スペインのロンダに来るのは3回目。
1回目は初めてスペインに来た時に日帰り観光で。2回目は2年半前の夏のフェスティバルで。1回目は日帰りだったし、2回目はフェスティバルがメインだったのでライトアップを見たことがなかったのです。
今回初めて、ロンダの夜の静けさの中でライトアップを見ました。
ロンダはセビリアから日帰りもできるし、マラガからはもっと近いので日帰りする人も多いと思います。
が!ライトアップが美しいのでロンダに宿泊するのがおすすめです。
崖の上に立つ町 ロンダ
絶景が見られる崖の上の美しい街としてスペインの中でも人気の観光地ロンダ。海好きの私ですが、崖の町ロンダも好きです。
ロンダの町はそんなに大きくないです。
町の中を見るなら1日あれば観光できちゃうかな〜という感じです。
ですが、時間に余裕のある人は是非宿泊してみてください。夜のロンダは静かで星が美しく、ヌエボ橋のライトアップは幻想的です。
観光ガイド的なロンダの町が描かれたかわいい絵の地図。
昼と夜のヌエボ橋
前回の旅の続きでネルハで夕日を見て、ロンダに移動した頃にはすでに夜になってました。
そして、ロンダのヌエボ橋周辺のライトアップをきちんと見ることができました。
ロンダと言えば有名すぎる観光名所がヌエボ橋。夜に見たヌエボ橋のライトアップと、次の日の昼に見たヌエボ橋でこんなに印象が違うのよ。
アルデウェラ展望台(Mirador de Aldehuela)から見たロンダのヌエボ橋。
改めて上から下を見ると、ものすごく高い崖の上に町を作ったんだなということがわかります。私は高所恐怖症じゃないけど、思わず「わぁすごい。見て見て見て。」と声を出してしまいそうな高さ。
夜のヌエボ橋は幻想的でしょ。夜に見た時は下まで見えないから、そこまでの橋の高さに気づかなかったんだなぁ。高所恐怖症の人は夜に見た方が良いかも。
アルデウェラ展望台(Mirador de Aldehuela)の向かいから見た昼のヌエボ橋。
展望台向かいから夜のヌエボ橋はこんな感じ。
ロンダのビエホ橋
ロンダと言えばヌエボ橋(新しい橋という意味)が観光名所として知られていますが、ビエホ橋(古い橋)も実はあります。
アルデウェラ展望台(Mirador de Aldehuela)からヌエボ橋と逆側を見ると、右手の下の方に小さい橋が見えます。それがビエホ橋です。わかりますかね?
下にある橋がビエホ橋(古い橋)ということは、下から町を作って上にどんどん増やしていったのかな。
ロンダのクリスマスイルミネーション
クリスマスシーズンは、スペインのどんな小さな村でもイルミネーションの装飾があります。フリヒリアナにもあったくらいだから、本当にスペインのどこの村でもイルミネーションがあるのだと思います。
ちなみにイルミネーションで電気を使いすぎるので、RENFE(スペイン国鉄)が遅延するなどの支障が出ているそうです。それはそれで問題な気がするが。
でも、スペインはクリスマスイルミネーションに賭けてるってことですね!
ロンダのイルミネーションはこじんまりしていてかわいかったです。
ロンダはスペインの人気観光地であるけど、町は小さくて都会化していないから、イルミネーションが映えると思う。
都会のイルミネーションより田舎の素朴なイルミネーションの方が私は好きかも。
ひときわ目立つヌエボ橋近くのイルミネーションは、ヌエボ橋の隣にあるロンダの国営ホテル「パラドール デ ロンダ」のイルミネーションです。
マネーに余裕のある人は是非「パラドール デ ロンダ」に宿泊を。とても良きホテルです。
◆Prador de Ronda/パラドール デ ロンダ
住所:Plaza España, Ronda
電話番号:952 877 500
星の数:★★★★
ロンダのスペイン最古の闘牛場
今回素通りしましたが、ロンダにはスペイン最古の闘牛場があります。ロンダでヌエボ橋以外の観光名所と言えばここかな。
スペインの有名な闘牛士で晩年は闘牛の指導者もしていたらしいペドロ・ロメロさんは、ロンダの出身だそうです。
ロンダの闘牛場はヌエボ橋の近くにあります。この像の前で、一生懸命自撮りに奮闘する「自撮り少年」に遭遇。
ロンダの展望台
ロンダの展望台(Mirador de Ronda)は、ロンダの町の下に広がる大地が見渡せる気持ちのいい展望台です。観光客が集まっているので近くに行けばわかるはず。
ザ・自然。こういう緑豊かな大地を見ると、アンダルシアは田舎なんだな〜と思う。
ロンダの展望台からヌエボ橋は見えないけど、断崖絶壁の上にロンダの町があることがよーくわかります。
ヌエボ橋を下から見る
ヌエボ橋を下から撮影している写真を見たことがあったのだけど、どこから撮っているんだろうと疑問に思っていました。
今回、ヌエボ橋を下の角度から見られる場所に行くことができました!
駅方面(パラドールがある方)からヌエボ橋を渡って右折して少し歩いたところに、マリア・アウキシリアドーラ広場(Plaza de Maria Auxiliadora)があります。
その広場の奥を下って行くと、ヌエボ橋を下の角度から撮影することができます。
そうそう、このアングル!
車で遠くまで行って撮影しているのかと思ってたワ。しかし、本当すごい高さの橋と崖です。
下る距離はそんなにありませんが、柵などはなく歩道が整備されているわけではないので、歩くときは気をつけてね。スニーカーじゃなくても大丈夫だけど、滑る靴はやめておいた方が良いです。
この近くです。
ロンダへの行き方
以前にセビリアからロンダまでバスで行った時、行きも帰りもとても車酔いしたのです。
だから、今回車でアクセスするのにちょっと緊張。マラガ方面からロンダへ車でアクセスしたのですが、今回は車酔いしませんでした。
セビリアからロンダに向かう道だととても揺れるのか、バスだからすごく酔ったのかは謎。
ロンダはアンダルシアの各都市からバスや電車でアクセスできます。セビリア・マラガ・グラナダ・コルドバ・カディス・ヘレスからロンダへの行き方はこちらに書きました。
ロンダのバスターミナル・鉄道駅から中心部へ
ロンダのバスターミナル、または鉄道駅からヌエボ橋がある観光中心部までは歩いて15分くらいです。
ロンダの町中は目印となるものはあまりないのですが、「中心部に行きたい」「Quiero ir al centro.(キエロ イール アル セントロ)」と歩いている人に聞けば教えてくれると思います。
夜が美しいロンダ
崖の上に立つ美しい町 ロンダ。
私は夜のロンダの静かな感じと、ライトアップされたヌエボ橋が好きでした。
セビリアより気温が低くて寒いけど、その分ロンダは空気が澄んでいる気がして、星も近くに感じたな。
ロンダはセビリアやマラガから日帰りもできるけど、時間のある人はロンダのホテルに宿泊するのがおすすめです。
翌日は世にも珍しい「青い村」フスカルに行きました。
最後まで読んでくれてありがとう。
旅は続きます。
Hasta luegui!!!
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