アンダルシアから遠く離れたスペイン北部をレンタカーで横断する旅に出ました。しばし、moniの北スペイン旅行記にお付き合いくださいませ。
セビリアから飛行機で到着したのは、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。サンティアゴ巡礼の最終地点で有名な街です。
到着が昼だったのでまずは腹ごしらえ。
ガリシア地方は在住者さんのブログなどでたくさんの情報が得られるので、参考にさせていただきながら行きたいバルや食べたいタパスを選びました。
というわけで、サンティアゴ・デ・コンポステーラのバルで食べたもの!食の旅、スタート!
サンティアゴ・デ・コンポステーラのバルが集まる通り
サンティアゴ・デ・コンポステーラのバルは、大聖堂から南にのびる通り “Rúa da Raíña” にたくさんありました。
この通りを歩けば、惹かれるバルに出会えそう。ちょっと観光客向けっぽい感じもしますが。
私が到着したのは日曜の昼とあって、地元民もたくさん来てると思われるくらい混雑。バルで昼食をとるなら、早めの時間に入った方が良さそうです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの街並みは私が住むアンダルシアとは全然違い、外国な雰囲気を持ち合わせていたのでした。
ムール貝のタパスが有名なバル
ガリシア在住者さんや旅人さんのブログを見てなんとなくバルの候補をつけていたのですが、心底お腹が空いていたので、早々に「Cafe bar Trafalgar」に入りました。
「Cafe bar Trafalgar」は、ムール貝が有名なバルのようで、ムール貝のメニューが多いです。
外にはテラス席、店内の奥は食堂みたいな感じ。私たちはバーカウンターで食べることに。
割と暑かったので「ビールでしょ!」と、ご当地ビールのエストレージャガリシアを頼みました。
ビールと一緒に出てきたのは、ガリシア風のパイ包み(emapanada de galicia)。ツナ?が中に入ったトマト味のパイ包みでおいしかったっす。
ピリ辛ソースのムール貝
お店の入り口に “La Cueva del tigre rabioso” と書いてありますが、“Tigre Rabioso” とは看板メニューのピリ辛ムール貝のことです。
1皿だと15個、1/2皿で8個、タパだと2個のムール貝。迷っていたら、「タパでとりあえず頼んで気に入ったら追加で頼めば?」と言われたのでそうしました。
オレンジ色のソースは結構ピリ辛で、後からくる感じ。おそらくパプリカパウダーの辛さかな?
他にもムール貝を蒸した料理や、ムール貝にピーマンや玉ねぎのみじん切りが乗った料理あり。みんなムール貝を頼んでます。
ガリシア名物のピーマンの素揚げ
サンティアゴ・デ・コンポステーラでもう一つ食べたかった名物グルメは、ピーマンの素揚げです。“Pimientos de Padron” と呼ばれるやつ。
アンダルシアではあまり見かけず、バルセロナやマドリードではバルでもお見かけするピーマンの素揚げは、実はガリシアのご当地グルメ。
ピーマンとは言え、出てくるのはピーマンとししとうの間のようなサイズのピーマン。味はししとう寄りです。
立ち食いでサクッと食べるのにおすすめのバル。お一人様もOKな雰囲気。カウンターには2席だけ高イスがあるので、運が良ければ座れます。
住所:Travesa de Fonseca, 1, Santiago de Compostela
営業時間:月曜〜土曜 10:00-16:00 19:00-2:00/日曜 10:00-15:00
定休日:不定休
予算:10ユーロ〜/人
ご当地スイーツのタルタ・デ・サンティアゴが有名なケーキ屋
スペインのスイーツの中でまだ食べたことがなく、食べてみたいと思っていたケーキがあります。それは…
タルタ・デ・サンティアゴ(tarta de Santiago)と呼ばれるケーキ。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの修道院が発祥だそうで、砂糖で十字架が型どられた見た目の美しいケーキです。
と、事前にスペイン語のサイトで調べていきました。
複数のサイトで評価が高かったケーキ屋さんが、「Mercedes Mora」というお店。ムール貝のバルのすぐ裏手にあります。
お店の奥がカフェスペースになっていて、タルタ・デ・サンティアゴとコーヒーや紅茶が楽しめまっせ。WiFiも利用可。
ひと切れでこの大きさなので、2人ならひと切れで良いかも。
気になるタルタ・デ・サンティアゴの味はと言うと…
紅茶のお供にはいいかな〜と思いましたが、一緒に食べた友達は「ひとくちでいいや」とのことでした。笑。
ご当地サンティアゴで食べるから意味があるのだYO!!
