日本米に近づける!スペインのSOS米をおいしく炊くコツ

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スペインはパエリアをはじめとするお米をよく食べる国なので、他の諸外国より日本人には暮らしやすい国なのではないかと勝手に思ってます。

そんなスペインで日本米に近いと言われているお米が「SOS」や「Cigala」というブランドお米。スーパーで手に入ります。

今回はそんなSOS米やCigala米を日本米に近づけるために、私が実践している炊き方のコツをご紹介します。スペイン生活する人は参考にしてみてね。

「こうしたらさらにおいしかった!」というアドバイスがあれば、ぜひコメントお寄せください♪

目次

日本米に近いスペインのお米

スペインのどこのスーパーにもあるのが「SOS」と書かれたお米。

スペインのSOS米
定番のSOS米

このSOS米が、日本のお米に一番近いと言われているスペインのお米です。

フラメンコ留学で10年以上前にスペインを訪れていた先輩たちから、「SOS」が日本米に近いよと教えてもらい、それ以来SOS米を食べています。

アジア食料品店に行けば日本のお米が手に入りますが(みのりと言うお米がおいしいと評判らしいです)、お値段高いのでスペインで節約留学生活を送っている私にはちょっと手が出ません。

なので、SOS米は安く日本米に近いお米を食べさせてくれるありがたい存在なのです。

友達が教えてくれたこのお米もほんのり味がついていて、日本米に近かった!

スペインの日本米に近いお米
赤いパッケージの方

「Cigala」という名前のえびが描かれたお米の赤いパッケージの方。SOS米がない時はこちらのお米でも良いと思います。

ちなみにSOS米が1kgで1.6ユーロくらい。Cigala米が1kgで1.3ユーロくらいです。

スペインで買えるお米たち

パエリアをはじめとした米料理がスペインにはあるので、スーパーではあらゆる種類のお米が手に入ります。

「redondo(レドンド)」と書かれたお米は、日本人が一番慣れているタイプの丸いお米。「redondo」の中でもSOS米が一番粘り気があるから、日本米に近いのだと思います。

「largo(ラルゴ)」はタイ米のようなサラサラしたお米。粘り気とか一切ないので、チャーハンには使えるかなって感じですが私はほとんど買わないです。

「basmati(バスマティ)」はインドで食べられているらしい香りのあるお米。

バスマティライス
バスマティライス

同居人がおいしいから日本のお米とどっちがおいしいか比べてみてほしいと分けてくれたけど、タイ米よりも長い?お米な時点で日本米から遠ざかった気がした…。

そしてどうやって食べればいいかよくわからなかった。汗。カレーとか相性いいのかな?

一度食べた後にそっと同居人の棚に戻しました。そっと…。

「jazmin」はほんのり香りがあるジャスミンライス。

スペインのジャスミンライス
メルカドーナで買えます

タイ料理を作る時はジャスミンライスで決まり。ジャスミンライスでチャーハン作ったらおいしかったです。

ジャスミンライスは鍋に水を沸騰させて、そこにお米を入れてかき混ぜながら炊いていくやり方。日本の白米と炊き方が異なるようです。

おかゆのようなご飯を作りたいときは「caldoso(カルドソ)」と書かれたお米が向いてます。

スペインのおかゆ用の米
おかゆ用のお米

スペインのおじやのような料理「arroz caldoso」を作るとき用のお米なので、お腹の調子が悪いときはこちらでおかゆを作ってみてください。

スペインでどうやってお米を炊くか

アジア食料品が売られているお店には炊飯器がありますが、お米は鍋で炊けますので炊飯器はあまり必要ないです。

スペインでお米を炊く方法
普通に炊けます

自動で炊けるから楽だし保温できるというメリットはあるけど、炊飯器がとりわけおいしいというわけでもないと思うので…土鍋があればおいしいと思うけどね!

