フラメンコの踊り方の癖は「こう踊りたい!」と強く思わないと直らない

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セビリアでフラメンコのクラスに通っています。

踊りクラス、歌のクラス、コンパスのクラスなどに通っていますが、今回はフラメンコの踊りについて最近気になっていること。

それは、踊り方の癖はクラスで先生から指摘されても、なかなか直しにくいということです。

いつも先生から同じことを注意される

という人(それはアタシか!)は、ちょっと足を止めて私の気まぐれ日記を読んでみてください。

目次

フラメンコのクラスで踊り方を注意されるのはありがたきこと

フラメンコのクラスではよく先生に踊り方の変な点や癖を注意されます。

足の向きが変とか、手がおざなりとか、首かしげてるとか、ここに書き切れないくらいもろもろ。

練習不足でできていないのとは別に、本人が気づいていないであろうおかしな癖をを先生が指摘してくれるのです。

注意されると書くとネガティブな印象がありますが、フラメンコのクラスでは注意されてなんぼ。

きちんと見てくれているということだし、注意するレベルにすら達していなかったら指摘してもらえません。

自分が好きで習っている先生に自分の踊り方を直接指導してもらえるなんて、とっても嬉しくありがたい機会なのです。

長年の踊り方で染み付いた癖はなかなか直らない問題

先生からクラスでたくさん指摘を受けるのに、毎回同じことを注意されるのに、長年の踊り方で染み付いた癖はなかなか直らないという問題にぶち当たります。

moni
もう何年も気づいている癖がありますが、未だに直せません。。。

フラメンコを初めて間もない人の方が、踊り方の癖がまだ凝り固まっていないので、早く直すことができるのかもしれません。

しかし、フラメンコ歴10年を超えていたりすると、踊り方の変な癖はかなりのくせ者。ちょっとやそっとじゃ直りません。

先生も「毎回注意してんな〜」と思ってるんだろうけど、毎回同じことを指摘されます。汗。

指摘されて「あーそうだった」と気がつくのですが、しばらくするとまた忘れて次のクラスで注意される。変な癖が直らないループに陥ります。

踊り方の癖を直すには「こう踊りたい!」の理想が大切

もう何年もフラメンコを勉強しているのになかなか直らない癖がたくさんあって、最近やっと癖を直すのにもコツがいるんだなと気づき始めました…。

moni
おそっ。。。っていう指摘は受け付けます。へい。

クラスで何度も踊り方の癖を直すにはどうしたら良いのか。それは、

「この変な点を直して、私はこう踊りたいのだ!」の理想を強く持つことが大切なのだと思います。

好きな踊り手さんがいるはず。
その踊り手さんの踊り方に憧れて、そんな風に踊りたいと思う気持ちもあるはず。

理想のイメージが強くあると、自分がクラスで踊るときにその理想のイメージが出てくる。毎回意識できるってことです。

逆に理想のイメージがないと、指摘されたそのときは意識するけど、クラスから出て数時間経つと忘れちゃったりするのです。

moni
「こう踊りたい!」と強く思わないと、イメージって頭に定着しないんだなということを最近ひしひしと感じている次第です。

よく先生たちに指摘される変な癖を直すために、最近私が意識していることは以下です。

直したい踊り方の具体的なイメージを持つ

漠然と「こんな風に踊りたい」ではなく、この踊り手さんのこの部分の踊り方が好き!という風にまずは掘り下げて行きます。

直したい部分の踊り方を、自分の好きな踊り手さんはどのようにやっているのだろう。

この具体的なイメージを持つところから始めます。

自主練の前にイメトレ

自主練でその癖を直す練習をする前に、Youtubeの動画を見たりしてイメトレ。

「こんな踊り方をしたい」を再度明確にします。

クラスで踊るときも具体的なイメージを思い出す

クラスで踊るときも、好きな踊り手さんの踊り方を思い出しながら、直したい癖の部分は特に頭に描くイメージを大切にします。

目の前にいる先生が憧れの踊り手さんのことも多々あるはず。

先生がクラスで一緒に踊ってくれるときは、いつも注意される自分の変な癖の部分を先生はどうやってるのかなとジッと観察します。

理想のイメージを持つのは大切だけどコピーは反対派

フラメンコの踊り方の癖を直したかったら、理想のイメージを強く持つのが大切なんだなと思っていますが、お手本となる人のコピーをするのは反対派です。

変な癖が直ったら、そこから先は自分の問題。

あまりに好きな踊り手さんだと、ついつい全部同じように踊りたくなっちゃうし、クラスで何回も見るから踊り方がどうしても似てきたりすることがあります。

でも、ほとんどの先生がクラスで

「私/僕と同じようにやらなくていい。各個人の持ち味を活かしてやりなさい。」

と言うように、その人らしさ、その人にしかできない踊り方、がフラメンコにおいてはとても大切だということも、身にしみて感じております。

前にファルキートがクラスで言っていた言葉が印象的でした。

moni
変な癖はきちんと直しつつ、自分らしい踊り方を模索することもフラメンコの長い道のりの一つだな。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

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この記事を書いた人

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし▷2024年東京大学文学部に学士入学して現在は美学芸術学専修の3年生。好きな言葉は「我々は無理をしない」のふなっしー推しなっし。多言語学習中。X(twitter)は悩める大学生活や勉強に関するポスト多め。

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