日本語と逆!スペイン語の否定疑問文の答え方

日本語と逆!スペイン語の否定疑問文の答え方
スペイン語

スペイン語の否定疑問文は、返答の仕方が日本語と逆になります。

〜しないんですか?
〜ではないんですか?

このような否定の疑問文で質問された時に、日本語だともちろん答えられるけど、英語やスペイン語だと戸惑うという人はいるはず。私はそうでした。

どうしても日本語の癖が抜けなくて、「Si!」と言った後に「あれ?違うかな?うーんとNo」「やっぱSi」などと答えたりして、「どっちだよ!」と突っ込まれておりました。

体と口が感覚を覚えてしまえば簡単なんですが、意外と最初の方はこんがらがってしまうスペイン語の否定疑問文についてまとめてみます。

否定疑問文とは

否定疑問文とは、否定の言葉(〜ない)が入った疑問文のことです。

〜しないんですか?
〜ではないんですか?

日本語でも日常でよく使われる疑問系の形なので、聞いたことある人が多いと思います。

スペイン語では以下のような文が否定疑問文です。

¿No vas al concierto?
コンサートに行かないの?
¿No te gusta el chocolate?
チョコレート好きじゃないんですか?

普通の疑問文の頭に否定の「No」を追加するだけなので、否定疑問文の語順は簡単ですね。

否定疑問文への答え方

スペイン語の否定疑問文への返答の仕方は、日本語の否定疑問文の答え方と逆になります。

日本語の否定疑問文の答え方

ここで我らが母国語日本語の否定疑問文をおさらいしてみよう。

日本語の否定疑問文に対する答え方は、「疑問文の中で否定されている部分に対してどう思うか?」という視点で決まります。

コンサートに「行かない」の?
うん(「行かない」を肯定する)行かない
いいえ(「行かない」を否定する)行くよ
チョコレート「好きじゃない」の?
うん(「好きじゃない」を肯定する)好きじゃない
いいえ(「好きじゃない」を否定する)好きだよ

日本語の否定疑問文への返答は、「うん」と肯定的なことを言いながら「行かない」という逆説的な否定文が続くという、チグハグな印象を受ける文に仕上がります。

こうやって見ると、日本語の方がややこしいのかもね。

スペイン語の否定疑問文の答え方

スペイン語の否定疑問文は、疑問文の中で否定となっている部分には注目しません。

その動作を「する」「しない」、またはそのこと自体を「肯定する」「否定する」の視点で答え方が決まります。

¿No vas al concierto?
コンサートに行かないの?

Si voy.
はい、行きます。
(行くという動作をする)

No, no voy.
いいえ、行きません。
(行くという動作をしない)

日本語が「行かない」という一部分に着目して答えているのに対し、スペイン語では「コンサートに行くかどうか」全体に対しての答えを言っています。

¿No te gusta el chocolate?
チョコレート好きじゃないんですか?

Si, me gusta.
うん、好き。
(そのことを肯定)

No, no me gusta.
ううん、好きじゃない。
(そのことを否定)

こちらも同じで「チョコレートが好きか?」という全体に対しての答えです。

Siと答えたらその後は肯定文、Noと答えたら否定文になります。

つまり「No, me gusta.」とは答えないということですね。No(否定)とme gusta(肯定)で答えたら「どっちなんだい!」となります。

スペイン語の答え方の方が、日本語の答え方よりわかりやすい気がしますね。イエスかノーかがはっきりわかる答え方。

つまり否定疑問文ではなく、通常の疑問文と答え方は同じということです。

¿Te gusta el chocolate?
チョコレート好きですか?

Si, me gusta.
うん、好き。

No, no me gusta.
ううん、好きじゃない。

じゃあなんで否定疑問文を使うんだ?と言う疑問が生まれます。

なぜ否定疑問文があるかと言うと、行動に対して否定疑問文を使った場合は「〜しようよ」という「Vamos」的なニュアンスが入ることがあるからです。

¿No vas al concierto?
コンサートに行かないの?
(一緒にいこーよー)

という誘いの文にも否定疑問文は使われるということですね。

否定疑問文は普通の疑問文と考える

初めの方はスペイン語で否定疑問文が出てきた時に、一旦「・・・」と考えてから回答することも多かったですが、今は慣れました。

私がどのように否定疑問文を覚えたかと言うと、質問されている動作を「するならSi」「しないならNo」と本能的な覚え方をしました。

もう一つの覚え方は、否定疑問文の否定を取ってしまい、普通の疑問文だと思って回答する方法があると思います。どちらも考え方は結局同じです。

スペイン語の否定疑問文に戸惑う人は参考にしてみてね。

最後まで読んでくれてありがとう。
Hasta luegui!!!

丁寧なお願い表現は答え方が否定疑問文と異なるので要注意です。

関連記事 ▷ スペイン語の丁寧なお願い表現 ¿Te importaría? と答え方

moni

スペイン語とスペイン文化+αを学ぶため、会社を退職して2015年〜2021年までスペインのセビージャ暮らし。スペイン生活の中で気づいたこと、セビージャのこと...

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