旅行や留学でスペインに滞在するなら、コンセント(電源)形状や電圧について知っておく必要があります。
スペインの家電量販店や中国人雑貨店でも買えますが、日本から持っていくのがおすすめです。到着してすぐスマホとか充電したいしね。
というわけで、スペインのコンセント(電源)形状と電圧についてと、旅行や留学でスペインに来る前に買っておくべきものをご紹介します。
スペインのコンセント形状はCタイプとSEタイプ
スペインのコンセント形状はCタイプとSEタイプです。丸い2つの穴があるタイプの電源。
CタイプとSEタイプの違いは、よく見ないとわかりません。
Cタイプの方が少しプラグの部分が細く、SEタイプの方が太いです。左がCタイプ、右がSEタイプ。
感覚的にはスペインの家庭はほとんどSEタイプで、太いプラグが挿さります。
でもCタイプでも問題なく挿さる。中はちょっとスカスカしているのかもしれませんが。
アース極がついたタイプもありますが、スペインのコンセントはCタイプとSEタイプと思っておけば間違いないです。
コンセントの形が日本と違うので変換プラグは必要
日本はAタイプの電源で、スペインはコンセントの形状が全く異なるので、日本の電化製品をスペインで使うなら変換プラグは必要です。
CタイプとSEタイプのどちらを買うべきか?
できれば、CタイプとSEタイプのどちらのプラグも買っておくと安心です。
Cタイプの方がプラグが細いので、Cタイプの電源にSEタイプの変換プラグは挿さりません。SEタイプの電源にCタイプのプラグは挿さりますが、実はちょっと不安定です。
CタイプとSEタイプの両方の変換プラグを持っていけば、コンセントの形状に合わせて使い分けることができるので安心ですね。
スペインの電圧は違うけど変圧器は意外と不要
海外は電圧が違うから、必ず変圧器が必要なはず…とかつて思っていたのは私です。
日本の電圧は100V、スペインの電圧は220V。電圧が異なるので、変圧器が必要に思えますよね。
実は最近の電化製品は変圧器が不要なものも多いです。
電源アダプタにAC100V-240Vと書いてあるものは、変圧器がいらないのです。
iPhoneなどスマホの充電器や最近のパソコンは、「AC100V-240V」と書かれていることが多いので、その場合はスペインで利用するのに変圧器は不要。
電源アダプタに「AC100V」とのみ書かれている電化製品は、変圧器を通さないと使えないのでご注意ください。
変圧器が必要な電化製品を変圧器なしで使うと、ショートして電化製品が壊れたり、火が出たりするので危険です。注意してね。
ちなみに私が持ってきた日本の家電の中で変圧器が必要だったものは、「アースノーマット」です。変圧器持ってきてなかったから使えなかった…。
ドライヤーは海外対応のものを買おう
ドライヤーなど消費電力が大きい電化製品は、かなり大きく高額な変圧器が必要です。
大きくて重たいと持っていくの大変。ドライヤーのために変圧器にお金をかけるなら、海外対応のドライヤーを買ってしまった方が安いです。
海外対応のドライヤーは日本でも使える優れもの。Cタイプの変換プラグが付属されていて、すぐにスペインでも使うことができるのでおすすめです!
延長コードも持っておくと便利
スペインでお世話になる部屋や、小さなオスタルやドミトリーは、電源の数が足りないことがあります。
そんなときは延長コードがあると便利!
延長コードはスペインでも買えますが、コンパクトなものが良かったら日本で海外対応の延長コードを買っていくのも手です。
電圧はAC110-250Vに対応しています。差し込み口用の変換プラグは必要。
延長コードについての注意
・ほこりっぽい場所やゴミで溢れる場所で使わない→発火の恐れ
・ずっとコンセントを挿しっぱなしにしない→ほこりがたまって危険
スペインのバルでは電源を貸してくれる
日本の飲食店やカフェで勝手に電源を使っていたら注意されることもありますが、スペインのバルは寛容で、電源を使わせてくれます。
しれっとコンセントでスマホの充電していてもたいてい何も言われませんが、気になる場合はひとこと「電源使わせて」と言っておくと礼儀良しですね。
充電が足りなくなって困ったときは、バルやカフェに駆け込もう!ドリンク一杯頼むといいですね。
スペインにはCタイプ・SEタイプの変換プラグを持ってこよう
日本のスマホやパソコンの電圧は、スペインでも対応できる「100V-240V」になっていることが多いです。だから、日本の電化製品はスマホとパソコンしか使わないなら変圧器は不要。
コンセントの形状が異なるので、電源の変換プラグは必須です。
CタイプまたはSEタイプの変換プラグを持って行きましょう。Cタイプがあれば、大体の電源で使えるはずです。
最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!
コメント
コメント一覧 (3件)
いつも楽しみに読ませてもらっている者です。
で、以前から気になってて、お聞きしたいことがあります。
本文最後の締めくくりの、‘Hasta luegui’のluegiについてです。
luegoとの違いってあるんでしょうか?
距離感?親しみ易さ?
良ければお教え下さい。
では、暑い日が続きますが、これからも現地情報お待ちしています。
> 頑張って西語マスターしよっ さん
ブログ読んでいただきありがとうございます!
lueguiとluegoは全く同じです。
diminutivoというやつですが、以前の同居人が何でもdiminutivoをつける子で私も癖がうつりました。笑。
casa → casita
ahora → ahorita
など、ちょっとかわいらしく言う時に使うイメージです。確かに親しみやすい感じがします。
coca cola(コカコーラ)をcoca colita(コカコリータ)と言う人もいました。笑。
またお時間のある時にブログに遊びにきてください(^^)
コメントありがとうございました!
ご丁寧に返信いただきありがとうございます。
謎が解けて良かったです。
ありがとうございました。