セビリア最古のバル『El Rinconcillo』で名物タパスと雰囲気味わう

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『El rinconcillo/リンコンシージョ』は、セビリアで一番老舗のバルです。

雰囲気のあるバルなので、スペインの昔ながらのバルスタイルを楽しみたい人におすすめ。

「El rinconcillo/リンコンシージョ」で食べた名物タパスと、おいしかったシーフードのおじやをご紹介いたしまっす。うふふ。

目次

リンコンシージョはセビリア最古のバル

『El rinconcillo』はセビリア最古のバル。外観からでも伝統的な雰囲気が伝わります。

セビリア最古のバル「リンコンシージョ」
創業から約350年の超老舗バル

『El rinconcillo』ができたのは、なんと1670年!創業350年!

セビリア最古のバル「リンコンシージョ」
いつも混雑している「El rinconcillo」

人気のバルなので、いつも人でいっぱい。私が行ったのは17時頃で昼食時を過ぎていたのでちょっと空いていたけど、18時過ぎには人が増えてきました。

20時過ぎたらバルの中で席を見つけるのには一苦労。スペースがないことも多いです。

混雑を避けたかったら、人が少なめの昼食後17時頃〜19時頃に行くのがおすすめです。混雑している『El rinconcillo』の方が活気はあるけどね。

セビリア最古のバル「リンコンシージョ」
タパスはカウンターで頼もう

『El rinconcillo』タパスを食べたい場合は、入ってすぐのバルゾーンで頼みます。ワインの樽の机か、カウンターで立ち飲みスタイルです。

セビリア最古のバル「リンコンシージョ」のお会計
カウンターにチョークで数字が

お会計はバルのカウンターにチョークで数字を書いて計算するのが、『El rinconcillo』流なのです。

スペインの昔ながらのバルは、こういうチョークスタイルが多いです。趣あって素敵ですよね。

リンコンシージョの名物タパス

『El rinconcillo』には、ダントツ人気のみんなが頼むタパスがあります。

セビリア最古のバル「リンコンシージョ」のほうれん草とひよこ豆の煮込み
ほうれん草とひよこ豆の煮込み(espinacas con garbanzos)2.2ユーロ

その名物タパスはほうれん草とひよこ豆の煮込みです。

ほとんどのお客さんがこのタパスを頼んでるし、ウェイターに聞いても「これがダントツ人気だよ!」と言います。

ほうれん草とひよこ豆の煮込みは、アンダルシアではよく食べられるタパス。何度か食べたことがあるけど、確かに『El rinconcillo』のは他のバルに比べておいしい。

スパイシー過ぎたり、ほうれん草の味がきつかったりすることがあるのだけど、『El rinconcillo』のほうれん草とひよこ豆の煮込みはかなりさっぱりした味付けです。

私は他のバルではあえて頼むことはしないけど、『El rinconcillo』に来たら名物タパスとして頼んどくべきかと思います!

ほうれん草とひよこ豆の煮込みは、家でも簡単に作れます。

リンコンシージョのタパスメニュー

『El rinconcillo』では、アンダルシアでよく見かけるタパスメニューを頼むことができます。

セビリア最古のバル「リンコンシージョ」のメニュー
メニューは豊富

タラのトマト煮、豚肉の煮込みやエンサラディージャなど。というわけで、スペインタパスの定番中の定番を頼んでみました。

セビリア最古のバル「リンコンシージョ」のクロケッタ
手作りクロケッタ(croquetas caseras)2.2ユーロ

スペインのコロッケ。このクロケッタはなかなかおいしかったです。1人、2人ならこのサイズで十分。

リンコンシージョのシーフードおじや

『El rinconcillo』のレストランにも名物メニューがあります。

セビリア最古のバル「リンコンシージョ」の海鮮おじや
Arroz Caldoso Marinero

それは、シーフードおじや的なもの。「Arroz Caldoso Marinero」というメニューでした。

つまり、海の味がするお米ということっすね。

味はと言うと、出汁がきいててとてもおいしい!中身はタラとアサリとエビ。この海鮮の出汁がよく出ています。

この「Arroz Caldoso Marinero」は、大きい鍋で注文を受けてから作るので30分くらいかかります。

ウェイターから「30分かかります」と確認が入りますが、問題ナッシング。その間は魚のフライなどの他のメニューを食べて待つ。

「Arroz Caldoso Marinero」が出てきた時は、ウェイターさんが1皿ずつよそってくれます。

大きいお鍋に入ったまま出て来て目立つので、他のテーブルが「Arroz Caldoso Marinero」をオーダーしていると、気になってこちらもオーダーしてしまうのが人間の心理。

「Arroz Caldoso Marinero」は、レストランゾーンではみんなが頼んでいる一品なので、名物メニューなのだと思います。

セビリア最古のバル「リンコンシージョ」
奥のレストランゾーン

名物メニューのシーフードおじや的なものを食べたかったら、レストランゾーンに入ります。

レストランゾーンはバルに比べてちょっとお高めになり、タパスではなく皿料理をオーダーする必要があります。

3〜4人で『El rinconcillo』に行って、落ち着いて座って食べたい時は、レストランゾーンがいいのではないかな。

雰囲気味わうリンコンシージョ

『El rinconcillo/リンコンシージョ』の魅力は、単にセビリア最古のバルというだけではありません。

名物タパスの「ほうれん草とひよこ豆の煮込み」や、レストランの名物メニューの「Arroz Caldoso Marineros」は一度食べてみる価値はあります。

「Arroz Caldoso Marineros」はレストランゾーンでないと注文できないメニューで少しお値段はりますが、是非食べてみたい一品となっとります。

セビリア最古のバルの雰囲気を味わいつつ、気になる海鮮おじやをぜひ食べてみて。

◆El Rinconcillo/リンコンシージョ
住所:Calle Gerona 40, Sevilla
電話番号:954 223 183
営業時間:13:00-1:30
営業時間中はいつでも料理をオーダーすることができます。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活や勉強に関するポスト多め。

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