり食べられない貝っぽいね。

海沿いが美しいヒホンの街

カチョポのおかげでノックアウトされたお腹を引きずりながら、食後はヒホンの海沿いを散歩してみました。

スペイン北部海沿いのヒホンの街

美しいヒホンの海沿い

ヒホンの海沿いはとても美しいです。海岸があって教会があって…スペイン北部の街に来たのだな〜と感じる雰囲気がありました。

moni
この美しい景観からは想像がつかない、超ヘビー級ハイカロリーカチョポとのコントラストがいいっすね。

アストゥリアスの街に出かけたら、フードファイトに出ているかのような気分でカチョポを食べてみてください。

ヒホンのバルではシードルを楽しむ人の姿を多く見かけました。地元で愛されているお酒シードルも、本場アストゥリアスで試してみて!きっと想像してる味と違うはず。

この後は、絵本の世界に迷い込んだようなスペイン北部の小さな村に立ち寄りました。

旅は続きます。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活や勉強に関するポスト多め。

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