私は普通の鍋をお米専用にして炊いています。ちなみにお鍋はスペイン来たばかりの頃に、優雅にエル・コルテ・イングレスで調達。まだ金銭感覚が日本だった頃。

スペインでお米を炊く方法
おこげができます

お米炊く用の鍋じゃないのでお米がひっつくのが難点。毎度おこげができています。しかし、おこげはそれはそれでおいしい気もする。うん。

そんなこんなで、鍋でお米を炊くことには慣れました。テフロン加工の方が本当はいいかもね。

SOS米をおいしく炊くコツ

そんなありがたしSOS米を日本米に近づけたい!という思いで、なんとなくやってみた2つのことをご紹介します。

そのままSOS米を炊くよりはおいしくできたので、これからスペインでお米を炊く人は参考にしてみてね。

水にしっかりと浸けておく

お米をザッと洗ったら、30分〜1時間(冬は1時間)は水に浸けておくようにします。

スペインでお米をおいしく炊く方法
30分〜1時間浸ける

水にしっかりと浸けておくとお米が柔らかくなるのか?そのまま炊く時よりおいしいと感じました。

ほんの少しハチミツを入れる

日本のお米がなぜおいしいかって甘みがあるからなんですよね。スペインでは白米だけで食べることがないので、米自体にほとんど味がないのです。

なので、SOS米を炊く前にほんの少しハチミツを混ぜています。小さじ1強くらい。

ハチミツを入れてSOS米やCigala米を炊くと、日本米のような甘みがある白ごはんらしくなります。

メルカドーナのはちみつ
メルカドーナのはちみつ

今はメルカドーナのはちみつ使ってるけど、前にオーガニックのお店で買ったユーカリのはちみつがおいしかったです。はちみつにこだわる人はいろんなはちみつで試してみて。

お米にはちみつ?って思うかもしれないけど、小さじ1程度なのではちみつ感は全然ないです。ぜひお試しあれ!

こだわる人は軟水を使うのもアリ

私が住むセビリアは中軟水の地域で水道水飲めるのであまり気にしないですが、硬水の地域に住んでいる人はスーパーで「BEZOYA」などの軟水を買ってお米を炊いた方がおいしく仕上がるかもしれません。

お水の硬度はお米に影響を与えそうな気がします。硬水はパスタなどに向いているお水だからね。

SOS米を日本米に近づけよう

異国の地で最初はおいしいスペイン料理に目がいくかもしれませんが、海外生活が長くなると故郷の味というのが本当に食べたくなります。

なので、基本和食の生活になる人が多いはず。そんな時に重要なのは白米。

経済的に余裕があればアジア食料品店で日本米を買えますが、そんな余裕がない私のような人はぜひスーパーのSOS米を日本米に近づける工夫をしてみてください!

最初は味の違いを感じるかもしれないけど、そのうち慣れます。

ただ、日本に帰ると日本のお米って本当においしいのね〜♪って実感するYO!!

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活や勉強に関するポスト多め。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • お米にハチミツ!🍯いい案ですね‼️ツヤもでますしね!
    私毎回お水の量が下手なのか納得する米を鍋で炊けなかったのですが、水は大体の目分量でやってますか?
    またVlogも楽しみにしてますね😆❤️❤️

    • > Miyakoさん

      コメントありがとうございます(^^)
      お米にはちみつ、最初はどうかな〜変なにおいがついたら嫌だな〜と思ってましたが、全然いけました!
      お水の量はかなり目分量です。お米の1cmくらい上かな?
      浸けてる間に水を吸ってる感じなので、炊く頃には少しかさが減ってます。

      ビデオは撮りだめしてあるんですが編集する時間がなくてvlogが滞ってます💦
      楽しみにしてくださっていて嬉しいです😭ありがとうございます♪

  • Hola, quiero hacer gojan para sushi, y solo tengo el arroz redondo de 1 euro de eroski. Se parece mucho al arroz japonica, pero no lo he empapao, sólo he fregaolo.Y el gojan hecho de él no es tan pegajoso como el arroz japonica que comí en China. Revisé la información y vi en el sitio web que el contenido de amilopectina del arroz japónica en España es casi tan bajo como el del arroz índica en el este de Asia. Es verdad? Si es así, creo que elarroz español sólo se puede servir para chiajan

    • > Ziさん

      Gracias por leer mi articulo.
      No soy profesional de arroz pero leí que arroz de Japón lleva fécula y 80% de eso son amilopectina. En el caso de arroz para mochi, 100% amilopectina dentro de fécula. Así textura pegajosa viene de amilopectina.
      Escribí este articulo para que sea el sabor más parecido a arroz de Japón pero es verdad que no podría acercar la textura. Imagino que arroz de Estaña falta amilopectina como has dicho.
      Si quieres hacer sushi, podrías comprar arroz para sushi o arroz de Japón en el supermercado asiático.
      Comemos arroz blanco como chajan y arroz blanco solo para acompañar carne o pescado(^^)

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