お店の入り口では箱に入ったタルタ・デ・サンティアゴを買うこともできます。お土産に購入して、ホテルのお部屋でゆっくり楽しむのもありかな。
住所:Rúa do Vilar, 50, Santiago de Compostela
営業時間:月曜〜木曜 9:00-21:30/土曜・日曜 10:00-21:30
定休日:不定休
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂と「栄光の門」
ムール貝とピーマン、ケーキでお腹を満たした後は、事前に予約しておいたサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の「栄光の門」を見に大聖堂に向かいました。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂は想像していたよりも大きく、外見だけでも荘厳さに圧倒されます。
大聖堂の目の前には巡礼者たちがずらり。
みんなバックパックを枕にして寝そべって、大聖堂を見上げています。
サンティアゴ巡礼の最終地となるサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂。これまでの巡礼のことを思い出しながら、感慨深く見上げているのでしょうか。
大聖堂は現在修復作業中で中の見学に制限があるので、中はサラッと見て「栄光の門」の見学に向かいました。
「栄光の門」の見学は、事前に予約した指定時間にしか入れません。指定時間になったら大聖堂正面横の入り口から、見学ルートに入場します。
▷ サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のチケット予約サイト
※ “Pórtico de la Gloria”と書かれているのが栄光の門です。
「栄光の門」のツアーは撮影禁止。サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を完成させたと言われるマテオ氏の傑作は、この目で焼き付けましょ。
見学ツアーはオールスペイン語でした。スペイン語がわかる人でも、建築や歴史の知識がないと結構難しいかも。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の隣にあるパラドール
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の隣には、パラドールがあります。
サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドールはスペインで1・2を争う人気のパラドール。パラドールの中は宿泊者しか入れません。
外にはテラス席のカフェがあり、ここでもタルタ・デ・サンティアゴを食べることができます。
なんとなく後から作った感があってお茶しませんでしたが、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を見ながらタルタ・デ・サンティアゴを食べるというのもいいかもしれませんね。
サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドールは、ほとんどが宿泊者専用スペースになっていて観光客は入れません。かつては巡礼者の宿泊施設だったそうですが、15世紀の建物を利用した立派なパラドール。宿泊者だけが見られるパラドールの世界を楽しみたい人におすすめします。
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サンティアゴ・デ・コンポステーラで食べておくべきもの
ムール貝とピーマン、ケーキの他にサンティアゴ・デ・コンポステーラでは、ガリシアのタコもよく食べられるそうです。
バルやレストランにはタコ料理のメニューが目立つし、テラスでもタコのガリシア風を食べている人たくさん。
私たちは夕食でタコを食べる予定があったのでお昼にタコは食べませんでしたが、ガリシアでサンティアゴ・デ・コンポステーラにしか行かない人は、タコ料理を食べておいても良いかと思います。
ピーマン素揚げはサンティアゴ・デ・コンポステーラの名物グルメなので、ぜひご当地で食べたいですね。スイーツ好きならタルタ・デ・サンティアゴも。
さて、この後はタコの村に移動、そしてスペインで温泉にも入りました。
旅は続きます。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
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そんなに大きくない街だったので、どこのホテルに泊まっても不便はなさそうですが、大聖堂周辺の旧市街地が雰囲気があって良いでしょう。
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